【ダークだぞ目黒漣!!】ドラマ『トリリオンゲーム』第4話ネタバレあらすじ　優勝キャストは？

高層ビルの一室。社長となったガクは、ゲーム参入を始めた時の写真を眺めていた。
「まさか、ハル君と離れてしまうことになるなんて、この時は思いもしなかった・・」
写真を見ながらガクはつぶやくーーー

<新事業>

ドラゴンバンクに、頑張って成功させた「ヨリヌキ」のサービスを丸々パクられてしまったトリリオンゲーム社。愕然とする中で、ハルが次に提案してきたのは、「ソシャゲ(ソーシャルゲーム)」の参入だった。

<ゲーム会社「ＳＡＫＵＳＡＫＵＬＡＢ」>

ハルとガクは、ゲーム会社の買収に乗り出すが、大手企業からは全く相手にされない。

凛々が作ってくれたリストを使って、しらみつぶしにあたっていった結果、出会ったのは、「ＳＡＫＵＳＡＫＵＬＡＢ(サクラサクラボ)」というゲーム会社だった。

サクラサクラボは、桜心護を社長として、数名の社員が在籍している。
オフィスは、小さなアパートの一室だった。

最初は、他の会社と同様に断られるが、ハルがお得意のハッタリで説得。
「自分はかなりゲーム愛が熱い」
「最高のオフィスを準備することができる」
そんな話が桜の心を動かしていく。

そして、見事、トリリオンゲーム社は、ＳＡＫＵＳＡＫＵＬＡＢと手を組むことになった。
ハルは、家賃が300万もするオフィス環境を準備する。
賃貸の保証金には2000万がかかったと聞き、凛々は、これからは経理も担当させてくれとハルにお願いした。

<ヒットするゲーム>

完全に0の段階からソーシャルゲームを作り出してリリースするには、最低でも2年かかる。
そこでハルは、現在はサービスが終了となっているサクラサクラボが開発したゲーム「サバイバルライフアイランド」を改良して、再び売り出すことを提案する。
サバイバルライフアイランドは、ガクも昔、かなりハマって遊んでいたゲームだった。
「ガクのお墨付きでもあるゲームなら絶対売れる！」
と、自信をもって宣言したハルだったが、サクラサクラボのメンバーは、あまり乗り気ではない。
どうやら、ゲームをヒットさせるには、有能な開発プロデューサーが必要らしい。
サバイバルライフアイランドは、確かに面白いゲームだったが、開発プロデューサーがいなかったからヒットしなかったのだ。

大ヒットゲームは、有能な開発プロデューサーと優秀なリーダーがそろって初めて実現する。
そこでハルは、ドラゴンバンクの人気ゲーム「ドラ娘」の開発プロデューサーに目を付ける。

<世界の堀本>

「ドラ娘」の開発プロデューサーについては、顔も名前も全く明かされていない。
引き抜きを防ぐために、ドラゴンバンクが情報を一切出していないからだった。
そんな時、ドラ娘の開発者が、世界の堀本であるというネット記事を発見する。
ハルとガクは、キリカに会いに行き、ドラ娘の開発プロデューサーとゲームを作りたいと提案する。
しかし、そうなると全て自分の方針に従ってもらうという条件を出されてしまい、その場を後にする。

帰る前にゲームアミューズメント本部に寄って、堀本の名前を探すハルとガク。リストに名前を見つけることはできなかった。
ハルは、隙をみてオフィスの中にまで侵入し、堀本の姿を探したが、いなかったと言って戻って来た。

<「ヨリヌキ」をパクった首謀者>

ハルとガクは、帰りのエレベーターで、偶然、社長の黒龍一真に遭遇する。
ビビるガクに対し、話しかけるハル。
その会話から、ハルは、「ヨリヌキ」をパクった首謀者は、黒龍一真だと確信した。

<世界の堀本のスカウト>

ネットには、世界の堀本が、ドラゴンバンクを退社し、フリーに転身したという記事が。ドラゴンバンクのオフィスを背景とした顔写真まで載っている。
ハルは、「だからドラゴンバンクを探してもいなかったんだ」と言い、世界の堀本を、開発プロデューサーとして、トリリオンゲーム社がスカウトすると宣言した。

<対立>

ハルが世界の堀本を連れてくると言ったことで、サクラサクラボの社員たちは、うきうきしていた。
社長の桜は、世界の堀本の意見が絶対だと言われているように感じて、自分は降りると怒ってしまう。
ガクは桜の説得に向かった。
一人でゲームばかりやってきたという桜に、昔の自分を重ねて、ハルと出会ったことで仲間とする仕事の楽しさがわかったことを桜に伝える。
桜は、ガクの話を聞いて、もう一度、みんなと一緒にやってみることに決めた。

<世界の堀本の登場>

トリリオンゲーム社は、投資家たちを集めて、新作ゲームの開発説明会を行った。
会場には、多くの投資家たちが集まっている。祁答院や蜜園社長の姿もあった。

挨拶をするのは、サクラサクラボの社長・桜。かなり緊張している。
ハルが、世界の堀本を連れてくるという話になってるが、連絡もなく、一向に現れる気配はなかった。
なんとか桜に話を引き延ばしてもらおうとするが、すでに限界。インパクトのない説明に、退出する投資家たちも目立ってきた。
「もう無理だ」と判断した凛々が、謝罪の挨拶をしようと前に出たその時、ハルが世界の堀本を連れて現れた。

ネットに載っていた記事と同じ顔の堀本。壇上で、「宇宙一のゲームを作ります」と宣言した。
それを聞いて、「乗るわ」と1番に名乗り出たのは、蜜園フラワーの蜜園社長だった。
その声を皮切りに、多くの投資家たちも参戦することに。
投資額は、目標であった10億円を大きく上回る結果となった。

蜜園社長は小声で祁答院につぶやく。

「サクラなんて初めてしたわ」

<世界の堀本の正体>

ガクはハルと2人でいた。
どうやって堀本を説得したのかハルに尋ねるガク。すると、ハルは、「世界の堀本は存在しないんだ」と答えた。

世界の堀本は、全てハルの自作自演で作り出されたもの。世界の堀本の顔写真をネットにさらしたのもハルであり、背景のドラゴンバンクのオフィス写真は、以前、隙を見て、ドラゴンバンクのゲームアミューズメント本部に入り込んだ時に、撮ったものだった。
堀本本人の役は、売れない役者に演じてもらったという。

全てがハルのねつ造で動いていた”世界の堀本”という存在。ハルは、「盛ったウソはバレても、全てが嘘だったらバレない」と平然とする。

<ハルの計画とガクの思い>

「プロデューサーなしでゲームが作れるのか？」というガクに対して、ハルは、ソシャゲの参入は、資金集めにすぎないと言ってきた。
ハルは、もう「ヨリヌキ」のような失敗はしない。多額の資金を集め、「ヨリヌキ」の時のような負け方をしないように、トリリオンゲーム社のバックにメディア帝国を作ることが本当の目的だと語った。

「どんな手を使ってでも成し遂げる」と、ハルは言った。

ガクは、その計画を聞いて、良いゲームを作ることに目を輝かせているサクラサクラボのみんなを思い出した。そして、「みんなをだましていることになる」と、心を曇らせる。

ハルは一人で、祁答院のもとを訪れていた。
ハルは、芸能界が古巣である祁答院に、次の手について、協力を持ちかける。