テレ朝の国民的人気刑事ドラマ『相棒』。2023年も、シリーズ22こ目として『相棒22』の放送が始まっています。
ここでは、2023年10月25日に放送された『相棒22』 第2話「無敵の人~特命係VS公安…巨悪への反撃」のネタバレあらすじをまとめています。
『相棒22』第1話「無敵の人〜特命係VS公安…失踪に潜む罠」の解決偏となります。
私が感じた見どころや感想も記しました。ぜひ読んでみて下さい。
【ラストまですごい!!】『相棒22』 第2話「無敵の人~特命係VS公安…巨悪への反撃」ネタバレあらすじ
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『無敵の人~特命係VS公安…巨悪への反撃』
10月25日(水)よる9時すべては公安が描いたシナリオなのか⁉️
消えた婚約者の真相が明らかになる💍
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— 相棒 (@AibouNow) October 23, 2023
『相棒22』 第2話「無敵の人~特命係VS公安…巨悪への反撃」のネタバレあらすじを紹介します。
社美彌子襲撃の知らせを聞いて、病院にお見舞いに来た杉下と亀山。しかし、病室には、面会謝絶の札がかけられていたので、出直そうとした。
そこへ、甲斐峯秋が姿を現す。
杉下は甲斐に、牧村克実は公安の捜査員ではないかと尋ねる。
甲斐は、それを認め、牧村克実という名前も偽名であり、本名は鶴見征一だということも判明した。
<公安と微笑みの楽園>
鶴見征一は、3年前に「微笑みの楽園」へ、教団の悪事を暴くために潜入捜査した結果、ミイラ取りがミイラになってしまったと言われている。
そして、鶴見は、表向きは捜査費の不正利用という形で、レストラン爆破事件の直前に懲戒免職された。
内調(内閣情報調査室)は、自分の部署の人間が信者となってしまったことを隠すために、公安が隠ぺいをしているのではないかと、疑っていた。
社美彌子が撃たれたのは、内調の動きがめざわりだったからだと思われる。
討ったのは信者だったので、「微笑みの楽園」と公安はつながりがあるのだろうと推測できた。
杉下と亀山は、社美彌子を撃った太田の取り調べに乱入。鶴見の写真を見せると、鶴見の指示で撃ったことを認めた。すでに懲戒免職となっている鶴見が内調の動きを知っているのは、公安部長の御法川とつながっているのだろうと推測できる。内調の調べでは、連絡方法はわかっていないので、何か特殊な連絡手段でつながっているのだろうと杉下は考えた。
<「微笑みの楽園」家宅捜索>
公安は「微笑みの楽園」へ家宅捜索に入る。教団の幹部・坪内は、「何もやましいことはない」と言うが、見覚えのない拳銃が見つかり、連行されてしまった。
<吉川崇の部屋>
杉下と亀山は、鶴見が吉川崇の名義で借りていた部屋を訪れる。
杉下は、部屋にあった靴のサイズが、阿佐子と一緒に訪れた牧村名義の部屋で見たものとちがうことや、部屋の印象が全く異なることに違和感を覚える。
そして、部屋には大量の段ボールが放置されていた。
さらに、ベッドの下には、ジャンルがバラバラの大量の本が収納されている。
<教団幹部・坪内の話>
伊丹・芹沢・出雲の捜査一課3人の協力により、教団幹部・坪内と話すことに成功する杉下と亀山。
坪内は、「微笑みの楽園」は、かつてテロを起こした「神の国」とはちがい、純粋に活動をしていたと言う。
坪内は、吉川崇(鶴見征一)も、その活動に熱心だと感じていた。
しかし、彼の親衛隊のようなものができてしまい、それを危ういとも感じていた。
そんな中、平井翔がレストラン爆破事件を起こしてしまい、「微笑みの楽園」は危険な集団だと思われることになってしまった。
これまでの活動が全て水の泡になってしまったと、信者の多くは、平井翔を憎んでいると言う。
家宅捜索で見つかった拳銃についても、身に覚えはなく、誰かにはめられたと坪内は主張した。
<上原阿佐子の行方>
美和子から、上原阿佐子がいなくなってしまったと連絡が入る。
阿佐子が使っていたパソコンの履歴によると、内閣府のホームページを調べているようだった。
おそらく、青木と連絡を取ろうとしたのではと杉下は考える。
<公安部長・御法川と鶴見征一>
杉下は、公安部長の御法川に接触する。
杉下は、「レストラン爆破事件の捜査資料を見た」と、御法川に伝え、話し始める。
捜査資料によると、爆破事件には、犯人の仲間らしき人物が目撃されたいた。
その人物とは鶴見征一だった。
鶴見征一は、「微笑みの楽園」の悪事を暴くために、教団に潜入したが、教団の活動体制には全く問題がないことがわかる。
そこで、鶴見は自ら爆破事件を計画。御法川もそれを承知で、鶴見を免職にした。
鶴見は、教団に寝返ったのではなく、教団をつぶすために、送り出されたのだった。
鶴見は爆弾を作り、従順な信者である平井翔を実行犯にして、レストラン爆破事件を起こす。
全ては、「微笑みの楽園は危険な教団である」と世間に思わせるために、御法川と鶴見が仕組んだことだった。
しかし、平井翔は、熱心な信者であるがゆえ、事件についてしゃべることなく自殺してしまう。
そこで次は、大量の拳銃を所持していることにしようと計画。ところが、平井翔の兄である平井連が、弟がなぜ爆破事件を起こしたのかを探りに教団に入り込んできた。
拳銃所持計画の邪魔になるということで、鶴見は、平井連をマンションから突き落として殺害した。
杉下は、鶴見がここまでするのには、10年前の薬物テロ事件があったからではないかと推測している。
薬物テロ事件は、警察や政治家が狙われ、死者も多く出た事件。当時は、警察の敗北とまで言われた。
御法川は、警察に2度と逆らう気など持たぬように、権力行使が必要だと言う。
そしてそのためには、多少の犠牲はやむを得ないとも言った。
杉下はそれを「権力の暴走」と指摘。衣笠副総監のように、組織の上層部の一部も、その考えを支持していることを強く批判した。
「お前に組織の何がわかるんだ」と、杉下に言い返す御法川。
そんな御法川に、杉下は「あなたに一市民の何がわかるというのだ!」と強く言い放った。
<レストラン爆破事件の被害者>
杉下は、爆破事件があったレストランのオーナーに会いに行く。
前回、阿佐子を連れて訪れた時には、被害者の遺影は置かれていなかったが、今は置いてある。
捜査資料によると、平井翔の仲間らしき人物を見たと証言した人は、レストランのオーナーだった。
杉下は、鶴見の写真を見せながら、「仲間らしき人物とはこの人か?」とオーナーに確認。オーナーは、「忘れもしない顔だ」と、鶴見であることを認めた。
オーナーは、前回、鶴見の写真を見せた時には、何も言わなかった。
杉下は、そのことが気になり、再び訪れたが、被害者たちの遺影を見て、全てを理解した。
<連絡手段>
亀山は、サイバーセキュリティ対策本部の土師太に、青木の居場所を突き止めてもらう。
土師の調べによると、青木がいるのは、牧村名義のマンション。杉下と亀山の2人は、急いでそこへ向かった。
阿佐子に縛り上げられ、強引に鶴見と御法川のやり取りを調べさせられていた青木。杉下もすでに予想していた通り、連絡方法はネットの宅配サービスだった。
2人は、本を送り合っており、その時に付けることができるメッセージカードで、要件を伝え合っていたのだった。
やり取りによると、鶴見はクルーザーで国外逃亡をしようとしていることがわかる。
クルーザーの出発地は、WAVEマリーナとなっていた。
阿佐子もそこへ向かったと思われる。
<阿佐子の目的>
鶴見征一は、クルーザーの準備をしている。
そこへ阿佐子が現れた。
「やっと会えた・・」
そうつぶやいた阿佐子は、鶴見に爆破物を投げつけた。
驚く鶴見にナイフで攻撃する阿佐子。
攻撃を受けながら、鶴見も反撃する。
そこへ杉下と亀山が到着した。
亀山は、阿佐子の首を絞めようとしていた鶴見を、阿佐子から引きはがす。
阿佐子が探していたのは、婚約者ではなく、復讐の相手。
阿佐子の婚約者は、すでにこの世にはいない。レストラン爆破事件で死んでしまったからだ。
3人の死亡者のうちの一人の名前は、村上巧。杉下が見た遺影で、阿佐子と同じ時計をしていた人物だった。
牧村名義の部屋は、鶴見ではなく、村上巧の部屋。村上巧は、あの日、フォーマルな服装と靴で出かけ、阿佐子にプロポーズをするために、あのレストランで待っていたのだった。
阿佐子は、お店に着く直前に鶴見の姿を見かけて、犯人は平井翔の単独の犯行ではないことを確信していた。
鶴見を探すために、阿佐子はレストランのオーナーと協力し、鶴見の顔を加工。鶴見と自分が恋人同士に見えるような写真を作り上げた。
そして、美和子を通じて特命係に近づき、その写真を使って、鶴見を探し出すように仕向けたのだった。
<無敵の特命係>
社美彌子が復帰し、御法川は罷免。衣笠副総監は何の処分も受けていない。
とかげの尻尾切りで終わらせたことに、杉下と亀山は社美彌子に失望したと伝える。
そして、「あなたがやらないのなら自分たちがやる」と言い放った。
公安VS.特命と、悲しき女性のお話でした。
【ラストまですごい!!】『相棒22』 第2話「無敵の人~特命係VS公安…巨悪への反撃」感想&見どころ
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薫が右京の“特殊能力”について
気になって訊いてみると…⁉️🐢#相棒 #aibou pic.twitter.com/Iuk8s4Pb9u— 相棒 (@AibouNow) October 27, 2023
『相棒22』 第2話「無敵の人~特命係VS公安…巨悪への反撃」は、初回エピソードにふさわしいボリューム満点のお話でしたね。
登場人物も多く、複雑さもありましたが、わかりにくいというわけではなかったと思います。小ネタも含まれており、クスッとできるところも好きでした。最後の最後で、冒頭のレストラン爆破につながっていくところもかなり面白かったです。
そんな中、私が感じた『相棒22』 第2話「無敵の人~特命係VS公安…巨悪への反撃」の見どころは、女優陣の迫真の演技です。
男性刑事の活躍がメインで描かれる『相棒』シリーズですが、もちろんそれを支えるように多くの女優陣も、重要人物や脇役で登場しています。今回は、そんな女優陣の中から、第1話、2話のメイン人物・上原阿佐子を演じる栗山千明さんと、スペシャル版などのレギュラーポジション・社美彌子を演じる仲間由紀恵さんに注目しました。
栗山千明さんの執念さ
最後の最後、栗山千明さんの鬼気迫る演技に、圧倒されました。
婚約者を探している阿佐子という女性でしたが、実は、本当に探していたのは婚約者を殺した人物。直前まで婚約者を探していると思っていた私は、鶴見征一を見つけた瞬間に切りかかっていった場面に、わけがわからず、かなり驚きました。
そのシーンの栗山千明さんの表情の変化が、とにかくすごかったんです。
ずっと殺したいと思っていた相手にやっと会えたら、あんな顔になるんですね。その後の演技も、これまでの阿佐子のイメージと全く違うものになっており、吐き出すようなセリフ回しも見事でした。
最初からずっと仇を討つために頑張っていたんだという執念が、ひしひしと伝わってきました。
まさに衝撃のラスト15分。
栗山千明の演技にただただ天晴!#相棒 pic.twitter.com/SSUITZEFBP— 水薙 (@emunoyakata) October 25, 2023
「さすが女優!」と言いたくなる変貌ぶり!
仲間由紀恵さんの大御所感
衣笠副総監をおどす仲間由紀恵さんの演技に、衣笠副総監と同じように、私もビビってしまいました。
社美彌子が撃たれるという衝撃の展開だった第1話。命に別状はなく、社さんはちゃんと戻ってきました。ご無事でなにより。
完全回復ではないようで、車いすに乗っての職場復帰です。
復帰早々、自分を撃つ指示を出した衣笠副総監を、脅す社さん。電動タイプの車いすで副総監の周りをゆっくり回りながら、「しゃべっちゃいそう」なんて美しく微笑む姿は、こわいこわい。関係ない私まで、かなりおそろしさを感じました。
この怖さは、やはり、大女優である仲間由紀恵さんがするからこそ出せるのでしょう。どんなに演技の上手い若手女優でも、この怖さを出すのはちょっと難しいかなと思います。
演技力と経験と知名度がある、大女優の大御所感を感じるシーンでした。
社さん、車いすで脅すなぁ。#相棒
— Peachline (@waraino_aibou) October 25, 2023
やんくみの頃には見ることができなかった貫禄。
まとめ
【ラストまですごい!!】『相棒22』 第2話「無敵の人~特命係VS公安…巨悪への反撃」ネタバレあらすじ 感想&見どころについてまとめました。
『相棒22』 第2話「無敵の人~特命係VS公安…巨悪への反撃」のネタバレあらすじを紹介しました。
『相棒22』 第2話「無敵の人~特命係VS公安…巨悪への反撃」は、女優陣の演技が見どころでした。
2週にわたり、とても見応えがある内容でしたね。
次回はなんと、陣川君が登場です。次はどんな人を好きになるんでしょうか?楽しみです。