【ジブリだな目黒漣!!】ドラマ『トリリオンゲーム』第8話ネタバレあらすじ　優勝キャストは？

トリリオンゲーム社は、アニメの世界配信でトップとなった。
授賞式に出席した、ネットテレビ事業部取締役・功刀から、トロフィーを受け取った社長・ガクは、静かに喜びを感じる。
功刀は、次回作の台本もガクに確認してもらうために差し出す。それは新作アニメ「風の丘の少女」の台本だった。
ガクは、「これもハルがいてくれたから実現したアニメだ」と思い返す。
思い返して、「ハルにも見せたかった」とつぶやくガク。
功刀は、そんなガクに、「ハルの事は気にするな」と声をかける・・

<D-REXとの対決>

動画配信サービス・D-REXのCEOとなったドラゴンバンク社のキリカは、大手家電メーカーと提携。そして、テレビのボタンにはD-REXの専用ボタンを設けることを発表。さらに、月額料金を1年間無料にするということを会見で発表した。

ガクと凛々は、D-REXにユーザーが流れてしまうことを心配する。
すると、ハルはそれに対抗するために、「ポポラ」のアニメを独占配信することを提案してきた。

ポポラは、世界的にも超有名なアニメ制作会社。世界の映画監督・宇佐美マリ率いるポポラ作品は、子どもから大人までみんなに愛されている。
そんなポポラ作品は、現在、配信を一切しておらず、作品を見に行くには、映画館へ行くかDVDを購入するかしかない。
ポポラ作品の独占配信は、まちがいなく、ドラゴンバンクを圧勝することになる。

<スタジオポポラ>

ハル・ガク・凛々の3人は、交渉のためにポポラのスタジオに行くことに。3人は、そこで、クリエイターたちに無理難題といえるような指示をする、宇佐美マリの姿を目にする。
そのワガママとこだわりは、噂以上のものだった。

ポポラのスタジオには、キリカの姿もあった。
キリカは、ポポラのプロデューサーである安住と、すでに新作アニメの契約を交わしたという。
しかも、制作アニメの内容は、ドラゴンバンクのゲーム「ドラゴン娘」をアニメ化したものだった。
出遅れてしまったトリリオンTVは、安住とも宇佐美ともろくな話もできずに帰ることに。
帰る間際、ハルは無造作に置かれていた「風の丘の少女」という作品の台本が目に入る。

<ハルとキリカ>

ハルは、キリカを食事に誘う。
「今日は俺が奢る」と言って、いつもの居酒屋で焼き鳥を頼むハル。仕事の話で対面しているが、2人はまるで普通のカップルのように食事を楽しむ。
キリカはハルに、ポポラの経営状況を教えてくれた。

キリカによると、ポポラはヒット作を多く生み出してはいるが、経営は火の車だという。
原因は、宇佐美のワガママ。こだわりが強すぎて、制作費がかさみ、赤字になった作品も多い。
スタジオは多額の借金を抱えている状態らしい。

キリカは、「ハルとガクが私のペットになるならトリリオンTVにポポラを譲る」と提案してきた。
ハルがそれを断ると、キリカは帰ってしまった。

<祁答院の選択>

トリリオンTVは、D-REXにどんどんユーザーを持って行かれ、広告収入は減少していた。
そんな中、黒龍一真から手を組もうと誘われていることを、祁答院はハルに打ち明けた。
祁答院は、ゴップロの社長であり、多くの社員を抱えている立場。社員を路頭に迷わすことはできないともハルに伝える。
ハルは、祁答院の言うことに納得し、「上手い話は受けてくれ」と言った。

「人生のギャンブルは倍率が高い方が燃える」
祁答院は、黒龍一真の誘いを断ることを選択する。

<風の丘の少女>

ハルはガクを連れて、再びポポラへ向かう。
そこで、「風の丘の少女」をトリリオンTVで配信しようと持ち掛けた。
「風の丘の少女」は、まだポポラを立ち上げたばかりの頃に、企画したアニメ作品。安住の発案で作られたが、資金がないため、そこでお蔵入りとなっていた。

ハルは、2人の思いがつまったこの作品を、世に出そうと宇佐美に提案。キリカが率いるD-REXと契約したアニメ制作が開始されるのは半年後なので、それまでに作ろうと誘ってきた。

「半年でできるわけない」と言う宇佐美に、ハルは、アメリカの大手アニメスタジオ「カリフォルニアランド」と提携したからできると言う。
ハルは、彼らは宇佐美となら仕事をすると言っているといい、ディレクターであるウォルトとのビデオ通話を準備。画面越しに、ウォルトが宇佐美に話しかけてきた。
さらに、「風の丘の少女」のワンシーンをアニメーションにした映像が流れ、宇佐美も目を離せなかった。

トリリオンゲーム社に戻ったハルとガク。そこに外国人のグループが入って来た。
ハルのおかげで京都に新幹線で行けると言って喜んでいる。
ウォルトはただのバックパッカーで、「カリフォルニアランド」の提携話は、全てハルがでっちあげたウソだった。

<ウソの暴露とハルの狙い>

ポポラとの契約を発表する会場で、凛々は宇佐美に流れを説明する。
そこへ、キリカが現れた。
キリカは、「カリフォルニアランド」がトリリオンTVと提携した事実はないことを説明。証拠も合わせ、全てハルが仕組んだ嘘だということを、宇佐美と安住の前で暴露した。

激怒した宇佐美は、「会見で全て言ってやる」とハルをにらみつける。
ハルは「どうぞ」と笑顔で言い、会見が始まってしまった。

宇佐美は宣言通り、トリリオンゲーム社は、嘘つきなイカサマ会社だとぶちまける。
そして、それに続けて、「風の丘の少女」という作品についても語り始めた。

「風の丘の少女」は、安住プロデューサーの自叙伝的な作品で、初めて見た時に心が震えた作品だった。
宇佐美は「安住のために、映画化する」と宣言し、トリリオンTVで独占配信することが正式に発表された。

半年間では無理なのでは？という指摘に対しては、ガクが対応。AIを使用することで、制作時間を大幅に減らすことができることを、映像を使って説明した。

トリリオンTVがD-REXより先に新作を配信してしまうのは、契約違反なる。
さらに、ポポラが抱える負債はどうするつもりかと問われるが、ハルはトリリオンTVが払うことを宣言。
ポポラの全作品をトリリオンTVが独占配信するので、それでまかなうと発表した。

宇佐美は「カリフォルニアランド」との提携話がウソだということをわかっていた。
そして、ハルの真の目的が、AIの技術を自分にプレゼンすることだったということもお見通しだった。
ただし、過去作品を独占配信するというのは、全く決まってなかった話。立ったまま、独占配信の契約を今、お願いするハル。無事に契約は結ばれた。

<黒龍一真>

D-REXの役員は、社長・黒龍一真の指示で、全員解雇となった。
キリカは社長室でに出向き、黒龍一真に説明を求めるが、差し出されたテレビのリモコンに、トリリオンTVの専用ボタンを見つけて言葉が出ない。
黒龍一真は、完全にお前の負けだと言い、彼らを呼べとキリかに命じた。

ハル・ガク・祁答院の3人は、黒龍一真の社長室へ呼び出される。
黒龍一真は、3人が持つトリリオンゲーム社の株式を700億で買い取ると言ってきた。
さらに、黒龍一真は、ハルにキリカと結婚して、黒龍家の人間になるように命じる。