テレ朝の人気ドラマである『相棒21』が最終話に突入しています。
ここでは、2023年3月8日に放送された最終話前編である『相棒21』 第20話「13～死者の身代金」のネタバレあらすじをまとめています。
私が視聴した感想と見どころも紹介しているので、ぜひ読んでみてください。
『相棒21』 第20話「13～死者の身代金」ネタバレあらすじ
【最終回SP前篇 PR】
いよいよ今週放送🚁💭#相棒 season21
最終回スペシャル前篇
『13～死者の身代金』
3月8日(水)よる9時放送400回突破記念🎉
盗まれた小野田元官房室長の遺骨‼️
果たして犯人の正体と目的は…⚡️#水谷豊 #寺脇康文#aibou🔻PRをチェック🔻 pic.twitter.com/isg5pHeA2E
— 相棒 (@AibouNow) March 6, 2023
『相棒21』 第20話「13～死者の身代金」のネタバレあらすじです。
<遺骨盗難事件>
昨年から全国で遺骨を盗まれるという事件が断続的に発生。そしてこの度、“13”と名乗る犯人から遺骨を盗まれた家に郵便物が届く。郵便物の中には「この日本を再生不能にした13名を処刑する」という内容の映像が入っていた。
犯人が指す13名というのは、すでに遺骨となっているのでもちろん死んでいる。
そのため、犯人の”処刑する”というのは遺骨を粉砕すると意味だと考えられる。
盗まれた遺骨の中には、元官房室長・小野田公顕の遺骨も含まれており、杉下はひそかに元・鑑識課で現在は警察学校教官を務める米沢守に捜査を依頼していた。
<捜査権>
かつて特命係にも在籍した過去を持ち、現在は警察庁に籍を置く神戸尊が特命係の一室にやってきた。
神戸は特命係に甲斐峯秋の名の下に遺骨盗難事件の捜査を依頼。
特命係は公式に捜査権を得て事件を調べることになる。
<事件の詳細>
事件は、春に3件、夏に8件、冬に2件発生している。どの遺骨も団塊世代と呼ばれる世代の人物達のものだが、共通点はそれだけで、個人同士でのつながりはなし。
郵便が発送された場所は、東京都、茨城県、栃木県、群馬県、埼玉県、千葉県の関東1都5県。通常なら６県となるはずの神奈川県は、なぜだか含まれていなかった。
さらに、発送された郵便局の消印の日付が、神田局一つだけ翌日になっているものがあり、杉下はこの2点が気になった。
<一筆書き>
いつものように小料理屋「こてまり」で休息をとっている杉下。
そこで女将から“一筆書き”のゲームをおすすめされ、スマホでやってみることに。
杉下は、なかなかおもしろいとゲームを進めていく。
そこである考えが頭に浮かぶ。
<最初の盗難被害者・真野の家族>
杉下と亀山は、一番目の盗難被害者である真野夫婦に話を聞きにいくことに。
被害にあったのは主人である真野寛晃の父親の遺骨だった。
夫婦は遺骨に身代金を要求されたとしてもどう対応していいのかわからないと不安に思っていた。
そんな真野夫婦には息子がおり、正義と書いて”ジャスティス”と読むらしい。
<葛葉宰三と子どもたち>
葛葉宰三は、「ながとろ河童塾」という私塾の塾長である。
塾として使用している本堂には、子どもたちの絵画や習字などの作品が飾られており、みんなそこで宿題をするなどして過ごしていた。
第一の被害者である真野夫婦の息子・真野正義も「ながとろ河童塾」の生徒である。
そんな葛葉宰三は、真野正義を含む他の塾生たちを連れて、電車を使った旅行に出かけることに。
<盗難事件と学校の関係性>
杉下と亀山は、学校に行ってみたが、春休み中だったために話を聞くことはできなかった。
亀山は「盗難が春夏冬に起こっているのは、子どもの長期休みに関係があったりして」と冗談めかして言ってみた。
杉下はそれを”的を得た当てずっぽうだ”と表現し、生徒や先生などの学校に関係した人物が事件に関わっているのかもしれないと考え始める。
<一筆書きの正体>
特命係の一室には、杉下と亀山がいる。そしてそこに米沢が路線図を持って現れた。
杉下は、東京駅から秋葉原までの路線図を広げ、郵便物が発送された郵便局がある土地の駅をマジックでたどっていく。
すると、かなり大回りであるが、秋葉原まで乗り換えることなくたどり着くことができた。
それはまるで一筆書きのよう。
このルートだと神奈川県は通らないので、神奈川県だけ発送場所がないことにも説明がつく。
さらに、消印が翌日となっていた神田局は最終駅となる秋葉原にある。
神田局からの発送は、時間が遅いために翌日の消印となっていたと考えられる。
こうやって秋葉原まで行くには、時間はかかるが一駅分の料金で行くことが可能。そんな乗り方をするのは間違いなく鉄オタだろうと、米沢は指摘した。
しかし、この乗り方は途中下車が不可能ということになる。
そのため、犯人は趣味を楽しむ鉄オタを含む複数犯である可能性があり、鉄オタ以外のメンバーが一人ずつ下車して郵便物を投函したのだろうという推理にたどりついた。
<犯人の要求>
神戸が特命係の一室に再び訪れた。小野田家に犯人からの要求が届いたらしい。
要求の内容は、「遺骨を無事に取り戻したければ、3月30日までに1万円を動画サイト「Ciktak」で、「女狐つんつん」の配信中に、”小野田”のアカウント名で投げ銭しろ」というものだった。
杉下は、事件が「いよいよ子供じみてきた」とつぶやいて歩き始める。
亀山と神戸がその後に続く。
『相棒21』 第20話「13～死者の身代金」感想＆見どころ「テンション上がる相棒だー!!」
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— 相棒 (@AibouNow) March 2, 2023
今回の『相棒21』 第20話「13～死者の身代金」は、多くの主要メンバーの登場にワクワクしっぱなしとなりました。
長期休みを利用した犯行というところや、一筆書きの路線図などの事件のポイントも面白かったですが、やはりオールスターズ集結が一番の注目ポイントとなったのではないでしょうか。
その中でも私が特に「テンション上がる相棒だー!!」と感じた部分を紹介します。
鉄道オタク健在の米沢さん
米沢さんが相変わらずの鉄オタだったことにテンションが上がりました。
鑑識を去ってからもちょくちょく登場はしていましたが、やはり鑑識時代の毎回登場していたイメージが強いので、登場すると久しぶりさを感じてしまいます。
もちろん登場するだけでも嬉しくなるのですが、さらに嬉しいのは米沢さんのトレードマークとも言える”鉄オタ”という要素が、事件解決への手掛かりになったこと。
秋葉原へのルートは右京さんの一筆書きゲームから導き出されましたが、「こんなことをするのは間違いなく”鉄オタ”」という推理は米沢さんならではですね。
来週も引き続きの活躍を期待しています。
落語と鉄道と言えば米沢さん。
初登場を思い出させる神戸くん
2代目相棒の神戸くんが、初登場の時のような雰囲気を見せてくれたことにテンションがあがりました。
神戸くんも2代目相棒として活躍後、警視庁からは去りましたが、警察庁という立場で何度か登場はしてくれています。こちらも米沢さんと同様に登場だけで嬉しくなりますが、今回はその雰囲気が初回登場時の時のようで、なんだかワクワクしてしまいました。
神戸君は元々、特命係が必要なのかを調査するために特命係に配属となりました。その頃は、右京さんを調査対象として見ており、敵なのか味方なのかわからない感じがなんともミステリアスだったことを覚えています。
今回はその目を亀ちゃんに向けながら、あの頃の雰囲気をまとっているなと感じました。
相変わらず仲良しの大河内監察官とのサシ飲みでも亀ちゃんをマークしている話題になっていましたね。次週この謎は解かれることになるでしょう。楽しみです。
おちゃらけキャラの神戸くんも、ミステリアス神戸くんも相変わらずカッコいい。
捜査一課とのワチャワチャ
特命係×捜査一課のワチャワチャシーンにテンションが上がりました。
『相棒』シリーズには欠かせない捜査一課。特に伊丹刑事は、亀ちゃんと会えば間違いなく言い合いになってしまうという仲良し（？）な間柄なので、『相棒21』でも他の準レギュラーに比べて抜群に登場は多いです。しかし、この何話かはちょっと出番が少なかったような気がして寂しいなと思っていました。
今回はしっかり登場＆特命係と絡んでくれています。
お決まりの「特命係の亀山～」から始まり、郵便物の消印の違いを見つけるくだりは面白かったですね。発言する時、きちんと挙手をする芹沢刑事と出雲刑事が可愛かったです。
イタミンの「亀山カメ子～」も好きです。
杉下右京のバックに相棒2人
エンドロールも終了後のラスト、右京さんの後ろに亀ちゃんと神戸くんが並んで歩いている場面が、最強にカッコよくてテンションが爆上がりしました。
右京さん＆その時の相棒という2人のカットはよくあるのですが、今回は3人。右京さんの後ろについているというのがカッコいいじゃないですか。右京さんのボス感がたまりません。
バトルシーンでもなんでもない、ただ歩いているだけのシーンですが、迫力満点のラストシーンでした。次週への期待がふくらみますね。
「特命係、ここにあり！」って感じ。
まとめ
【オールスターズ集結!!】『相棒21』 第20話「13～死者の身代金」ネタバレあらすじ 感想＆見どころ「テンション上がる相棒だー!!」についてまとめました。
『相棒21』 第20話「13～死者の身代金」のネタバレあらすじを紹介しました。
『相棒21』 第20話「13～死者の身代金」の見どころを紹介しました。
- 鉄道オタク健在の米沢さん
- 初登場を思い出させる神戸くん
- 捜査一課とのワチャワチャ
- 杉下右京のバックに相棒2人
半年間続いた『相棒21』ですが、次週はついに最終回となります。どんな結末になるのか楽しみですね。
