【右京VS.詐欺師!! 】『相棒22』第8話「センチメンタル・ジャーニー」ネタバレあらすじ　感想＆見どころ

テレ朝の超人気ドラマ『相棒22』。絶好調で放送中です。

ここでは、2023年12月13日に放送された『相棒22』第8話「センチメンタル・ジャーニー」のネタバレあらすじをまとめています。

見どころや、ファンが気になったことなども紹介しています。ぜひ読んでみて下さい。

【右京VS.詐欺師!! 】『相棒22』第8話「センチメンタル・ジャーニー」ネタバレあらすじ

【第8話 PR】
いよいよ今週放送🚌💭#相棒 season22 第8話
『センチメンタル・ジャーニー』
12月13日(水)よる9時

右京が謎の老婦人と北へ逃避行⁉️
都内で起きた拉致事件との関係は…
特命係が驚くべき真相に迫る⚡️

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— 相棒 (@AibouNow) December 11, 2023

『相棒22』第8話「センチメンタル・ジャーニー」のネタバレあらすじを紹介します。

年配の女性が一人、高速バスのチケットを購入している。
行き先は弘前。手には、歩行を補助するための杖が握られていた。
女性がチケットを購入後、続けて窓口に現れたのは、杉下右京。杉下も同じく弘前行きのチケットを購入した。
杉下は、バスに乗り込むと、先ほどの年配の女性の隣に座る。
一人旅の客のふりをして、彼女に気さくに話しかける杉下。女性は、「尾上絹」と名乗り、結婚経験があるバツイチであることや、一人だけ娘がいたが、離婚後は会うことができていないことなどを教えてくれた。

<捜査開始>

特命係の一室では、角田課長が一人寝泊まりをしていた。
奥さんとケンカして、家に帰れないからだった。
そこに、ひょこっと出雲刑事が現れる。
2人はスルメを食べながら、仕事の話をする。
現在、捜査一課が追っているのは、連続強盗犯事件。車のナンバープレートを交換して逃走する手口らしい。
そこへ、角田課長のスマホが鳴った。
電話の相手は、杉下右京。杉下は、「尾上絹」という名前で犯歴がないか調べてくれとお願いしてきた。
角田課長は「尾上絹」という名前になんとなく憶えがある気がしている。。

<事件の概要>

角田課長は、「尾上絹」に犯歴が無かったことを伝えようと、杉下にかけ直すが、電話はつながらない。
そこで、角田課長は亀山薫に電話をすることに。
亀山は、強盗団のアジトらしき場所で、張り込みをしている最中だった。
亀山によると、杉下は、現在バスに乗っているから電話に出られないのと言う。
杉下と亀山の2人は、昨日、たまたま女性が車で拉致される現場を目撃していた。
連れ去られたのは若い女性で、一緒にいた年配の女性は、その場で何やら男から話しかけられていた。
亀山は拉致した車を尾行。そして杉下は、現場に残された女性を尾行することに。
その結果、杉下は、弘前行きのバスへ乗ることとなったのだ。
そして、亀山は、車を尾行した結果、強盗団のアジトへたどり着き、偽造のナンバープレートを発見した。
それを聞いていた出雲刑事は、すかさず反応。出雲刑事は、亀山が待機する場所へと向かった。

<尾上絹の正体>

出雲刑事は亀山と合流。そこへ車が入ってきて、降りてきた男は、若い女性を拉致した現場にいた男だと、亀山は確認した。
亀山は、角田課長にその男の写真を送信。すると、その男は、元関東漸央会の構成員で、磯貝直樹という名前。組の解散後は、詐欺に手を出していたという情報を教えてくれた。
その情報を亀山に伝えながら、角田課長は、「尾上絹」という名前を思い出す。
「尾上絹」というのは偽名で、10年前の大手不動産会社を相手にした詐欺事件の実行犯の一人が使った名前だった。
本名は、門脇多恵子といって、詐欺罪で逮捕されていたが、先週、仮釈放となっている。
詐欺の被害額は10億円にもおよんだ。
さらに、そのうちの1億円はいまだに見つかっていない。
このことは、角田課長から、亀山、そして、杉下にも伝えられた。

<多恵子の目的>

絹は、服役中に、一人の女性が面会に来たことを思い出していた。
女性は、後藤真奈と名乗り、自分が絹の孫娘にあたることを教えてくれた。
幼い頃に別れた一人娘。その子に子どもがいて、自分に会いに来てくれたことを絹は心から喜んだ。
釈放された絹を迎えに来てくれたのも真奈だった。
真奈は、歩きにくそうだったからと、杖をプレゼントしてくれた。
刑務所からの帰り道、絹は、もうすぐまとまったお金が入る予定があると、真奈に話していた。そこへ、いきなり真奈がさらわれてしまったのだ。

「まもってけろじゃおど・・」
いつのまにか、寝てしまっていた絹は、そんな寝言をつぶやき、うなされながら目をさました。
起きた絹に杉下は、「門脇多恵子さん」と声をかける。
刑事だったことを明かした杉下は、多恵子に、行方が分からなくなっている1億円について尋ねるが、多恵子は知らないと言う。
杉下は、一緒にいた女性が連れ去られたところを目撃したことを話し、全てを話してくれないかと頼んだが、多恵子は黙ったままだった。

<後藤真奈の正体>

張り込み中の亀山と出雲のもとには、伊丹と芹沢も合流していた。
4人で張り込みを続けていると、さらわれたはずの後藤真奈が、実行犯と一緒に笑いながら帰ってきた。
真奈は、さらわれたのではなく、実行犯側の人間だったのだ。
亀山と捜査一課の3人は、現場に踏み込むことを決意する。

バスは、トイレ休憩のために、サービスエリアに停まっていた。
杉下は、亀山から女性がグルだったと報告を受ける。
そして、バスに乗って、出発を待っていたが、隣に停車していたトラックに、多恵子が乗り込んでいるのを発見する。
急いで追いかけようとするが、トラックはそのまま出発してしまった。

亀山と捜査一課の3人は、アジトに踏み込み、磯貝直樹や真奈を確保する。
成りすましで騙すという卑劣なことをしたのに、全く反省していない真奈を、亀山は、強く叱りとばした。

<1億円の行方>

門脇多恵子は、河川敷を歩いていた。
立ち入り禁止となっている場所に入り、目的地までたどり着いた多恵子は、何もなくなっている風景に驚く。
そこには、多恵子の父のお墓があるはずだった。

立ち尽くす多恵子のもとに、杉下がパトカーで到着した。
「まもってけろじゃおど・・」
バスの中で多恵子がつぶやいたこの言葉は、「守ってくれ、お父さん」という意味。それに気づいた杉下は、父が眠るお墓に、1億円を隠したのだろうと推測し、ここへたどり着いたのだった。
しかし、墓地は、洪水で流されてしまったことを多恵子は知らなかった。
杉下は、多恵子に一連の真相について報告する。
多恵子は、小娘にだまされたと笑いながら、杖を投げ捨てた。

<その後>

特命係の一室にて、角田課長から送られてきた写真を見ている杉下と亀山。角田課長は、奥さんと仲直りをして、京都旅行に行っていた。
楽しそうな課長と奥さんの写真を眺めながら、杉下と亀山も楽しそうに笑っていた。

角田課長の離婚騒動に始まり、角田課長の仲直りで終わる回。

【聖地巡礼しよう!!】『相棒22』第8話「センチメンタル・ジャーニー」撮影場所・ロケ地情報

『相棒22』第8話「センチメンタル・ジャーニー」に出てきた撮影場所・ロケ地をまとめています。その場所に登場した役者名もいっしょに記しています。聖地巡礼やロケ地巡りにお役立てください。

【右京VS.詐欺師!! 】『相棒22』第8話「センチメンタル・ジャーニー」は久々の別行動編！

弘前まで高速バスで旅する老婆＆右京#相棒 #aibou pic.twitter.com/iNImnLJEEG

— Shota (@JinmResult) December 13, 2023

『相棒22』第8話「センチメンタル・ジャーニー」は、右京さんと亀ちゃんが別行動しながら、一つの事件を追っていくというパターンでした。

『相棒』では、特命係の2人が、途中から別行動で捜査するパターンはよくあります。しかし、今回は、最初から別々に捜査を始めています。

しかも、右京さんはバスに乗って、主要人物と思われる人物と心理戦を繰り広げるというやり方。これは、『相棒4』第19話「ついてない女」と同じスタイルですね。

ヤクザ撃って海外逃亡しようとした月本幸子を不審に思ってバスまで付きまとう右京さん思い出すな#aibou #相棒 #相棒22 pic.twitter.com/CQhdPoKX0x

— ヨラン・ぺーるぜん (@pailsen_rs_7207) December 13, 2023

「ついてない女」の時は、成田空港。そして、「センチメンタル・ジャーニー」では、弘前という、タイムアップとなるゴールがあるのもドキドキして楽しかったです。

最後に主要人物である元詐欺師・尾上絹を追い詰めたのは右京さん、そして人の心を踏みにじる詐欺事件を起こした若い犯人たちの確保は亀ちゃんでした。

亀ちゃんが行った、孫娘のふりをした後藤真奈の成りすまし行為への叱責が素敵でしたね。人の気持ちを大切にする亀ちゃんにとっては、特に許せない事件だったのでしょう。リアルオレオレ詐欺軍団に聞かせてやりたいお言葉でした。

『相棒4』第19話「ついてない女」は、花の里の2代目女将になった月本幸子の初登場回。

幸子さん、再登場してほしいです。

なんか今日の相棒は舞台がバスということもあり月本幸子初登場回を連想させるなぁ💓#相棒

— これひと (@HwjgLcvWuPnvWM4) December 13, 2023

【右京VS.詐欺師!! 】『相棒22』第8話「センチメンタル・ジャーニー」印象に残った裏・見どころシーン

鼻息ふんふんいわせて張り切ってる出雲ちゃん可愛いし家出中の課長も大活躍だねぇ。#相棒　 #特命係 #杉下右京　 #水谷豊 #亀山薫　 #寺脇康文 #捜査一課　 #伊丹さん #芹沢さん　 #出雲 #組対五課　 #角田課長 pic.twitter.com/X4OuVNvYSB

— そみー＊ (@INFRa2rnaLzWt9t) December 13, 2023

『相棒22』第8話「センチメンタル・ジャーニー」の印象に残った裏・見どころシーンは、出雲刑事です。

ゲストキャストに、中尾ミエさんという大物が登場した『相棒22』第8話「センチメンタル・ジャーニー」。そんな『相棒22』第8話「センチメンタル・ジャーニー」の見どころは、もちろん、中尾ミエさんが演じる尾上絹と杉下右京のバス戦でしょう。大御所2人のやり取りは、座っているだけの動きがない演技なのに、ハラハラドキドキする空気がありました。

そして、そんな主役たちのイベントの裏で、いい感じに盛り上げてくれたのが捜査一課の出雲刑事です。物語の裏で印象に残った出雲刑事の見どころシーンを紹介します。

角田課長とサシ論議

特命係の一室で、角田課長とするめを食べながら話すシーンが印象に残りました。

イタミンや芹沢刑事が一人でこっそり特命に来ることはありますが、出雲刑事が一人で行動するのは、なかなか珍しいのではないかと思います。

しかも、角田課長と2人というのは、間違いなく初でしょう。新鮮なレアシーンが見れて嬉しかったです。

2人でスルメを食べる姿は、なんだか可愛かったですね。

れおんちゃん

亀ちゃんが出雲刑事のことを“れおんちゃん”と呼んでいるのが見どころでした。

「伊丹刑事→伊丹」「芹沢刑事→芹沢」。亀ちゃんは、古株の2人に対しては、そのまま苗字で呼んでいます。しかし、そういえば出雲刑事を呼ぶシーンはなかったですね。

ここで、普通に「出雲刑事」や「出雲」と呼んでいれば、私の中で特に印象には残らなかったでしょう。印象に残ったのは、年上の先輩となる男性の亀ちゃんが「れおんちゃん」と呼んだからです。

おそらく、これはリアル世界ではNGです。セクハラ扱いとなる可能性があります。

セクハラは、昔から存在する悪事ですが、年々、基準が厳しくなっています。体にさわるのはもちろん、下の名前で呼んだり、容姿を褒めたりしてもセクハラとなる可能性があります。もちろん、嫌じゃないと感じる人もたくさんいるはずですが、セクハラ扱いされたら困るので、しないようにしているという男性はたくさんいると思います。

しかし、普通に名前呼びをして、出雲刑事も当たり前のような顔をしていたので、捜査一課＆特命係の関係は、そんな心配しなくていいぐらいの信頼関係があるということなのかもしれませんね。仲が良いんだなと、なんだか嬉しくなります。

かわいくて素敵なシーンでした。