【最高だったぞ目黒漣!!】ドラマ『トリリオンゲーム』第10話(最終回)ネタバレあらすじ　続編はある?

ハルはガクからの連絡で、トリリオンゲーム社の顧客情報などのほぼ全てのデータが盗まれたと連絡を受ける。
そんなハルの目の前では、黒龍一真が不気味に微笑んでいた。
黙っているハルに黒龍一真は、「株を買い取ってやる」と言う。
そして、「断れば、仲間全員が地獄に落ちる」と脅してきた。

<社長・高橋凛々の辞職>

高橋凛々は、情報漏洩の責任を取って、トリリオンゲーム社の社長を辞職。同時に、トリリオンゲーム社を去ることになった。
凛々はハルとガクに、何とかピンチを乗り切ってほしいと言って、トリリオンゲーム社を後にする。

<長瀬とキリカ>

情報漏洩の手伝いをしたのは、キリカの秘書である長瀬。長瀬はキリカを本社に戻してくれるという約束の元、黒龍一真の指示で、トリリオンゲーム社の情報漏洩に加担していた。
しかし、全てが終わった後、黒龍一真からは、キリカを本社に戻す約束はしていないと言われてしまう。
キリカに頭を下げる長瀬。辞める覚悟だったが、キリカは「勝手に辞めることは許さない。あなたは私の秘書でしょ」と告げる。

<ハルの行動>

トリリオンゲーム社の株価は下がりまくる。
SNSでも評判はがた落ちという状態だった。
ハルとガクと祁答院は、この事態にどうすることもできないでいた。
そこへ、キリカを引き連れた黒龍一真がやってくる。
3人に、株の売却を迫る黒龍一真。
すると、ハルは膝をつき、自分は株を売却すると答え始める。
そして、ドラゴンバンクの役員にして欲しいと黒龍一真に要求した。

そんなハルにガクは詰め寄り、凛々との約束はどうするのかと問い詰める。
しかし、ハルは、「忘れた」と言って部屋を出て行ってしまった。

<買収されたトリリオンゲーム社>

トリリオンゲーム社は、ドラゴンバンクに買収された。
トリリオンゲーム社のオフィスには、ドラゴンバンクの社員たちがやってくる。その中には取締役として、ハルの姿もあった。
ハルは、新社長として橘という人物を紹介する。
ゲーム事業部では、桜や蛇島たちは、クリエイターとしてではなく、ゲーム「ドラ娘」のバグチェックをさせられるなど、体制にも変化が現れる。

<ハルが買ってくれたイス>

ガクは、出社すると、自分のイスが変わっていることに気づく。ハルが最初にガクのために買ってくれたイスが、新しいものにかえられていたのだ。
慌ててイスを探しにいくガク。
ゴミ置き場で、イスを見つけ、ガクは、ハルと積み上げてきた日々を思い出し、涙を流した。

<ハルの本当の目的>

ガクは屋上にいた。
退職届を握りしめていたが、考えた末、破り捨てる。
そんなガクの前に、ハルが現れた。
ハルは、あるゴシップネタをガクに見せる。
それは、これまでもみ消しにされてきた、黒龍一真の悪事についての記事だった。
ハルは、これを世に出し、内部からドラゴンバンクをぶち壊すという計画を立てていたのだ。
黒龍一真の悪事の完全な証拠をつかむためには、ガクの力が必要となる。
ハルとガクは再び手を組み、打倒ドラゴンバンクのために動き始める。

<悪事の証拠集め>

ハルの協力のもと、ガクは、黒龍一真の社長室へ侵入。ハッキングで監視カメラの映像を消去し、不正の証拠となるデータをコピーした。

<作戦失敗>

桜や蛇島、YouTuberのオサバキ君など、トリリオンゲーム社に深く関わる社員たちは、同時刻に一斉に、黒龍一真の悪事についての情報をネットに流す。
しかし、アンチたちにより、フェイクニュースとしてどんどん削除されてしまい、黒龍一真の悪事が広めることは失敗してしまう。

<ドラゴンバンク緊急役員会>

ドラゴンバンクでは緊急役員会が開かれることになり、ガクとハルは黒龍一真によって呼び出される。
隠されていた監視カメラが見つかり、その映像には、ガクが社長室のパソコンからデータを盗む姿と、それをハルがフォローしている姿が映っていた。
黒龍一真は、2人にクビを言い渡す。
しかし、ハルは、「クビになるのは、あなただ」と言い始める。

<ハルの身を削った作戦>

ハルは、ドラゴンバンクの株主たちに、黒龍一真の悪事をちらつかせ、株を売るように手配していた。
さらに、売り出された株は、祁答院が海外の投資家たちに買うように勧めていた。
そして、その投資家たちの委任状を持った祁答院が登場する。
しかし、それでも過半数には及ばないと笑う黒龍一真。そんな黒龍一真の前に、ハルは映像を流す。
その映像には、黒龍一真が悪事を隠ぺいするように指示した姿がしっかりと映し出されていた。
そしてハルは、その場にいたキリカに、彼女が持っている株を譲ってくれと言う。
キリカが持っている6％の株を手にすれば、過半数に届くことになる。

<黒龍一真の失脚>

キリカは父親とドラゴンバンクを守るために、ハルに株を譲ることを決意した。
黒龍一真は、ハルのしたことはインサイダー取引であり、立派な犯罪行為だという言及する。
そんな黒龍一真に、ハルは「上等だ」と言い放った。
黒龍一真が役員たちに自分の悪事の口止めをすれば、それはハルのインサイダー取引についても隠ぺいするということになる。
黒龍一真は退任することを受け止めた。

<トリリオンゲーム社の復活>

ハルは、新社長にガクを指名する。そして、2人は、花屋で働く凛々を迎えに行った。

ガクは、妄想だと思っていたロードマップだが、ハルなら達成するのではと信じていた。
ガクは、これからも一緒にロードマップの続きを完成させていきたいとハルに伝える。
しかし、ハルの答えは、「それはできない」。
インサイダー取引をしてしまったハルが表に出てしまうと、会社にとってよくないからだ。
ハルは、ガクに任せて社長室を後にする。
キリカとすれ違うが、言葉をかわすことはない。
しかし、お互い分かったように微笑んでいた。

<それぞれの今とその先へ>

ドラゴンバンクは、トリリオンゲーム社の傘下になった。
しかし、そこにハルはいない。
ガクは、ハルは全ての罪を自分だけで被ったのだろうと考えていた。
トリリオンゲーム社の社長は、ガクが務めることになり、傘下となったドラゴンバンクの社長は、キリカが務めることになった。
そして、凛々は、蜜園社長の希望により、蜜園フラワーの社長を任されることになる。
祁答院はスペインで、水樹のアドバイスを聞きながら、有能な外国人相手に投資活動をしている。
それぞれがそれぞれの道で歩み始めた。

そして2年後ーー。

ガクは、自動販売機で飲み物を買おうとする際、お札を風で飛ばされてしまう。
それをキャッチしたのは、ハルだった。
突然現れたハルに驚くガク。
ハルはニヤッと笑い、そのままガクを車に乗せていく。
着いた場所は海。ハルは、ここはロードマップの続きの場所だと言う。

1兆ドル(トリリオンダラー)を稼ぐのはまだまだこれから。2人はハイタッチをして笑っていた。