2クールr連続で放送される『相棒21』。なんともう半分も終わってしまいましたね。
ここでは、2022年12月21日に放送された『相棒21』第10話「黒いコートの女」のネタバレあらすじを紹介しています。
さらに、視聴した後の感想と見どころポイントも一緒にまとめました。ぜひ読んでみてください。
相棒21 第10話「黒いコートの女」ネタバレあらすじ
放送まであと30分🎡✨#相棒 season21 第10話
『黒いコートの女』年内最後の放送です‼️👏
今日はどうやらあの人たちがヒマそう…🐼🔻第10話PR🔻
— 相棒 (@AibouNow) December 21, 2022
相棒21 第10話「黒いコートの女」ネタバレあらすじを紹介します。
杉下と亀山の特命係の2人は、角田課長の頼みで宝石窃盗グループの一斉逮捕に加勢した。
しかし、グループメンバーの数名はその場にいなかったため、継続して捜査に協力することになる。
<ダイヤの行方>
黒いコートを着た女がアパートの一室を訪ねてきた。住人である男がドアを開けると、女は「ダイヤはどこ?」と胸ぐらをつかんで聞いてきた。
それを聞いた男は逃走。女は追いかけていくが、男は歩道橋から転落して死んでしまった。
女は男のアパートに戻り、部屋を調べる。そして、ある住所が書いてあるメモを見つけた。
女がそのメモをポケットに入れたところで、玄関のチャイムがなる。
<容疑者・国枝祐介>
杉下と亀山は、宝石窃盗グループの容疑者の一人・国枝祐介の住むアパートへ行ってみることに。
チャイムを押すと、中からは黒いコートを着た女性が現れた。
女性は「国枝の伯母」だと名乗る。
杉下と亀山は、国枝は出かけているという女性に許可をもらい、部屋に入れてもらった。
しかし、2人が部屋を調べている隙に、女は姿を消してしまう。
<隣人の目撃情報>
まんまとしてやられてしまった杉下と亀山は、国枝の隣に住む住人から話を聞くことに。
すると、国枝の部屋を黒いコートを着た女性が訪ねてきて、2人が言い合いをしているところを目撃したという。
さらに、言い合いの中、女性が国枝に対し、「ダイヤはどこ?」と言っていたことも教えてくれた。
話を聞いた杉下は、益子に国枝の部屋の鑑識捜査をお願いする。
<窃盗グループ・住吉の話>
「ダイヤはどこ?」という言葉から「黒いコートの女も窃盗グループでは?」と考えられる。しかし角田課長によると、宝石窃盗グループには女性がいないということがわかった。
そのため、黒いコートの女は窃盗グループの仲間ではないということになる。
国枝については、先日の一斉逮捕で捕まえた住吉という男に話を聞いてみることに。
すると、住吉の証言から、国枝は誰かを恐喝していたらしいということがわかる。
<輸入雑貨店・風巧堂>
国枝のスマホ情報から、輸入雑貨店・風巧堂というお店に頻繁に電話をしていることがわかる。
国枝の趣味とは思えないお店だったので、恐喝の対象者がいるのかもと推理することに。
その輸入雑貨店・風巧堂には黒いコートの女が来店していた。
女は、店主の安西正則に「国枝祐介の伯母」と名乗り、ここの住所のメモを国枝の部屋で見つけたことを告げた。
しかし安西は、国枝に対して「心当たりはない」と答える。
女がお店を出ると、美月という女の子にぶつかってしまった。
お互いに「ごめんね」を言いあい、女の子は「おあいこだね」と笑顔を見せてくれた。
<恐喝の対象者>
杉下と亀山も風巧堂を訪れる。
国枝がお店に電話をかけていたことについて尋ねると、店主の安西は「商品についての問い合わせだった」と答えた。
奥の部屋では安西の娘である美月が絵を描いて遊んでいる。
杉下が話しかけると、美月は、パパとママと行った「八景島シーパラダイス」の絵だと教えてくれた。楽しかったのでまた行きたいらしい。
そんな美月の背中にはやけどの痕のようなものが見えた。
<国枝の部屋にあった指紋>
鑑識の益子に頼んでいた調べにより、国枝の部屋から出た指紋と、6年前に17歳の少年が殺された事件のナイフについていた指紋が一致。しかし一致したのは国枝の指紋ではなく、黒いコートの女が調べた形跡がある引き出しの取っ手から採取された指紋だった。
<6年前の事件>
6年前に古川健作という少年が殺された。古川は、国枝のパシリのような存在だった。
当時、殺害の容疑者として国枝も疑われたが、保護司が国枝のアリバイを証言したため、国枝は容疑者からは外されていた。
その保護司というのが風巧堂の店主・安西だったということも判明する。
「国枝が古川と一緒にダイヤを盗んでいたから保護司である安西にアリバイを頼んだのでは?」と亀山は推理。
しかし杉下は「本当に宝石絡みなのか?」と疑問に思っているよう。
<黒いコートの女の正体>
捜査一課の調べにより、6年前に菅野茉奈美という女性が失踪していることがわかる。杉下と亀山は、菅野茉奈美の家に行ってみることに。
そこで近所の人に出会い、菅野茉奈美はいなくなる半年前に夫を亡くし、その後赤ちゃんを一人で育てていたことを教えてもらった。
一人で子どもを育てていた茉奈美は、疲れていたせいで、不注意によりその子どもにやけどを負わせてしまったこともあったらしい。
子どもの名前を知っているか尋ねてみると、「ダイア」という名前だったと教えてくれた。
風巧堂には黒いコートの女・菅野茉奈美が再び訪れていた。お店の奥では美月が絵を描いている。
茉奈美が美月に話しかけると、美月は「おあいこのおばさんだ」と笑ってくれた。
茉奈美は、瑞希の背中にやけどの痕を確認する。
<6年前の事件の真相>
公園でうたたねをしてしまった一瞬に、国枝によって娘・ダイアを誘拐されてしまった茉奈美。
身代金を直接古川に渡した際にもみ合いになり、古川を刺してしまった。
そこへやってきた国枝に、お金を奪い取られ逃げられてしまった。
<美月の誘拐>
美月は友達と公園に来ていた。
すると、そこに茉奈美が現れ、「お母さんに一緒に遊んであげてと頼まれた」と言い、公園から連れ去ってしまった。
<安西の脅迫の内容>
杉下と亀山は、風巧堂を訪れていた。2人は6年前のアリバイ証言について安西に尋ねる。
すると安西は、国枝から「浮気をバラされたくなければ赤ちゃんを預かれ」と言われたことを打ち明けた。
さらに、その次の日には、「古川が殺されたが、自分はここにいたということにしてくれ」と言ってきたということも白状した。
その後、赤ちゃんは公園に捨てられていたことにして、正式な手続きの後、自分たちの子どもとして養子にしたという。
そこへ、美月が女性に連れ去られたという情報が入ってくる。
<茉奈美と美月>
茉奈美と美月は、八景島シーパラダイスへ来ていた。
美月はとても楽しんでいたが、最終的には「ママに会いたいから帰りたい」と言い始める。
茉奈美は、そんな美月に「あなたのママは私なの!」と訴えた。しかし、美月はそんな茉奈美に「大嫌い」と答えてしまう。
どうしていいかわからず、思わず美月の首を絞めそうになる茉奈美。
そこへ杉下が駆けつけ、「あなたの大切な宝物を壊してはいけない」と声をかけた。
「ウソついちゃった。ごめんなさい」と謝る茉奈美。
「大嫌いって言ってごめんなさい」と謝る美月。
そんな美月に茉奈美は「おあいこだね」と笑った。
相棒21 第10話「黒いコートの女」感想「悲しすぎる相棒だー!!」
今回の『相棒21』第10話「黒いコートの女」は、悲しみにあふれた物語でした。
事件の発端は、菅野茉奈美がお天気のいい公園で、子どもをベビーカーに乗せたまま、ついウトウトしてしまったことです。
旦那に先立たれ、悲しみの中、それでも頑張って一人で子どもを育てている中で起こった誘拐事件。歳月を経て、ついに見つけた我が子は、“美月”という別の名前になって、他の夫婦の子どもとして生きているという悲しすぎる現実でした。
誘拐犯の一人である少年を殺めてしまってはいますが、同情しかないこの黒いコートの女をだれも責める人はいないのではないでしょうか。
物語の最後、「ママに会いたい」と泣く美月に「本当のママは私なの!」と訴える姿は本当に悲しくて涙が出ました。
美月は、今の育ての親である安西夫婦の元へ帰っていくわけですが、大きくなってから美月に本当の母親について語ってあげる日がくるといいなぁと思います。
店主。安西が浮気していなければこんな悲しいことにはなっていなかったはず。
安西もなんらかの処罰を受けてほしいです。
相棒21 第10話「黒いコートの女」見どころ
切なさが残る悲しいお話だった『相棒21』第10話「黒いコートの女」ですが、内容とは別に見どころだと感じたポイントがあるので紹介します。
特命係の格闘シーン
組織犯罪対策部薬物銃器対策課の課長である角田課長。自分のところの人手が足りない時には、特命係のお二人によくお手伝いを頼みます。特命係は、今回も宝石窃盗グループ一斉逮捕のお手伝いに参加しました。
そして、このお手伝いでよく出てくるのが特命係の「格闘シーン」なんです。
逃げる犯人や抵抗して向かってくる犯人と行うバトルシーンはとっても見ものです。右京さんも亀ちゃんもかなりカッコいいですよ。
内容を入力してください。
ミステリアスな雰囲気の橋本マナミさん
告知忘れてましたが、昨夜は#世界のなんだコレミステリー のハチ公物語の再放送
そして
ドラマ #相棒
ご視聴ありがとうございました🙇♀️🙇♀️🙇♀️
とても切ない役でした。
楽しんでいただけたら幸いです(^^)
右京さん、亀山さん、美月ちゃんみんなで写真撮ってもらいました😊
夕陽が綺麗でした☺️ pic.twitter.com/AITSjOEaNm
— 橋本マナミ (@manami84808) December 22, 2022
今回のメインキャストとして登場したのは、女優の橋本マナミさんです。グラビアアイドルのイメージが強かったですが、最近では女優として見かけることが増えてきました。
今回もミステリアスな雰囲気をまとった「黒いコートの女」をしっかり演じてくれていましたね。
いい人なのか悪い人なのかわからない謎の女という感じがとてもよかったと思います。
美しいので「おばさん」という表現が正直ちょっと違和感だったかも。
今週のイタミン&亀ちゃん
今週のイタミン&亀ちゃんも仲良くケンカしていました。
嘱託職員・亀山薫になって半年。「特命係、嘱託の亀山~」もだんだん定着してきましたね。
今回はそれに対して亀ちゃんの方もイタミンに言い返していました。
「捜査一課のイヤミ~」
嫌味を言いに来たからイヤミ~なんです。子どものケンカみたいでかわいかったです。
今回は、”ヒマな捜査一課”というレアな3人を見れましたね。
まとめ
【母親の執念と苦しみ】相棒21 第10話「黒いコートの女」ネタバレあらすじ 見どころ&感想「悲しすぎる相棒だー!!」についてまとめました。
相棒21 第10話「黒いコートの女」のネタバレあらすじを紹介しました。
相棒21 第10話「黒いコートの女」は悲しみにあふれた物語です。
相棒21 第10話「黒いコートの女」の見どころポイントを紹介しました。
- 特命係の格闘シーン
- ミステリアスな雰囲気の橋本マナミさん
2022年の放送は今回で最後でした。
次はいよいよ元旦スペシャルです。2023年も『相棒21』をとことん楽しみましょう!