漫画『宇宙兄弟』心に刺さる名言 by 六太

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漫画『宇宙兄弟』には多くの名言が出てきます。

『宇宙兄弟』に限らず漫画にはよく名言と言われるセリフがあるのですが、『宇宙兄弟』に出てくる名言は、なんだかとても深く心に刺さるような気がするんです。

ここではそんな漫画『宇宙兄弟』に登場する名言を紹介します。

作品全体の流れを読めばきっとそんな名言に感動するのは私だけではないと思います。ぜひ作品全体を読んでみるきっかけにしてもらえたらうれしいです。

それぞれの登場人物がそれぞれ素晴らしいことを言っているのですが、たくさんありすぎるので今回は主人公・南波六太の名言を紹介します。

名言の背景を紹介するためにネタバレを含む内容もあるのでご注意ください。



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『宇宙兄弟』名言集

<南波六太篇>

グーみたいな奴がいて、チョキみたいな奴もいて、パーみたいなやつもいる。誰が一番強いか答えを知っている奴はいるか?

閉鎖空間での訓練の終わりに、だれか一人、宇宙飛行士にふさわしいと思う人を決めろという指令が出されます。

ともに過ごしていた仲間はみんな宇宙飛行士になるために懸命に頑張っている仲間です。誰が一番かなどとはとても決められるものではありません。

グループによって決め方は自由で、他のグループでは点数をつけてそれを参考にするという案も出ていました。

しかし六太のグループの決め方はじゃんけん。ふざけているの?と思われそうなところにこのセリフが登場です。納得の言葉ですね。

 

本気でやった場合に限るよ。本気の失敗には価値がある。

コンペに使用するマシンを作るのに十分な予算がなく、失敗するわけにはいかないという考えが飛び交う中で、失敗してもいいように最低2つ作る必要があると六太は主張します。

このことを「失敗に前向きだ。」と表現されますが、そこで六太が口にしたのがこのセリフです。しかもお酒を飲みながら。

サラッとこんなこと言えるってすごくカッコいいです。

ことわざにもある「失敗は成功のもと」の豪華版な感じですね。

 

新しいモノ作ろうって話なんだ。最初は何だって“仮説”だろ?

私たちの多くは過去に実績のないものについて、積極的に手を出したり認めたりするのを避ける傾向があります。特に年をとると、新しいものを理解することはなかなか難しいモノなのです。

若者文化に対して年配組が「最近の若い者がやることは・・」というのもよく聞く言葉ですよね。

この六太の言葉もまだ作ったことのない未知のものを作ろうしていることに対して、途方もないことだと周りからあきれられているところに口に出された言葉です。

確かに何でも最初は仮説に始まるのですが、それが実現に向けての第一歩なんですよね。

そうなんです。なんだって最初は仮説です。その仮説は可能性であり、それがなければ何事も実現はしません。

モノづくりにとって基本的で大切なことですが、忘れがちなことですよね。

昔、地動説を唱えたガリレオガリレイも裁判にかけられるほど周りから批判を浴びたそうです。今では当たり前のことですが、当時は地球が動くなんて多くの人はとても受け入れることができなかったのでしょう。

現代ではYouTuberという言葉が当たり前に使われ始めましたが、少し前までは世間から好意的な目では見てもらえていませんでした。今ではYouTuberの所属事務所などもでき、本格的なクリエイト活動として世間も認識してきています。

新しいことというのは不安が多く、受け入れるのに躊躇してしまいますが、それを拒否してしまうと進化や発展はありません。六太の言葉は、進化と発展のためにいつでも胸にとどめておきたいですね。

 

一番ふさわしいのはケンジです。でも一番になってほしいのはせりかさん。ところが実は一番なりたがっているのは、俺です。

飲みの席で先輩から一番宇宙飛行士にふさわしいのは誰か?と聞かれたときに六太が言った言葉です。

この言葉は一般的な名言とは少し違いますが、宇宙兄弟を1巻から読んでいると、かなりぐっとくる言葉です。

六太の宇宙飛行士に対する熱い思いが最後の「俺です」の部分に詰まっている感じがして大好きです。

 

一位と最下位との差なんて大したことねーんだよ。ゴールすることとしないことの差に比べりゃ。

訓練中に六太が言った言葉です。

何かに挑戦している時、頑張っていても一位になれない、もうダメだと思うときってありますよね。そんなときに諦めるのではなく最後までやりきることに焦点をあてることが大切です。

くじけそうになり諦めたくなった時にはこの言葉を思い出しましょう。

心の支えになる言葉ですね。

 

宇宙服は、俺らの味方だ。

月面のでの事故をきっかけにパニック障害になってしまい、宇宙服を着ると発作が出てしまうことに悩んでいた弟・日々人に向けて兄・六太が言いました。

小さなころから一緒に夢見ていた宇宙飛行士。そんな兄弟たちのあこがれのヒーロースーツが宇宙服なのです。それは決して敵ではない。どんな時でも味方であるはずだと六太が思い出させてくれました。

お兄ちゃんならではの一言だと思います。

個人的にはこの名言がナンバーワンです。

 

 

 

まとめ

六太の名言はまだまだ他にもたくさんありますが、特に私の大好きなものを中心に紹介させていただきました。

六太は主人公ですが、ビジュアル的には少女漫画に出てくるようなイケメンではありません。どちらかというと冴えないおじさんというような風貌で最初は登場することになるのですが、読み進めているうちに、宇宙へ行くという目標へ向かって突き進んでいく姿勢がとてもかっこよく見えてきます。

その中でこれらの名言が飛び交うので、7巻あたりからはきっとあなたも六太に夢中になってしまいますよ。

宇宙兄弟の登場キャラには他にもたくさん名言を残しているキャラクターがいます。また別の記事ではそちらも紹介したいと思います。




 

 

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