【人工冬眠(コールドスリープ)恋愛物語】漫画『君は春に目を醒ます』紹介

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絵柄がかわいい少女漫画。初々しい恋愛漫画がかわいくて大好きです。

ここでは、そんな恋愛模様に”人工冬眠(コールドスリープ)”が絡んだ漫画『君は春に目を醒ます』を紹介しています。

作品の基本的な書籍情報と、主な登場人物あらすじネタバレなしでまとめました。

また、物語の見どころとなるポイントアニメ化や実写化についても記しています。ぜひ最後まで読んでみてください。




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漫画『君は春に目を醒ます』書籍情報


  • 作品名:君は春に目を醒ます
  • 作者:縞あさと
  • ジャンル:少女漫画
  • 掲載誌:LaLa
  • 単行本発売巻数:全10巻(完結済み)
  • 出版社:白泉社


漫画『君は春に目を醒ます』は、漫画雑誌「LaLa」に2017年7月号~2022年2月号掲載された、縞あさとさんによる作品です。

物語はすでに完結し、単行本も最終巻まで発売されています。「このマンガがすごい!2019」オンナ編では、第10位に選出され、注目を集めました。


主な登場人物

岩永 絃(いわなが いと)

物語の主人公。物語開始時は小学4年生。その後、17歳の高校生に成長。
千遥とは近所の幼なじみで、小学生の頃から異性として好きという気持ちを持っている。

 

日下 千遥(くさか ちはる)

高校2年生の男の子。
幼なじみの絃のことを本当の妹のようにかわいがっている。治療法がない病気が見つかり、コールドスリープをすることになる。
治療法が見つかった7年後に目覚め、絃とは同級生として生活することに。

 

沖 弥太郎(おき やたろう)

絃の同級生の男の子。
小学生の頃は、絃のことが好きすぎてイジメていた。高校生になってからも相変わらず大好きで、男友達という立場で仲良くしている。

 

あらすじ

小学4年生の絃には、千遥という優しいお兄ちゃんのような存在の幼なじみがいる。
千遥は、意地悪をしてくる弥太郎から守ってくれ、宿題も見てくれる。
絃はそんな千遥が大好きで、お兄ちゃんとしてではなく、異性として意識し始めていた。

ある日、そんな千遥が重い病気を患っており、人工冬眠(コールドスリープ)をすることがわかる。
会えなくなることが悲しくて、部屋に引きこもる絃。
千遥がドアの外で呼んでくれるが、絃は悲しくて千遥に最後まで会うことができなかった。

「一言も何も言えなかった自分が嫌だ。こんな自分はもう嫌だ。」

学校からの帰り道、絃はそんなことを思いながら、イジメてくる弥太郎をぶん殴った。
そして千遥が目覚めた時にがっかりさせないよう、強くなることを決意する。
強くなって会いに行く・・。絃はそう心に決めた。

 

そして7年の月日が経ち、千遥が患っていた特効薬が完成。コールドスリープが解かれることになった。
高校生になった絃は、千遥が目覚めたという知らせを聞き、弥太郎から借りた自転車に乗って病院へ向かう。

漫画『君は春に目を醒ます』のポイントは“人工冬眠(コールドスリープ)”

漫画『君は春に目を醒ます』のポイントは、やはり「人工冬眠(コールドスリープ)」が題材となっているところです。

コールドスリープが絡んだ恋愛関係は、キュンキュンしながらも切なくて、見応えがあるものでした。

 

●人工冬眠(コールドスリープ) ※君は春に目を醒ます内での役割
人体を低温状態に保つことで生命活動を一時的に停止させ、老化を防ぐ技術や装置のこと。
現在の医療技術では不可能な病の治療法が発見されるまで、患者を延命させることを目的に行われる。(現実世界では確立されていない)

千遥は、コールドスリープによって妹のようにかわいがっていた7歳年下の絃と同級生になります。

その後は弥太郎を含めたよくある三角関係の恋愛物語が始まりますが、そこは千遥がコールドスリープすることによってできあがった世界。3人は、コールドスリープによってできあがった三角関係に悩んでいくことになります。

 

絃の想い

絃はずっと千遥が目覚めるのを待っていたので、コールドスリーパーである千遥が目覚めてからも、一番素直に自分の気持ちを表現してきた人物です。

強くなるという目標もあったので、千遥が病気を治すために行ったコールドスリープは、絃自身にとってもプラスになったことだったと思います。

7年間という長い時間が経っても、千遥が好きという気持ちに全く変わりはありませんでしたが、千遥のグダグダさのせいで、かなり悩まされることになりました。

泣き虫を克服して強くなった絃。好印象のヒロインです。

千遥の想い

イケメンなのに恋愛面ではなかなかポンコツだなと思ったのがこの男。コールドスリーパー・千遥です。

絃が告っても気づかない。絃が自分の事を好きだと気づくとびびっちゃう。おだやかな優しい男ですが、「しっかりしろよ」と背中をたたきたくなってしまうことが何度もありました。

しかし、そんなグダグダな態度もコールドスリープを経験したからこそのものなのでしょう。

本人にとっては、ほんの数日前まで7歳下の小学生だった女の子が、いきなり同級生になって「好きっ!」って言ってくるわけですから、気持ちが追いつかないのも無理がありませんね。

実際にコールドスリープを経験した人にしかわからない感覚なのかもしれないと感じました。

何年もの記憶がないコールドスリーパー。目覚めた後の世界に心が浸透するのは時間がかかるのかもしれませんね。

 

弥太郎の想い

千遥のコールドスリープによって、一番影響を受けたのが弥太郎だと思います。少女漫画でいう当て馬男子という存在の男の子ですが、この子がいないとおそらくこの物語は面白くなかったでしょう。

絃のことが好きすぎてイジメてしまい、一時期は嫌われていましたが、なんとか挽回し、仲の良い男友達に昇格。教室の席も隣で、絃にとって一番近い男友達ポジションをゲットしていました。

しかし、千遥が目覚めてからはその席を千遥に全て持って行かれることになります。

弥太郎は、「千遥が目覚めなければよかったのに」と考えてしまう自分を責めて涙を流します。確かに嫌な感情ですが、こう考えてしまう気持ちは痛いほどわかりますよね。

悩んで苦しむ弥太郎ですが、この経験から将来就きたい仕事についてまで描かれています。

個人的に弥太郎推しです。いい奴すぎてこっちも泣きそうになりました。

本編最終回後、弥太郎の番外編があります。これを見てやっとホッとします。

 

漫画『君は春に目を醒ます』はアニメ化・実写化してる?

漫画『君は春に目を醒ます』は、2023年1月現在、アニメ化も実写化もされていません

しかし、設定自体が面白いので、この先映像化される可能性は十分ありそうですね。

Twitterでも期待の声がたくさんありました。

設定的に実写ドラマでも面白いような気がしましたが、どちらかというとアニメ化を希望する声が多かったです。




まとめ

【人工冬眠(コールドスリープ)恋愛物語】漫画『君は春に目を醒ます』紹介についてまとめました。

  • 漫画『君は春に目を醒ます』は縞あさとさんによる少女漫画
  • 漫画『君は春に目を醒ます』は単行本全10巻で完結済み
  • 漫画『君は春に目を醒ます』は人工冬眠(コールドスリープ)を題材にした恋愛物語
  • 漫画『君は春に目を醒ます』の見どころは人工冬眠(コールドスリープ)に絡んだ三角関係
  • 漫画『君は春に目を醒ます』はアニメ化・実写化はされていない(2023年1月現在)

SF映画などで見かける人工冬眠(コールドスリープ)を、恋愛漫画に使うというのが新鮮で面白かったです。

ぜひあなたも読んでみてください。




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