【いい漫画にはいい名言がある!】漫画『3月のライオン』名言集

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将棋棋士である藤井聡太さんの登場は日本中に将棋ブームを起こすことになりました。藤井さんは14歳という最年少でのプロ入り。そして29連勝という公式戦最多連勝記録を作ったことは大きな話題となり、将棋を全く知らなかった人たちの間でも知らない人はいないほどの存在となりましたね。

そんな将棋というゲームは漫画の題材としても使われることがよくあります。

中でも藤井さんの登場を予言したかのような漫画『3月のライオン』は、高校生という若い棋士の物語で、現在も連載中の人気作品となっています。とても面白いこの漫画の見どころの一つとして、登場人物たちが口にする”名言”があるのです。

漫画に出てくる名言は心にグッとくるものがありますよね。

ここでは漫画『3月のライオン』に出てくる名言をまとめてみました。たくさんあるのですが、その中から特に私が心に響いたものを選んでいます。内容的にネタバレとなる部分もあるのでご注意ください。




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漫画『3月のライオン』名言集

非常にたくさんある漫画『3月のライオン』に出てくる名言。全てを紹介することはできないのでオススメのものを選んでみました。

人物別にまとめています。

主要登場人物たちについては別記事で紹介しているのでそちらも合わせて読んでみてください。

【深イイ将棋漫画!】『3月のライオン』はどんな漫画?アニメ・実写についても
職場の漫画仲間の先輩からのオススメ漫画『3月のライオン』。「おもしろいんだよ~。」と言われて貸してもらいましたが、言葉通...
川本あかり編

こんなにまわりに心配させてるうちは「独立した」っていいません(第3巻)

風邪をひいた零。誰にも言わずに家でぐったりしていると、あかりたちがやってきて強制的に川本家に連れていかれ看病されました。

義父に連絡を入れようと言うあかりに「独立したから大丈夫だ」と言う零。そんな零の携帯には義父から大量の着信履歴が残っていました。

その着信履歴を零に見せながら、あかりが言った言葉です。

家を出たと言っても親は子どもが心配なんです。母親目線のほっこりする言葉でした。

 

川本ひなた編

私のした事は ぜったい まちがってなんか ない!!(第5巻)

 

こんな所 何があったって 生きて卒業さえすれば 私の勝ちだ(第7巻)

中学時代、友達のいじめをかばったため自分がいじめのターゲットにされてしまったひなた。辛くしんどい学校生活ですが、そんないじめに対して言った言葉です。

子どもにとって学校生活が辛いことはかなりの負担です。いじめられている状況の中でなかなかこの言葉は出てきませんよね。すごい強さです。

ちなみにひなちゃんの性格のモデルはワンピースのルフィだそうです。納得ですね。

 

川本相米二編

お前は何ひとつ間違っちゃいねぇ!!友達を助けたんだ!!胸をはれ!!(第6巻)

イジメられている友達を助けたひなた。その結果自分がいじめのターゲットとなってしまいましたが、そんなひなたにおじいちゃん・川本相米二が言った言葉です。

どうするのがよかったのか正解がわからないひなたにとってこの言葉はかなり嬉しかったでしょう。

このあとひなたはいじめに負けず立ち向かっていくことになります。

 

恥なんてかいてナンボだ 何もやんねーで他人の事笑ってる人生よりずっとマトモだ(第3巻)

川本3姉妹に、島田八段との対局に「絶対勝つ!」と言った零ですが、完敗してしまいました。そのせいで家に寄りつかなくなってしまっていた零を心配するひなた。そんなひなたに対しておじいちゃんが言った言葉です。

まさに人生の名言。お年寄りの言葉ってほんと心にしみますね。

 

「楽しそうだと思ったから」 いいじゃねぇか!! 理由なんてそれ1コでOKだ! じいちゃんはな お前が楽しく過ごしてくれるのが一番なんだ(第9巻)

一家の大黒柱でもあるおじいちゃんに、ひなたは私立高校を受験したいことを伝えました。お金の心配をしていたひなたに対しておじいちゃんが言った言葉です。

しかもこの直前にお金の大切さに気付いたことをほめてくれています。素晴らしいです。保護者として見習いたい言葉でした。

 

林田先生編

がんばってたよ 俺は見てたよ(第4巻)

自分のやってきたことに「成果がなかった」と言った零に対して担任の林田先生が言った言葉です。

働きながら学校へ通い、一人でご飯を作ってゴミを出し洗濯をし・・そんながんばりを認めてくれた言葉でした。

こんな担任の先生、素敵ですね。不意に言われた言葉に零も泣いているようでしたが、その前に私が号泣です。

 

「でも」が100個揃えば開く扉があればいーが はっきり言ってねーよ そんなドア!!(第3巻)

将棋の研究会に入ることを勧められた零。林田先生も参加を促しますが、零は「でも・・」「でも・・」と消極的な態度です。

そんな零に言い放った言葉です。

ちょっと強めに背中を押してくれるこの言葉がこのころの零には必要でした。さすが先生!

 

一人じゃどうにもならなくなったら誰かに頼れ でないと実は 誰もお前にも頼れないんだ(第3巻)

遠慮しがちな零に対して言った言葉です。“持ちつ持たれつ”ということをはっきりと教えてくれました。言われた零はすぐに川本家の顔が頭に浮かびます。

林田先生はいつもそのときの零にとって一番必要な言葉をわかりやすくかけてくれます。

 

結果は大事だけどな 桐山 人に伝わるのは結果だけじゃない 世界は結果だけで回ってるんじゃないんだよ(第7巻)

ひなたのいじめ問題が解決した後、「自分は何もできなかった」と零が言ったときに林田先生が言った言葉です。零がしてきたことをちゃんとわかっている先生だからこそ言えた言葉ですね。

 

国分先生編

イジメではね 証拠が無いのが当り前なんですよ(第7巻)

ひなたのいじめ問題で新しく臨時で担任になってくれた国分先生。いじめ加害者の生徒の保護者がいじめがあった証拠を求めてきた時に言った言葉です。

確かに納得の言葉でした。

学校内には防犯カメラが設置してあるわけではありません。証言者となるであろう人物も子どもなので、自分が次のターゲットにならないように口をつむぐのは当たり前です。

確かに学校で起こるイジメに証拠なんて出てこないんです。

国分先生はこのあと「川本がイジメがあったと口にしたことが一つの証拠」と言います。「イジメにあったと口にできるのは被害者だけだ」とも言い放ちました。

ケンカではお互いの言い分を聞くことが大切ですが、”イジメ”はちがいます。一方的にやられるイジメ問題は、なによりもまず被害者の声を聞いて救済してあげることが大切です。

「うちの子がやったっていう証拠は?」なんて言ってくる保護者を黙らせるカッコいい言葉でした。

 

「何をしたのか解らせる」のも仕事のうちだ(第9巻)

この言葉は担任を新しく引き継いだ先生に言った言葉です。

国分先生はひなたのイジメについて、状況が沈静化しても、加害者が謝っても、加害者の生徒との話し合いをやめませんでした。

謝ったら終わり。イジメがなくなったら終わり。ではなく、次のイジメがまた起こらないために「何をしたのか解らせる」のだと国分先生は言ったのです。

教育”というものを感じる言葉でした。

 

島田八段の地元・山形の村人編

変わんねぇ 大丈夫だから 焦るな(第5巻)

名人との戦いで敗れた島田さんに、島田さんの地元・山形の人たちが優しく笑ってかけた言葉です。

地元のみんなは将棋棋士として活躍する島田さんをずっと応援してくれています。その期待に応えるために島田さんは何年も何年も戦い続けてきたのです。

そのプレッシャーはかなりのものでした。早く名人になって地元を喜ばせないといけないというプレッシャーに心も体もボロボロ。10代から胃が痛むのは当たり前で薬を飲む生活を続けています。

そんな中に言われた言葉でした。

この言葉で島田八段はまた頑張ろうという気持ちを持つことができるたのです。素敵でとても優しい応援でした。

 

桐山零編

お前なら大丈夫だ(第6巻)

心友(しんゆう)でありライバルである二階堂が次の対局についてあれやこれやと不安いっぱいに戦い方を口にしていたときに、零が言った言葉です。

一言ですが、かなり重みのあるありがたい言葉ですよね。本当に理解している友達にしか言える言葉ではありません。

かなりカッコイイ一言でした。

 

彼女のためなら 僕は何だってするつもりです 彼女が困っているなら 何をしてでも助けたいっ(第6巻)

ひなたがいじめを受けていることを林田先生に相談した零。そんな零が言った言葉です。

零的にはこの言葉にひなたを女の子として見ているという意味はなかったようですが、これが零×ひなたの最初の恋愛フラグとなりました。

恋愛漫画好きな私の最初のキュンキュンポイントにもなりました。

 

僕は ひなたさんとの結婚を考えています だから 他人事なんかじゃ無いんです!!(第10巻)

昔ひなたたちを捨てていった実父が家を奪い取ろうとやってきます。零はそれに対して異議を唱えますが、関係ない他人は口出すなと言われました。

そんな零がひなたたちの実父に言った言葉でした。

周りにはひなたはもちろん、あかりやモモ、伯母さんなどの川本家メンバーがそろっていました。

さすが天才。告り方も予想外。

まだ付き合ってもないのにこんなこと真顔で言っちゃう零がとても素敵でした。

 

思わず笑ってしまうおもしろ名言集

心にグッとくる名言ではなく、ツボにはなるおもしろ名言もありました。せっかくなのでそちらもご覧ください。

 

ヤングアニマル(第9巻)

高校生男子と書いてこう読み仮名がふってありました。言ったのは伯母である美咲です。さすが銀座のママですね。表現が最高です。クスっと笑ってしまいました。

ちなみに『3月のライオン』の連載誌もヤングアニマルという名前です。

 

甘やかしうどん(第9巻)

ひなたが受験勉強をがんばっているときにあかりが作ってくれたお夜食、てんぷらと油揚げを両方乗せたうどんのことです。油揚げは甘くてお汁をいっぱいすっています。

美味しいもののとなりにおいしいもの。「キツネにする?天ぷらにする?」という言葉から生まれた川本家のオリジナル料理です。

川本家で出てくる料理はこれ以外にもかなり美味しそうなものばかりです。絵を見るだけでお腹がすくので、夜読むのは危険かもしれません。

 

お米って野菜でしょ?(第11巻)

ちがいます。お米は野菜ではありません。

白米のカロリーは気にしなくていいという意味であかりが言った言葉でした。理由は畑でとれるからだということです。ちなみにあかりからすると田んぼは水を抜いたら畑みたいなものらしいです。

こんなこと言いながら美味しいものをモリモリ食べちゃうあかりがとってもかわいいです。

 

男って自分が無惨に捨てた場合でも女たち(娘含む)の事 み~んな「それでも俺の事 ず~っと好きなはず☆」って何でか信じてんのよねぇ・・(第11巻)

ほんと、それ。ほんと、それですよ。

銀座で働く女・あかりの伯母さんが言った言葉でした。

元カノは別れた後もずっと大切とかいう男性、けっこういますよねぇ。

女からみた男の七不思議の一つです。




まとめ

漫画『3月のライオン』で登場した名言を紹介しました。まだまだあるんですがキリがないのでここまでにします。

電車の中で読み進めましたが、名言に感動しすぎて涙が出そうになりました。泣ける漫画です。

本当に素敵なお話なのでぜひあなたも読んでみてください。

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