【期待通りだ目黒漣!!】ドラマ『トリリオンゲーム』第1話ネタバレあらすじ　優勝キャストは？

<ドラゴンバンク採用面接>

日本最大と言われるIT企業「ドラゴンバンク」。ガクこと、平学は、そんな大企業の採用面接を受けている。
パソコンオタクであるガクは、パソコンスキルはかなりのもの。しかし、人との会話はとんでもなく苦手だった。

同じく採用面接を受けるのは、ハルこと、天王寺陽。
ハルは、パソコンに関してはさほど詳しくないが、コミュ力はかなりのもの。面接でも嘘か本当かわからないような話を入り交えながら、面接官たちと楽し気雰囲気を作ることに成功していた。

<ハルとガク>

ハルとガクは中学の同級生。
ガクは、中学校の頃、不良に絡まれたところをハルに助けられており、ハルは、その時のケンカが映ってしまった防犯カメラの映像を、ガクのパソコンスキルで削除してもらったという過去がある。
そんな2人は、ドラゴンバンクの面接の後、偶然再会した。
一緒にラーメンを食べながら、就活について語る2人。
ハルは、持ち前のコミュ力で内定をたくさんもらっていた。
しかし、ガクは一つも内定をもらえていない。
おそらくドラゴンバンクもダメだと思うと言うガクに、「内定式で会おう」と、ハルは励ますように声をかけた。

<トリリオンゲーム始動>

ガクは、ビルの窓清掃のバイトをしていた。
ドラゴンバンクの面接は失敗に終わり、内定はもらえなかったのだ。
しかも、よりによって、これから清掃しようとしている目の前の窓、ドラゴンバンクのビルのもの。中では内定式が行われていた。
すると、そこに突然、上からハルが現れる。
なぜ、こんなところにいるのかと尋ねると、ハルは「お前がいないからたった今(ドラゴンバンクを)辞めてきた」と言う。
そして、2人で1兆ドル(トリリオン)を稼いで全てを手に入れようと提案。窓にスプレーでロードマップを書き始めた。

会社を作り、一部上場してガンガン買収して。
でかい家を買って。
局アナとつきあって。
世界長者番付に載って。

ガクはそのとんでもないロードマップを眺めながら、ハルと一緒に進んでいくことを決意する。
2人のトリリオンゲームが始まった。

＜出資金の確保＞

起業のために必要となるのが出資金。その出資金を手に入れるために、2人は投資家へ交渉を始める。
ハルのコミュ力で話は進むが、ハルが提示するむちゃくちゃな金額に同意する投資家は、なかなか見つからない。
ハルは、奥の手である人物に連絡を入れることに。
その人物とは、ドラゴンバンクの社長令嬢であり、2人が受けた面接も担当した人物・黒龍キリカだった。
ハルはビリヤードでイカサマ戦法を使い、見事、キリカから1億円の出資をしてもらうことに成功する。
しかし、出資には同時に条件も付きつけられている。
ハルにその条件をのむ気はなく、結局、出資を受けないことが決定する。

<セキュリティチャンピオンシップ>

出資金ゼロのまま、ハルとガクは、ドラゴンバンクが主催するハッカーたちの大会「セキュリティチャンピオンシップ」に出場することに。
チーム名は「キリカが1億円51％提示！別の出資条件も急募！お問い合わせは・・」。
ハルは、キリカの出資を受けなかったが、その出資話を宣伝に利用したのだった。

大会が始まったが、なぜかハルが現れない。
仕方がないので、ガクは一人で参加し、なんとか順位を上げていた。
しかし、他のチームが複数で行っているのに対して、ガクは1人。なかなかポイントが集められず苦戦していた。
そこにハルが帰ってくる。
ハルは、不在の間にパソコンオタクたちを集めていたのだ。
その人数はなんと100名。
100名のパソコンオタクたちをリモートでつなぎ、協力しながら順位を上げていく。
そしてついに、決勝進出を勝ち取った。

＜セキュリティチャンピオンシップ決勝大会＞

決勝に進んだハルとガク。ハルだけは遅れて会場に到着した。しかも、神主の恰好をしている。
何が何だかわからないガクだが、とりあえず大会の開始に備え、Wi-Fiに接続しようとする。しかし、ハルがその手を止めた。
なぜだかわからないまま、周りのチームを見ると、なぜかネットの接続ができていないようだった。
ハルは、優勝祈願をするように、立ち上がってお祓い棒を振り始める。
そして、こっそりとガクにネットをつなぐように指示。ガクがパソコンをつなぐと、なぜかガクのパソコンだけがネットに接続できた。
実は、ハルは、前もって別のWi-Fiルーターを隠して設置していた。そして、他チームが接続できないのは、お祓い棒による電波妨害が原因だった。

これにより、どこのチームよりも先に、ハルとガクはスタートダッシュを切ることができた。順位をどんどん上げていく。
しかし、途中からは他チームにポイントをどんどん奪われていってしまう。
もうダメだと絶望するガクに、現在、他のチーム全てが、ハルが持ち込んだWi-Fiを利用していることを伝える。
それを聞いたガクは、パスワードを盗むことに成功。
他チームからポイントをどんどん奪い、順位を巻き返していく。
奪えるポイントには5％という設定がある。
そのため、全てのポイントを奪わせておいて、後から取り返すという方法をとることで、高得点を一気に手に入れることができたのだ。
ここまでが全て、ハルの作戦だった。

ハルの作戦により、2人は見事1位を獲得。しかし、電波妨害や、ルーターの持ち込みは違反ということで、ハルトガクは失格となってしまう。
そんな2人を見て、キリカは嬉しそうに笑っている。
何としても2人を手に入れたいと考えながら、会場から去って行った。