【深イイ将棋漫画!】『3月のライオン』はどんな漫画?アニメ・実写についても

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職場の漫画仲間の先輩からのオススメ漫画『3月のライオン』。「おもしろいんだよ~。」と言われて貸してもらいましたが、言葉通りとても面白かったです。

ここではそんなオススメ漫画『3月のライオン』を紹介します。

作品についての基本情報、おおまかなあらすじなどをまとめています。そして面白いと感じるポイントも私なりに考えてみました。さらにアニメ化や実写化についても調べています。

ネタバレはしていないので安心してぜひ最後まで読んでみてください。




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漫画『3月のライオン』はどんな漫画?

 

  • 作品名:3月のライオン
  • 作者:羽海野チカ
  • ジャンル:青年漫画・青春漫画
  • 掲載誌:ヤングアニマル
  • 単行本発売巻数:16巻 ※第17巻は2023年7月4日頃発売予定
  • 出版社:白泉社

 

漫画『3月のライオン』は、雑誌「ヤングアニマル」で2022年4月現在も連載中の作品です。将棋がメインテーマとなっており、将棋棋士である先崎学さんが監修をされています。単行本ではエピソードの間に先崎棋士のコラムも掲載されています。

スピンオフ作品として、作者の羽海野チカさんが原案と監修を務めた『3月のライオン昭和異聞 灼熱の時代』も白泉社から発売されています(全10巻)。


主な登場人物

桐山 零(きりやま れい)

主人公の高校生。中学生でプロ入りをした若手の棋士。両親と妹を事故で亡くしており、棋士である幸田柾近の内弟子となって引き取られる。
プロの棋士となり中学を卒業後は一人暮らしを始める。

 

川本 あかり(かわもと あかり)

零の隣町に住む川本家の長女。20代前半で妹たちの母親代わりとして一家を支えている。
一人暮らしの零を気にかけ、よく家に呼んで姉のようにご飯をふるまう優しい人。美人でスタイルも良く、銀座で伯母が開いているお店のホステスとしても働いている

 

川本 ひなた(かわもと ひなた)

川本家の次女。物語開始時は中学生。妹のお世話も家の手伝いもこなすしっかり者
性格は優しく元気。ダメなものはダメだとはっきり言える義感もある。

 

川本 モモ(かわもと もも)

川本家の三女。保育園児。
元気でかわいく、姉たちと同じようにも零にも懐いている

 

川本 相米二(かわもと そめじ)

川本家の祖父で和菓子屋の店主。
孫娘たちをこよなく愛する素敵なおじいちゃん。

 

二海堂 晴信(にかいどう はるのぶ)

零の良き将棋のライバルであり友達。零のことは“心友”だと表現している。
ふくよかな体格。家はかなりのお金持ち。

 

幸田 柾近(こうだ まさちか)

零の将棋の師匠であり義父。零のお父さんの友人。
身寄りがなくなった零を内弟子として引き取った。

 

林田 高志(はやしだ たかし)

零の高校の先生
1年生時の担任だが、担任を外れてからも零のことをなにかと気にかけてくれる。

 

あらすじ

桐山零は事故で家族を亡くし、父の友人である棋士の幸田に内弟子として引き取られた。しかし家族にはなじめず、プロ棋士になって中学を卒業した後は一人暮らしを始める。
高校に1年遅れて入学したがうまく周りになじむことはできず、基本的に校内では一人。唯一話をするのは担任である林田先生だけだった。

学校外でも将棋を指す以外は特に何もない生活を送っていた。
食べて寝て将棋会館に行くだけの生活。
しかし偶然体調不良のところを川本あかりに見つけられる。それ以来川本家にはお世話になり、まるで家族のような交流を持つようになる。

家族を失ってから将棋しか世界がなく、孤独が当たり前となっていた零だったが、いろいろな人との関わりを持つことで人の温かさを知り、心が変化していく。

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漫画『3月のライオン』はここが深イイ!

将棋がテーマになっている作品ですが、私は将棋については無知同然。「王様取られたら終わりでしょ?」ぐらいの知識しかありません。

そんな私でも面白いと感じるのは『3月のライオン』には深イイと感じるポイントがたくさんあるからなんです。

 

心に響く名言

漫画『3月のライオン』に出てくる多くの名言は心に響く深イイポイントとなっています。

少女漫画ではカップル2人のやり取りにキュンキュンするのが楽しいんですが、青春漫画系ではひたむきな登場人物たちの言葉にジーンとしてしてしまいます。

将棋漫画なのでもちろん将棋の戦いについてのものもありますが、生きていくことについての名言がたくさんあるのがポイントです。

「深イイなぁ」と思うようなものばかりなのできっとあなたの心にも響くでしょう。

ちなみに話数が進むにつれて少しばかりですが恋愛要素も入ってきます。そうなるとキュンキュン感も味わえるので恋愛漫画好きな方も楽しめますよ。

 

名言は別記事で紹介しています。合わせて読んでみてください。

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川本家での交流

「川本」という名前の家族が主人公・零と関わっていく様子が深イイポイントです。

川本家は女の子3人姉妹と近くで和菓子屋を営んでいるおじいさんという家族構成。零とは血のつながりは全くなく、ただ家が隣町同士という間柄です。

そんな赤の他人である川本家の長女・あかりはまるで零を実の弟のようにごはんを作ってくれ、おかずを持ち帰らせてくれます。

妹たちやおじいちゃんも零がいるのが当たり前のように迎え入れてくれます。

そして零もまた次女・ひなたが学校で苦しい問題を抱えた時には、全力で力になって助けてあげたいと行動するのです。

他人ではありますが、零にとってはおそらく一番心を許せるのがこの川本家です。そんな川本家との交流が読んでいてとても素敵だなと感じました。

 

二階堂との友情

心の友と書いて“心友(しんゆう)”。零をそんな存在だと言ってくれる二階堂の存在は、話数が進んでいくにつれて深イイポイントとなっていきます。

多くの少年漫画に欠かせない存在なのがライバル兼親友という人物。二階堂もそんなポジションの人物ですが、深イイポイントはだんだんと友情が強くなるところです。

最初は得体の知らないただのぽっちゃりな男の子ですが、物語が進むにつれ零にとって二階堂の存在は大切なものになっていきます。

同世代ライバルと深まっていく絆のようなものに感動しますよ。

 

林田先生の存在

高校1年生の時の担任である林田先生は、この先も零にとって忘れられない恩師となるであろう深イイ先生です。

零は高校に通っていますが、友達はいません。いつもお昼ごはんは一人で食べています。

人がこない階段で食べたり屋上で食べたり。零はそんな”一人ごはん”には昔から慣れているのですが、そこへ頼んでもないのにいつも来てくれるのが林田先生です。

将棋ファンでもある先生ですが、出席日数などの事務的なお世話などはもちろん、零が高校生らしい生活を送るようになっていくために色々な世話も親身になって焼いてくれます。

1年遅れでも学校という場所へ通うことを決めた零。しかし初めのうちはそこに特別なものを見つけることはできませんでした。

何のために通っているのかわからないと考えていた零に、普通の高校生が経験する学校生活を教えてくれたのはこの林田先生です。

主人公・零の成長

主人公・零は物語開始時には暗く孤独な少年でした。そんな零は将棋・学校・友情・恋愛などを通して徐々に孤独から解放され、人間らしくなっていきます。これが『3月のライオン』の一番の見どころだと思います。人と笑いあったり、人のために本気で怒ったり。そんなことをするようになるとは想像できなかった零の姿に一つ一つ感動しますよ。

 

漫画『3月のライオン』は実写化・アニメ化してる?

漫画『3月のライオン』は、実写化もアニメ化もしています。

実写では映画になっていました。

アニメ版は別記事で詳しく紹介しているのでぜひご覧ください。

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まとめ

漫画『3月のライオン』jは、羽海野チカさんによる将棋を題材にした青春漫画です。2021年10月現在も「ヤングアニマル」で連載が続いています中学生でプロの棋士となった、どこか孤独を抱えている少年が人の温もりを知っていく優しい物語になっています。

名言や主人公を取り巻くたくさんの優しい人たちとの交流に深イイと感じることができ、見どころになっています。

アニメ化・映画化もされている作品です。

将棋を知っている人はもちろん、将棋は全く知らないという人でも楽しめる作品です。ぜひあなたも読んでみてください。




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