飽きることなく楽しんでいるドラマ『相棒21』。ここでは2022年11月16日に放送された『相棒21』第6話「笑う死体」のネタバレあらすじを紹介しています。
また、私がおすすめする見どころと、視聴して「じわる相棒だー!!」と感じた感想もまとめました。ぜひ読んでみてください。
相棒21 第6話「笑う死体」ネタバレあらすじ
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いよいよ今週放送🚔🚨#相棒 season21
第6話『笑う死体』
11月16日(水)よる9時笑いながら死んだ男⁉️
元お笑い芸人の最期の瞬間とは…
特命係が笑う死体の謎に迫る⚡️#水谷豊 #寺脇康文#aibou🔻PRをチェック🔻 pic.twitter.com/yvyQ4PimG5
— 相棒 (@AibouNow) November 14, 2022
『相棒21』第6話「笑う死体」のネタバレあらすじを紹介します。
特命係の杉下と亀山は、路上で酔っ払いを狙う置き引き犯の男を確保。交番で取り調べをしていると、男の所持品の中から、他の男性の財布が見つかった。
財布を調べたところ”伊藤真琴”という人物のものだとわかる。
どこで盗ったのか問いつめると、男は千葉県の河川敷で、死んでいた男から盗んだと供述をした。
その男の顎にはホクロが2つあったとも証言する。
杉下と亀山は千葉県警に連絡。千葉県警の刑事は、おかげで遺体の身元がわかったと特命係までお礼を言いに来てくれた。
杉下はそこで「見つかった遺体は笑っていた」という情報に興味を示す。
被害者の勤め先での捜査
杉下と亀山は被害者の伊藤が務めていた会社に行ってみることに。
会社では、社員と思われる男性が、社長からひどい罵声を浴びさせられていた。
どうやら伊藤の職場は詐欺まがいの寝具会社だったよう。ノルマが達成できないと社長から暴言を受けるひどい会社だった。
愛想笑いもろくにできない伊藤も、社長からかなりひどい言葉をかけられていた。
さらに、会社から300万円が盗まれるという事件があり、犯人は伊藤ではないかと言われているという情報も。
そんな伊藤だが、以前はお笑い芸人だったという。
浅草の劇場での捜査
杉下と亀山は、伊藤が漫才を行っていた演芸場に行ってみることに。
支配人によると、伊藤は紗矢という女性と夫婦漫才をやっていたという。しかし、なかなか芽が出ない状況から、伊藤は紗矢に暴力をふるうようになる。
その結果、2人は解散という道を選ぶことになったのだ。
伊藤はその後、別のパートナーとコンビを組んだが、そちらも長くは続かず解散している。
ネタを考えながらふいに不気味に笑う伊藤は、”ネクラ”というあだ名がついていた。
芸人仲間からは煙たがられており、紗矢の後に組んでいたパートナーとは、金銭トラブルの噂もあったという。
紗矢への聞き込み
劇場の支配人からの情報で、紗矢の居場所が判明。「管轄外が割り込むな」という千葉県警からの抗議も無視し、紗矢が営むスナックを訪れた杉下と亀山。
2人は、伊藤が死ぬ前に接触していた人物が「サヤ」と呼ばれていたという目撃証言を話すも、紗矢は「自分ではない」の一点張り。
杉下は、お店に貼ってあった写真に写る金髪の少年について尋ねてみた。すると、紗矢は「息子だ」と教えてくれた。
しかし、杉下が事件現場で金髪の少年が目撃されていることを話すと、紗矢は少し動揺した様子を見せる。
するとそこに、千葉県警の刑事たちがやって来た。
刑事たちは、伊藤の携帯の通話記録に紗矢の番号が残っていたことから、紗矢に任意同行を求めてきたのだ。
紗矢を乗せたパトカーを不安そうに見つめる少年がいた。髪は黒くなっているが、写真に写っていた少年だった。
杉下は、少年に伊藤真琴という人物を知っているかを尋ねると、「自分の父親だ」と少年は答えた。
ちなみに髪は来週ある就職試験のために黒くしたらしい。
少年は紗矢と伊藤の電話での会話をひそかに聞いていたので、気になって河川敷へ行ったことを教えてくれた。
河川敷での出来事
伊藤に呼び出された紗矢は、慰謝料だと300万円を渡される。
しかし、伊藤の様子から汚いお金だということがわかったため、紗矢は受け取りを拒否。怒った紗矢は、伊藤の呼びかけにも答えず、その場から足早に去って行った。
一人になった伊藤は、会社からの着信を見て全てが嫌になり、スマホを川に投げ捨てる。
そんな時に、伊藤の前に金髪の少年が現れた。
少年は「自分はあなた(伊藤)の息子だ」と言う。そして少年は、「漫才を何度も見た。とてもよかった。それが言いたかった」と伊藤に言った。
そんな少年に、伊藤は300万円を手渡す。
「これはお前が持っていろ。何もしてやれなくてすまない。」
そんな風に伊藤は少年に声をかけた。
こうして行方不明になっていた300万円は少年の手に渡っていたことが判明。
「事件は振出しに戻り、真犯人の情報はつかめない」
亀山がそんな風につぶやくと、杉下は「真犯人は漫才用語でいうところの“出オチ”」だと言った。
真犯人
あごの下にホクロがあるという証言は、遺体の顔を見ていたということにつながる。
遺体の顔を見ていたのに、”遺体が笑っていた”という珍しい特徴を証言しなかった人物がいた。
伊藤の財布を持っていた置き引き犯である。
置き引き犯の名前は大谷敏夫。伊藤が紗矢とのコンビを解散した後に、コンビを組んでいたパートナーだった。
大谷は、過去に伊藤にお金を貸したままになっていた。
そのまま逃げられていたが、ある時、町で偶然伊藤を発見。お金を返してもらうために伊藤と河川敷で会うことになった。
しかし、伊藤は準備してあったお金を息子に渡してしまっていた。
「おまえにやるつもりだったが気が変わった。俺たちはとっくに終わったんだ」
そんな風に言う伊藤に、大谷は逆上。もみ合いになり、伊藤が後頭部を打ってしまう。
動かなくなった伊藤を見て、大谷はサイフを盗んだ。大谷は、最後に伊藤から腕をつかまれたが、振り払ってそのまま逃げたと証言した。
笑う死体
杉下と亀山は河川敷で紗矢と話していた。そこで杉下は伊藤が笑って死んでいた理由を紗矢に伝える。
伊藤が倒れていた場所から見ると、目線の先には「ヨネクラシステム」という会社のネオン看板が。
しかし「ヨ」、「テ」、「ム」の文字は電気が消えかけているのと角度の問題で読めなかった。
そのため、確認できる文字は「ネクラシス」。自分のあだ名を使って「ネクラ、死す」と書いてある文字に伊藤は思わず笑ってしまったのだ。
それを知った紗矢は、「最期の時に、笑いの神様がおりてきてくれた」と笑っていた。
相棒21 第6話「笑う死体」見どころ&感想「じわる相棒だー!!」
ひつこい様ですが、本日
テレビ朝日系列で21時00分から、相棒がOAされます📺
東洋館で撮りました‼️東洋館も必見です👍 pic.twitter.com/JCaYI09Fvf— おぼん (@fg1cq03oSpM70eR) November 16, 2022
今回のお話は、悲しみもありましたが、息子の未来も見え、最終的には救いのあるお話でした。
そして、私の視聴感想はクスッとする笑いが徐々にこみ上げてくるような「じわる相棒だったなぁ」というものです。
私が「じわる相棒だー!!」と感じたポイントを紹介します。
紅茶と珈琲
紅茶大好きな右京さん。
コーヒー大好きな角田課長。
この2人、今回お互いが同時に大好きな飲み物を入れるというシーンが初登場です。
ティーポットを高々と上げて紅茶を入れる右京さんの姿は、相棒のトレードマークとも言えますが、「ヒマか?」と言いながら隣の組対5課(組織犯罪対策第5課)からやってくる角田課長も有名です。
これまで、右京さんと角田課長が紅茶やコーヒーを飲みながら話をするという場面は何度もありましたが、同時に紅茶と珈琲を入れるシーンというのはありませんでした。
相棒ファンなら見ればわかる、かなりレアなやつです。きっとあなたもじわるはず。
特命係の棚には角田課長愛用のパンダカップが置いてあります。通称・ひまカップ。
相変わらず自由人な右京さん
今回の被害者は千葉県の河川敷で発見されています。
となると、管轄は警視庁ではなく千葉県警。警視庁メンバーに捜査権はありません。
しかし“死体が笑っていた”なんて気になる情報を聞いてしまったら、杉下右京がじっとしてるわけないんです。今回も勝手に捜査始めました。
千葉県警の刑事はかなりご立腹でしたね。調べている先へ先へ特命が現れるわけですから。
警視庁の管轄でもないのに、他県の事件にまで首を突っ込んじゃう右京さんに「ほんと自由人だなぁ」とじわじわきてしまいました。
もちろん、そのおかげで事件が無事に解決したので文句は言えませんね。
杉下右京は自由奔放だけど、結果も出す男。
寝そべる右京さん
捜査の途中で不思議な行動が目立つ右京さん。今回は遺体発見現場で遺体の気持ちになって寝転がっていました。
アンフェアではありません。相棒の話です。
捜査一課の3人組からは変人扱いされてしまいましが、杉下右京がすることは全て何かの意味があります。
最後の最後にその意味が登場しました。
タイトルにもなった「笑う死体」の証明にもなった重要ポイントです。言い感じの終わり方と右京さんの寝そべる姿にじわっときちゃいました。
右京さんの謎行動、大好きです。
キャップ登場
今回はお笑い芸人のお話でしたが、リアルお笑い芸人である「おぼん・こぼん」の登場が大変話題になった回でした。演技力の高さにも驚きでしたね。
大御所漫才コンビの登場にも確かに驚きましたが、もう一人、登場に驚いたのが被害者・伊藤真琴を演じた阿南健治さんです。
登場した時に「あれぇ?」と思った方も多かったと思います。そしてきっと、私と同じように声を出したでしょう。
「キャップじゃん!!」
そうなんです。阿南健治さんは、以前にも相棒に別人物として出演されています。帝都新聞のキャップという美和子の上司という役柄で。
美和子が務めていたころは、頻繁に出演していた準レギュラーだったので覚えている人も多かったはずです。
阿南健治さんは帝都新聞の記者だった頃の美和子さんの元上司の大久保康雄役の方。通称キャップ#aibou #相棒 pic.twitter.com/2thi2Uup6b
— ヨラン・ぺーるぜん (@pailsen_rs_7207) November 16, 2022
相棒では、このように違う役柄で同じ役者さんが出演されることは珍しくありません。
どの役者さんも前に出演していたなんてことはほとんどわからないぐらいですが、今回の阿南健治さんは、前回があまりにも主要ポジションだったので、忘れられていませんでしたね。
美和子との共演はありませんでしたが、「こてまり」では、美和子の記者時代のお話が少し出ていました。
キャップの登場にじわる相棒でしたよ。
女優の前沢保美さんは同じ役も含め、これまで8回も出演されています。
ちなみに犯人の大谷を演じていた有薗芳記さんもSeason1-4で下着泥棒を演じた役者さんです。
キャップはすぐに分かったのですが、こちらは調べるまで気づきませんでした。
僕としたことが!!
今回のイタミンの名セリフ
今回のイタミン
#相棒 pic.twitter.com/bHm7HMZPxs
— しゃるる (@Canbus2018) November 16, 2022
もはや登場するだけで笑ってしまうイタミンこと伊丹刑事。毎回なんだかんだ名セリフを残してくれている気がします。今回の名セリフはこちら。
「特命係嘱託の亀山~」
これまでの「特命係の亀山~」がアップデートされてました。
そのまんまのことを言っているだけですが、なんでこんなに面白いのでしょう。
Seazon17-7では、特命係で保護していたリクガメを見て、「特命係の、亀・・?」なんてつぶやきもありました。亀ちゃんがサルウィンに行っている頃だったので、放送後大きく話題になりましたね。
特命係の亀山ネタもバリエーションが豊かです。これからも伊丹刑事の名セリフ期待しています。
まとめ
【笑神様が舞い降りた最期】相棒21 第6話「笑う死体」ネタバレあらすじ 見どころ&感想「じわる相棒だー!!」についてまとめました。
『相棒21』第6話「笑う死体」のネタバレあらすじを紹介しました。
「じわる相棒だー!!」と感じた見どころと感想をまとめました。
- 紅茶と珈琲の同時入れがじわる
- 相変わらず自由人な右京さんがじわる
- 寝そべる右京さんがじわる
- キャップ登場がじわる
毎週毎週楽しみにしている『相棒21』。なんと次の23日(水)はお休みです。勤労感謝の日は特命係も休日なんですね。
次回は2022年11月30日放送です。楽しみに待ちましょう。