『相棒21』第3話　ネタバレあらすじ＆見どころ＆感想

大注目されながら放送を開始した『相棒21』。すでに第3話が放送されましたが、相変わらず放送直後はSNSやネットニュースでたくさん取り上げられる人気ぶりです。

相棒大好きな私も第1話からネタバレあらすじと感想を記事にしております。

今回は10月26日(水)に放送された第3話です。ネタバレを含んだあらすじと、「きたきた相棒だー!!」という相棒らしさを感じた見どころと感想をまとめました。ぜひ読んでみてください。

【相棒らしい物語】相棒21 第3話　あらすじ

【第3話 30秒PR】
いよいよ今週放送🐢💨#相棒 season21
第3話『逃亡者亀山薫』
10月26日(水)よる9時

薫が殺人事件の容疑者に‼️🚨
右京と伊丹が事件解明に動き出す🔥
逃亡に隠された残酷な真実とは…⁉️#水谷豊 #寺脇康文 #aibou

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— 相棒 (@AibouNow) October 24, 2022

相棒21　第3話のネタバレのあらすじを紹介します。

事件発生

池袋の輸入雑貨店で店長が殺害されるという事件が起こる。
犯行直後にお店を訪れていた配達員によると、なんと亀山薫が現場にいたとの証言が。さらに現場の近くからは血が付いたフライトジャケット、そして凶器のナイフからも亀山の指紋が検出され、亀山は殺人の容疑者となってしまう。
捜査一課の3人も困惑する中、逃亡中の亀山から杉下右京に電話がかかる。

亀山「こうする(逃亡する)のが一番なんです。後はよろしくお願いします。」

そう言い残して、亀山からの電話は切れてしまった。

右京の捜査①

殺人事件の捜査はもちろん捜査一課が担当するが、杉下はいつも通り勝手に独自捜査を開始。
その結果、殺された雑貨屋の店長は左利きであることが判明する。
凶器である雑貨店のナイフには店長の左手の指紋は一切なし。
そのことから、右京ははナイフの指紋は真犯人による偽装だろうと推理し、亀山は犯人ではないと捜査一課や亀山の妻・美和子にも説明した。

亀山の最近の動き

美和子の話によると、亀山は最近、池袋中央署の塩見さんという人物を調べていたということがわかる。
塩見さんとは、亀山が運転免許試験場に勤務していた時にお世話になった人。
サルウィンから帰国したことを知らせようと思っていたらしいが、塩見は4年前に亡くなっていた。
死因は、本人が勤務していた池袋中央署の非常階段からの転落という事故死。

さらに亀山は、角田課長に頼んで薬物事件絡みの前科者をリストアップしてくれと頼んでいたこともわかる。
そして、殺された雑貨店の店長も覚せい剤の売人だったことも判明した。

右京の捜査②

右京は、塩見の家を訪れて妻の恭子から塩見の事故死について詳しく教えてもらった。
どうやら塩見は、スマホを落としてしまった拍子に身を乗り出し、そのまま落下してしまったというのが事故の真相らしい。
右京は、話を聞いている途中に帰宅してきた塩見の息子・優馬にも会うことができた。右京は優馬のカバンについているバッジが気になる・・。

杉下は事故現場となった池袋中央署にも行ってみることに。
そこで、事故を目撃していたという羽柴刑事から当時の話を聞いてみた。
羽柴の話は恭子の話とほぼ一致しており、亀山も同じ話を聞きに来たらしい。

さらに右京は、塩見の息子・優馬にも接触。
右京が気になっていたバッジは、ドナー登録者を探すボランティアのものだった。
優馬は以前、病気の治療のために移植手術を受けたという過去があったのだ。
そして、優馬は亀山に父親の死は本当は事故ではないかもしれないと相談していたことがわかる。
理由は、お葬式に父親の同僚の女性がそのようなことをつぶやいていたからだという。

杉下は、当時池袋中央署へ務めていたその女性の話も聞くことに。
すると、4年前に池袋中央署で保管していたはずの覚せい剤がなくなったこと、そしてそれに気づいたのは塩見だったことがわかる。

亀山の捜査

一方の亀山は、逃亡しながらも独自調査中。
こっそり角田課長に調べてもらって浮上した覚せい剤売人の元締め・富樫が羽柴刑事と会っている場面を目撃する。
亀山は富樫に接触。乱闘の末、羽柴刑事と会っていた理由を聞き出した。
富樫によると、殺された雑貨屋店長は、ある人物にお金を準備し、その人物は息子の手術代を必要としていたということだった。

右京の捜査③

杉下は鑑識を訪れていた。
そこで被害者の身体の下に落ちていたという茶色い何かの部品を発見。
右京はその茶色い部品を見て真犯人を確信する。

事件の真相

塩見の自宅にかかった1本の電話。電話に出たのは塩見の妻・恭子。そして電話をかけたのは雑貨店の店長・須賀だった。
須賀は、塩見が息子の手術費用のために覚せい剤を自分に流したことをネタに恭子を脅迫。お金を持って雑貨屋を訪れた恭子だったが、お金が尽きたら今度は息子・優馬からお金をむしり取ろうかなと話す須賀に逆上してしまう。
ナイフを持ってもみ合いになり、その結果、須賀を刺して殺害してしまった。
そこへ塩見について調べている亀山がやってきた。
恭子が来ていることなど知らない亀山。そんな亀山を、恭子は背後から気絶させ、自分の指紋をナイフからふき取り、亀山の指紋をつけたのだった。
恭子は犯行を亀山になすりつけたつもりだった。
しかし、須賀とのもみ合いの際にちぎれてしまったネックレスの一部である茶色い部品を全て回収できていなかった。
右京は塩見の自宅を訪れた時に、そのネックレスをつけて写真に写っている恭子を発見していたのだった。

羽柴の想いと特命係の正義

右京と亀山は2人で羽柴刑事のもとを訪れていた。
塩見が覚せい剤を売りさばくために、売人を紹介したのは羽柴だった。
かつて病気で息子を亡くしているいる羽柴。羽柴には、悪事に手を染めてでも、父親として息子を助けたいと願う塩見の気持ちを突き放すことができなかった。
それでもやってはダメだった、絶対にダメなことだと訴える亀山。右京も、警察官としてやってはいけないことだと羽柴に強い口調で𠮟責した。
そんな2人の言葉に羽柴は涙を流した。