あなたはホストクラブに行ったことがありますか?私はありません。おそらくこれから先も行くことはないでしょう。
しかしぶっちゃけとても興味はあります。イケメンにちやほやされながらお酒を飲むのですから楽しいイメージしかありません。
「楽しそうだけど訪れることができそうにない世界」
わたしにとってホストクラブとはそんな世界ですが、現在そんな楽しそうな世界を漫画で楽しんでいます。
ここではそんなホストクラブが舞台の漫画『ラブ×ゼロ』を紹介します。
作品の基本的な情報やあらすじをネタバレなしで、そしてこの作品ならではの見どころやアニメ化・実写化についてもまとめています。
イケメンなホスト達がたくさん登場する漫画です。ホストクラブ経験者の方も未経験者の方もぜひ読んでみてください。
漫画『ラブ×ゼロ』はどんな漫画?
- 作品名:ラブ×ゼロ
- 作者:藤原 ゆか
- ジャンル:恋愛
- 掲載:LINEマンガ
- コミックス発売巻数:3巻 ※第4巻は2022年7月18日発売予定
- 出版社:LINE Digital Frontier
漫画『ラブ×ゼロ』は、LINEマンガに2020年4月から連載中の作品です。「クラブゼロス」という架空のホストクラブが舞台となって物語が描かれています。
作者の藤原ゆかさんは17歳で漫画家デビューしており、ジャニーズの公式漫画や芸能雑誌「Myojo」の撮影ルポ漫画コーナーも担当されています。13歳の時には漫画『ONE PIECE』のイラスト投稿コーナーで大賞を受賞したという過去もお持ちの漫画家さんです。
主な登場人物
朝日 ニナ(あさひ にな)
物語の主人公。18歳。
高校を卒業して美容師になるために岐阜県から上京してきた。
美少年風のビジュアル。
天也(てんや)
クラブゼロスのナンバー1。
21歳。マイペース。ピアノ・フラワーアレンジメントを独学でマスター。
ホストとしてのキャッチコピーは「神に愛されし者(アメージング・ワン)」
鳳 依人(おおとり いと)
クラブゼロスのナンバー2。
主任を務める23歳。天也の実のお兄ちゃん。調理師免許や防火管理者など様々な資格を持つ。
ホストとしてのキャッチコピーは「3つ星の支配者(ハイクオリティーマスター)」
東吾(とうご)
クラブゼロスのナンバー3。
25歳の元プロボクサー。何でも食べる細マッチョ。
サク
クラブゼロスのナンバー4。
20歳。好きなものは紅茶とスイーツとおしゃべりと天也さんとカワイイ僕と全ての姫。
弥白(やしろ)
クラブゼロスのナンバー5。
29歳。本業は油絵画家。二次元作品大好き。
榊 麗子(さかき れいこ)
クラブセロスのオーナー。顔面至上主義。
あらすじ
朝日ニナは、高校を卒業した後、自立のために一人で上京してきた。しかし住むことが決まっていたアパートが入居日に突然の水漏れで住めなくなってしまう。
初めての大都会で頼る人もお金もない。どうしていいかわからなくて雨の中途方に暮れていたニナだったが、一人の少年に声をかけられた。なんだか目を離せなくなってしまったその少年を見つめていると、続けて現れた着物を着た美人に声をかけられる。どうやらニナが途方に暮れていた場所はその女性のお店の前だったよう。
女性は、雨が降りやむまでお店で雨宿りをするように提案してくれた。そしてニナの顔をかなり気に入った様子の美人ママは、ニナに自分の店で働かないかと勧誘する。
その日から住むことができる寮もあるということで、ニナもその話にのっかりお店を見せてもらうことに。そこでニナが見たのはきらびやかなシャンデリアの下でシャンパンタワーを準備をし、コール練習をしているイケメンたちの姿だった。
ニナが勧誘されたお店とは、歌舞伎町の名店「クラブゼロス」というホストクラブ。ニナはそこで内勤スタッフ兼美容スタッフとして働くことになる。
漫画『ラブ×ゼロ』にはホストネタがいっぱい!
漫画『ラブ×ゼロ』はホストクラブが舞台となっているのでホストネタがとても面白く描かれています。行ったことない私としては感心する部分もとても多かったです。そんなホストネタがこの作品の見どころになっていると感じました。
ホスト達の姫呼び
行ったことないので実際に目にした光景ではありませんが、ホストクラブでは自分の直接担当以外のお客様のことを“姫”と呼ぶそうです。来店する多くの女性の名前を正確に覚えるのは難しいから”姫”という呼び方で統一しているのだとか。私はこの姫呼びがとても気に入りました。
女性ならだれでもお姫様に憧れたことはあるでしょう。
「豪華なお城でキレイな服を着ているお姫様」
「庭で花を見ながら小鳥と戯れるのが通常業務のお姫様」
「生まれた時から圧倒的な美ビジュアルを持ち、最終的にはやはり美ビジュアルな王子と結婚しちゃうお姫様」
姫というのはそんな「豪華・優雅・美」というものを持ち合わせた夢見る存在。ですから“姫”というのは女性にとって最強の敬称とも言えるのです。
”お客様”ではなく、女性というところに着目して“姫”と声をかけるホスト達。最初に考えた人ホントすごいです。
そんな姫呼びが『ラブ×ゼロ』の中でも行われています。面白さもありますが、王子様ビジュアルな男たちが言うので、その場面を見るだけでもキュンキュンしてしまいますよ。
同伴後、お店に着いたら「ほら、姫。お城に到着だよ。」とか言ってます。
「天也、何か欲しいものある?」「姫の笑顔があればそれで・・。」この一言で200万のブランデーが入りました。
キャラ個性が面白い
主要ホストがすぐに5人登場しますが、それぞれの個性がとても面白いです。
ホストであるということとイケメンであることは共通点ですが、その中でも完璧な美少年だったりかわいい系の男の子だったりと特徴はさまざま。全員イケメン系の男の子なのに全くちがうキャラクターたちを作り上げちゃうところが漫画家さんってすごいな~なんて思ってしまいました。
自分だったらこのタイプが好きだなーなんて考えながら読むことができますよ。
ちなみに私の推しはナンバー3の東吾です。
細マッチョな彼は、腹筋を触わりたがる姫が多いからインナーはもう着ないそうですよ。
東吾はハグすると筋肉量がわかるという能力があります。もちろん同伴はトレーニングジムです。
物語が進めばライバル店となるホストも登場しますが、そちらも個性豊かです。カッコいいのにコミカルなホスト達をたくさん楽しめますよ。
漫画『ラブ×ゼロ』はアニメ化・実写化してる?
漫画『ラブ×ゼロ』は、2022年2月現在、アニメ化も実写化もされていません。
全く情報は無いのですが、どちらかというと実写化の方が似合いそうだなというのが個人的な意見です。演技力あるイケメンどころの俳優さんが5人のホストを演じてくれればうれしいなーなんて勝手に願っています。
ちなみに勝手ながら主題歌希望の曲を見つけました。なんかピッタリだったのでどうしてもここに載せたくて。
歌唱力がとんでもない歌い手たちが集まって歌った曲です。
みなさま声だけでなく顔もイケメンなのでなんなら実写版キャストもお願いしたくなります。依人はそらるさんで♪
まとめ
漫画『ラブ×ゼロ』は、LINEマンガで連載中の作品です。ホストクラブが舞台となっています。
ホストネタやクセのあるキャラクターたちが見どころです。
2022年2月現在、アニメ化も実写化もされていません。
現実を忘れさせてくれるホストクラブ。現実で行くのが難しいなら漫画で楽しんでしまいましょう。絵もかわいくてとっても読みやすいお話ですよ。