毎週盛り上がっているドラマ『相棒21』。ここでは、2022年11月9日に放送された第5話「眠る爆弾」についてのネタバレあらすじを紹介しています。
また、相棒大好きである私が「相変わらず相棒だー!!」と感じた見どころと感想もまとめました。ぜひ読んでみてください。
相棒21 第5話「眠る爆弾」ネタバレあらすじ
【第5話 30秒PR】
いよいよ今週放送💣#相棒 season21
第5話『眠る爆弾』
11月9日(水)よる9時暴走する爆弾犯‼️
女子学生の死亡事故に隠された真実とは…
危険な頭脳戦に特命係が挑む🔥#水谷豊 #寺脇康文#aibou🔻PRをチェック🔻 pic.twitter.com/Z2jNE90s1S
— 相棒 (@AibouNow) November 7, 2022
相棒21 第5話「眠る爆弾」のネタバレあらすじを紹介します。
城南大学で不審物が爆発するという事件が発生。幸いにもけが人は出なかった。犯人は顔を出したうえで、次は人が死ぬ爆発を準備しているという動画を警察に送りつけてきた。
爆弾犯の名前は平山翔太。城南大学の理工学部の学生であることがわかった。
<平山の部屋の捜査>
捜査一課は平山の部屋を捜索。いつも通り特命係も勝手に捜査に加わっている。
部屋からは、「チェックバルブ」というガスの逆流を防ぐための実験装置が見つかった。
<城南大学での捜査>
城南大学では先月、実験中の女子学生・森原真希が爆発事故で死亡するという事件が起きている。
それを知った右京と亀山は、事故について詳しい話を聞くため、平山と事故死した真希が所属するゼミの野々村教授の研究室を訪れる。
捜査一課も一緒に話を聞いていると、平山から野々村教授に着信が入った。
「准教授である三沢を監禁しており、その三沢に爆弾を仕掛けた」
そして平山は、三沢を助けたいなら大学のホームページで真希の事故の真相を公表するように要求してきた。
捜査一課と特命係は当然、平山が言う「真相」について野々村に尋ねる。明らかに怪しそうだが、野々村は「知らない」の一点張り。
<事故現場での捜査>
右京と亀山は、真希が爆発事故で死亡した実験室を調べていた。
事故で崩れてしまった天井もそのままの状態である。
状況から見て、真希の死亡原因は「クラッシュシンドローム」。長時間体を圧迫されている間に血液に毒素が蓄積され、急に圧迫を外すと毒素が全身にまわり死亡してしまうという症状だった。
<2人の学生からの証言>
2人の学生からの話では、三沢と真希は男女の関係を疑われるような噂もあるということだった。
右京はその学生たちに、事故で崩れた天井が修理されていないことについても尋ねると、お金がないからだろうという答えが返ってきた。
<監禁の様子を写した画像>
右京は角田課長を経由して、警察に送られてきた三沢が監禁されている様子の画像を見る。
すると彼の下半身には毛布がかけられていた。
<三沢の家での捜査>
一方、亀山は三沢の自宅へ行き、三沢の妻である史子から話を聞いていた。
平山と真希は三沢と共同研究をしており、3人はとても仲がよかったということがわかる。
「研究のための予算が少ない」という三沢の愚痴も、平山と真希はよく聞いてくれていたと言う。
そんな中、史子のスマホに平山からメールが届く。内容は「三沢を助けるためには指定した高田馬場のビルまで一人で来るように」というものだった。
亀山に気づかれないように、史子は窓から家を出た。
<三沢准教授と平山>
三沢准教授を監禁中の平山。縛り上げた三沢に対して、「真希を殺したのはあなたですね?」と尋ねる。
平山は、三沢が野々村に「真希を殺したのは自分だ」と告白するのを聞いていたのだ。
<眠る爆弾>
警察は監禁場所を特定。捜査一課もそこへ向かう中、右京も亀山にすぐに監禁場所へ向かうように指示をする。
右京の推理によると、三沢は下半身を拘束されており、史子にその拘束を急に解かせることで「クラッシュシンドローム」を起こさせようとしているという。
亀山は眠っている爆弾が起こされるのを阻止しなければならない。
<三沢の救出>
史子は平山から指定された場所へ到着していた。そして夫・三沢の姿を確認してかけよる。
毛布をめくると足がしっかりと固定されているのを見つけた。
史子が拘束を解こうとしたまさにその時、亀山が駆けつけてそれを阻止。間一髪のところで三沢は命拾いとなった。
捜査一課も駆けつけ、三沢は病院に。同じころ平山は自首をしていた。
平山は、取り調べで真実を知ることになる。
<事故の真実>
真希の事故は自作によるものだった。
真希は研究費不足をわかってもらうために、古くなった「チェックバルブ」を使用したのだ。
そうすることで、古くて事故の危険がある実験器具を使うしかないという状況が知れ渡り、大学の資金不足を広く知ってもらおうという試みだった。
爆発が起きる前に逃げようと思っていた真希だったが、逃げ遅れて失敗してしてしまったのだ。
真相に気づいた三沢は、自分が予算不足を愚痴ったからだと責任を感じ、野々村に「自分が殺してしまった」という言い方をしてしまったのだ。
そして、真希の死を無駄にしないために真実を隠ぺいするという道を選ぶことに。
真希は平山と一緒に研究を支えていきたいという熱意に溢れていた。その一途な熱意が、今回の悲しい事件を引き起こすことにつながってしまった。
相棒21 第5話「眠る爆弾」 見どころ&感想「相変わらず相棒だー!」
今日は「相棒day」第5話「眠る爆弾」
今シリーズは面白い👍✨🤣・😍
やっと特命係とトリオTHE捜一のコンビプレーが面白い👍✨🤣・😍
最初はこうだったんだよな~👍✨🤣・😍 pic.twitter.com/zhxAuhnKaI— せんちゅりー☆S60💛 (@century_s60) November 9, 2022
2022年11月9日に放送された相棒21第5話「眠る爆弾」。今回も見ごたえのある内容でした。見終わった後にタイトルを見ても「なるほど」と思えます。
たくさんある見どころと感想の中から私が「相変わらず相棒だー!!」と思ったポイントを紹介します。
想定外な結末
予想通りにはならない結末を迎えるのが相棒です。シーズン1からずっと見ている私ですが、結末予想が当たったことはございません。
今回も完全に「不倫もの」と決めつけていた私。「同級生男子より年上のおじさんがいいと思っちゃうのあるある~♪」なんて思っていた前半の自分が恥ずかしい。真実は、ただの色恋沙汰ではなくもっともっと深い内容が絡んだ結末でした。予想ができない結末を持ってきてくれるところが「相変わらず相棒だー!!」

恋愛脳ですみません。
フィクションの中のノンフィクション
今回の爆弾騒ぎの根底になったのは「大学の助成金」です。
物語に出てきた大学は理系の私立大学で、研究費が不足しているという状況が騒動の発端となりました。理系でもない私は全く知りませんでしたが、大学の助成金不足問題は現代のリアル世界でも深刻な問題になっています。
ドラマの内容はもちろんフィクションなんですが、ストーリーの中に現実の社会問題をテーマとして入れてくるのは『相棒』ではよくあることです。
それによりただ見るだけでなく見終わった後も深く考えたり、気になってその問題について調べたりするのです。
見るだけで終わらせない興味深いテーマ。「相変わらず相棒だー!!」と感じました。

知らなかった助成金問題を知ることができました。
「知る」を始めることができるのも『相棒』のいいところ。
もはやレギュラーな城南大学
爆弾事件の舞台となった城南大学。相棒では何度も登場している大学です。もちろん事件付きで。
何度も何度も事件が起きちゃう城南大学ということで、Twitterでもツッコミが多発していました。
相棒界の城南大学ってコナンの米花町みたいなもんだよな#aibou
— ラムネ過激派 (@fishbar_ramkan) November 9, 2022
相棒世界の城南大学って金田一少年の事件簿における不動高校並に事件発生率高いな#相棒#aibou
— るりこ。@ドギマギポッポルーのちsoffiveからのUMake♪ (@Raidem12) November 9, 2022
多くの相棒ファンが「またかー!」と思ったことでしょう。すっかりレギュラー大学になりました。
ちなみにこの「城南大学」は相棒だけではなく、ウルトラマンや仮面ライダーなどの特撮シリーズでよく使われている、完全フィクションの大学だそうです。テレビ朝日の御用達の大学ということですかね。右京さんが出入りしてくれるなら私も入学したいです。
大学と言えば「城南大学」を使っちゃうところ。「相変わらず相棒だー!!」!

他作品には在校生や卒業生も登場します。
みんなハイスペックなので偏差値が高い大学なのかも。

本日のイタミンの名文句
【伊丹憲一簡単まとめ】
•捜査一課刑事
•アダ名はイタミン
•亀山&益子と同期
•独身&彼女なし
•戦闘力は低いが剣道は強い
•催眠術に弱い
•好みは叱ってくれる系
•婚活パーティーや合コンにも参加
•私服はグラサンと赤いコート
•特命係が来ると背中が痒くなる#aibou #相棒 pic.twitter.com/oASXqdsZp7— Naoki (@aiboulove1217) December 12, 2018
個人的に吹いたので書きたかったイタミンの一言。
「バ亀」
捜査一課の3人が犯人の部屋を調べていた時に、いつものようにひょっこり登場する特命係。そんな亀山に伊丹刑事が言った一言でした。
「バカの亀山」を省略したのでしょう。言われた亀ちゃん本人も周りのメンバーも、いつもの仲悪い2人のやり取りのため無視ですが、私的には初めて出た「バ亀」に笑ってしまいました。
亀ちゃんの顔を見れば何かしらの文句つけてくるイタミンです。本当は大好きなくせに。
また次の名文句も期待しています。

亀ちゃんとイタミンのやり取りは相棒名物ですね。
まとめ
相棒21 第5話「眠る爆弾」ネタバレあらすじを紹介しました。
「相変わらず相棒だー!!」と感じた見どころと感想を紹介しました。
- 想定外な結末
- フィクションの中のノンフィクション
- もはやレギュラーな城南大学
個人的に吹いた伊丹刑事の名文句は「バ亀」です。
殺人は起こらなかったことはよかったですが、学生が死んでしまうという事故を考えると、ちょっと悲しいお話だったと思います。
このお話で、私のように大学の助成金問題について知れたという人もいるかもしれません。
今、私たちの周りにある問題を教えてくれるのも『相棒』のいいところですね。