【大人っぽい少年漫画!!】漫画『葬送のフリーレン』紹介 年配層も読みやすい理由とは?

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架空の世界を舞台にしたファンタジー系の冒険漫画は、少年漫画の中でも人気のジャンルです。そんなファンタジー系少年漫画の中で、若い世代だけでなく、年配層にも読みやすい、大人っぽい少年漫画を読みました。

ここでは、そんな大人っぽさがあるファンタジー系少年漫画『葬送のフリーレン』を紹介しています。

作品の基本的な書籍情報をまとめ、大人っぽさが目出つ漫画『葬送のフリーレン』が、年配層にも優しく読みやすい作品になっている理由も、具体的に紹介しています。

ぜひ読んでみて下さい。




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漫画『葬送のフリーレン』はどんな漫画?


  • タイトル:葬送のフリーレン
  • 作者: 山田鐘人(原作・原案)、アベツカサ(作画)
  • ジャンル:少年漫画、ファンタジー
  • 掲載誌:週刊少年サンデー
  • コミックス発売巻数:12巻 ※第13巻は2024年3月21日発売予想
  • 出版社:小学館


漫画『葬送のフリーレン』は、2020年から、漫画雑誌「週刊少年サンデー」で連載されている漫画作品です。2024年1月現在、まだ連載は続いています。

魔王討伐に行った勇者たちが、魔王討伐後に王都に帰還したところからスタートするという、珍しい始まり方が特徴的な作品です。

「第14回マンガ大賞」「第25回手塚治文化賞新生賞」など、多くの賞を受賞した、注目の漫画となっています。


漫画『葬送のフリーレン』主な登場人物

フリーレン

作品の主人公。
エルフ族の女性で、魔王討伐を果たした勇者パーティーの魔法使い。
1000年以上生き続けているが、見た目は少女。

 

フェルン

人間の女の子。魔法使い。
戦災孤児だったが、勇者パーティーの僧侶・ハイターに助けられ、育てられた。
フリーレンの弟子として、いっしょに旅に出る。

 

シュタルク

人間の男の子。斧使い。
勇者パーティーの戦士・アイゼンの弟子。
ビビり系男子だが、強さはかなりのもの。
フリーレンに誘われ一緒に旅に出る。

 

ザイン

人間の男性。僧侶。
旅に出た幼なじみを追いかける目的で、フリーレンたちといっしょに旅に出る。

 

ヒンメル

魔王討伐を果たした勇者。種族は人間。
フリーレンを仲間にスカウトした人物。

 

ハイター

魔王討伐を果たした勇者パーティーの僧侶。種族は人間。
フェルンの育ての親。

 

アイゼン

魔王討伐を果たした勇者パーティーの戦士。種族はドワーフ。
フリーレンにオレオール(魂の眠る地)について教えた人物。

 

あらすじ

勇者・ヒンメル、僧侶・ハイター、戦士・アイゼン、魔法使い・フリーレンの4人は、見事、魔王を討ち果たし、王都に帰還した。
旅にかかった年月は10年。4人は、かなり長い期間、一緒に旅をしたことになる。
しかし、1000年は生きると言われるエルフ族のフリーレンにとっては、10年という年月はかなり短いものだった。
帰還した後、4人は一緒に流星群を見ることに。
その後、それぞれ別れたが、50年後に再び再開。フリーレンの風貌は全く変わっていなかったが、人間であるヒンメルやハイターは、すっかり年老いていた。
そして、年老いたヒンメルは他界する。
葬儀で、フリーレンは、自分がヒンメルについて何も知らず、知ろうともしていなかったことを悔いて、涙を流す。
そして、フリーレンは、人間というものを知るために、再び旅に出る。

 

漫画『葬送のフリーレン』は年配層に優しい大人系少年漫画

漫画『葬送のフリーレン』は、40~50代のような少し大人の年配層にも読みやすい、優しさがつまった少年漫画です。

これは、漫画『葬送のフリーレン』が持つ、物語全体の雰囲気から判断しました。10代、20代の若者だけでなく、もっと上の年代の人たちにも、ぜひ読んでみてほしいと思っています。

私が、年配層に優しいと感じた、漫画『葬送のフリーレン』の雰囲気を、具体的に紹介します。

 

荒さはなく穏やかな動き

漫画『葬送のフリーレン』の人物たちは、荒っぽくない穏やかな動きをします

少年漫画では、主人公たちが、「ドカッ!!」「バキッ!!」「グワーッ!!」なんて音をたてながら、修業したり戦ったりします。荒っぽい感じで、修行の苦しさや戦いの激しさを、わかりやすく表現させていますよね。

しかし、大人は時に、この荒っぽさに、やかましさを感じてしまうことがあるのです。

漫画『葬送のフリーレン』では、そんな荒っぽい修行や戦いは行いません。戦闘シーンはありますが、基本的に穏やかに倒してしまいます

この穏やかな動きは、やかましさが苦手な年配層にぴったりです。

一発で倒してしまうような瞬殺バトルも、穏やかでいい感じです。

 

派手ではなくシンプルな必殺技

漫画『葬送のフリーレン』では、派手ではなく、シンプルに技(魔法)が繰り出されます

「ゴムゴムのー!ジェットガトリング(JET銃乱打)ーーー!!」

海賊王になるあの人は、大声で必殺技を叫びながら攻撃します。もちろん、このように少年漫画によく出てくる派手な必殺技シーンは、迫力があってカッコよく、43歳の私も大好きです。

しかし、年配層は時に、この派手なシーンにちょっと疲れを感じてしまうことがあるのです。

フリーレンは魔法使いなので、攻撃魔法を繰り出すときに、魔法名を言います。魔法は唱えて使うものですから、声に出す必要はあるのでしょう。

しかし、その唱え方はかなりシンプル。本当に、言うだけなんです。

スマートな必殺技の放ち方は、ちょっと疲れがちな年配層にぴったりです。

ちょっと疲れて読むのがストップしちゃった・・なんてことがありません。

 

1周目ではなく2周目の安心感

漫画『葬送のフリーレン』のフリーレンの旅は、旅の2周目という安心感があります。

例として、ドラクエを想像してください。年配層は、半分以上が経験済みのRPGゲームです。

ドラクエでは、魔王討伐のためにお城を出発したら、過酷な旅が始まります。

初めて戦う魔物たち。初めてくらう攻撃魔法。

少ないHPとMPでは、ちょっとの判断ミスですぐ死んでしまいます。

しかし、一生懸命レベル上げをしてコツコツと強くなっていくあの感覚は、達成感に溢れ、年配層にとっては、青春時代のいい思い出となっているはず。頑張って戦ったぶんだけ強くなっていく過程は、辛いですが、とても楽しくもあるのです。

しかし、年配層となると、「あのレベル上げの苦労をもう一度するのはもう無理かも・・」と考えてしまうことがあるのです。

フリーレンも旅をしているので、大変なこともあります。しかし、それは、1周目の旅のものとは、比べ物にならないほどかわいいもの。クリア済という最強の実績のおかげです。

ラスボス討伐済みの強さを持った2周目の旅は、1周目の苦労はしなくてもいいという安心感があって、できることなら苦労はもうしたくない年配層にはぴったりです。

さくさく進むRPGゲーム感が快適です。

漫画『葬送のフリーレン』アニメ版も大ヒット

漫画『葬送のフリーレン』はアニメ化され、大人気放送中です(2024年1月現在)。

アニメーションはもちろん、声優陣・主題歌ともに、かなり豪華で、制作に気合が入っていると感じます。

アニメ『葬送のフリーレン』については、別記事で詳しくまとめているので、そちらも合わせてご覧ください。

アニメ『葬送のフリーレン』2クール連続放送中!!見逃し動画はどこで見る?主演声優や主題歌も紹介
人気アニメ『葬送のフリーレン』について紹介しています。おすすめの見放題配信サイト、主演声優、主題歌をまとめました。




まとめ

【大人っぽい少年漫画!!】漫画『葬送のフリーレン』紹介 年配層も読みやすい理由とは?についてまとめました。

  • 漫画『葬送のフリーレン』は、漫画雑誌「週刊少年サンデー」で連載されている漫画作品(2024年1月現在)
  • 漫画『葬送のフリーレン』は、珍しい始まり方が特徴的な作品
  • 漫画『葬送のフリーレン』は、物語全体の雰囲気のおかげで年配層にも読みやすい
  • 漫画『葬送のフリーレン』は、アニメ化され、大人気放送中(2024年1月現在)

 

43歳、年配層の私が自信をもっておすすめする作品です。あなたもぜひ読んでみて下さい。




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