ドラマ『相棒』には深イイ言葉がいっぱい！杉下右京の名言

テレビ朝日の人気ドラマ『相棒』。10月スタートのドラマなので、秋ドラマの季節になると毎回楽しみです。

そんな相棒の魅力のひとつに主人公・杉下右京の名言があります。人付き合いが下手くそな右京さんですが、深イイ名言をたくさん言っています。

ここでは私の心にズシリと残った名言をいくつか紹介するのでぜひ読んでみてください。

杉下右京という人物についても詳しく紹介しますよ。

ドラマ『相棒』杉下右京はどんな人？

ドラマ『相棒』に登場する杉下右京は、主人公の刑事です。

しかしもちろんそれだけではありません。長い間人気ドラマとして君臨している『相棒』の主人公はもちろんとてもインパクトがあり、個性的なのです。

そんな杉下右京はどんな人物なのか、ちょっとおさらいしましょう。

名前：杉下右京
出身大学・学部：東京大学法学部(首席で卒業)
階級：警部
所属：特命係
趣味：チェス・落語・紅茶
愛車：フィガロ
行きつけのお店：花の里(season18で閉店)　season19からは”こてまり”が行きつけになる？
結婚歴：あり(花の里の初代女将・宮部たまきが元妻)

杉下右京は東大法学部を卒業し、警視庁にキャリアで入っています。

刑事部捜査二課へと配属され、出世コースが約束されていましたが、ある事件で当時の参事官である小野田公顕のミスをかぶらされて、現在の特命係に配属されました。

特命係という立派な名前はついていますが、実際には捜査権のない窓際部署であり、右京は出世コースから転落した形となりました。

また、亀山薫がやってくるまでは配属された部下が6人も辞めてしまっていることから、“杉下右京は人材の墓場”とも言われていました。

[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

【中古】相棒　season1　DVD−BOX ／水谷豊,寺脇康文【中古】afb
価格：4980円（税込、送料別) (2021/3/6時点)

【送料無料】相棒 season11 オリジナル・サウンドトラック【初回限定盤】【CD】
価格：3036円（税込、送料無料) (2021/3/6時点)

ドラマ『相棒』に出てきた名言

人材の墓場とまで言われた右京さんですが、season1からは初代相棒・亀山薫を始め、多くの相棒たちの良き上司となっています。

たしかに癖の強い変人ではありますが、どんな困難な事件にも全力で立ち向かい、その推理力で必ず真実を暴いてくれる頼もしい人です。

そんな右京さんの口から出る言葉には胸に深く刺さるものがいくつもあるんです。

〇「売られた喧嘩は買いますよ。そして、必ず勝ちます。」・・season2第2話「特命係復活」

喧嘩なんてものとは全く無縁のような右京さんが言うとなんだかドキッとします。しかもいつものあの特徴的な口調で、そして最後の「勝ちます！」は、ちょっと強めに言うという、とてもカッコいい名言です。

〇「真実とは、どんなに闇に葬ろうといつか必ず白日の下にさらされるものです。」・・season4第9話「冤罪」

右京さんにかかると本当にそうなります。これは右京さんのポリシーのような言葉ですね。かならず真実にたどり着く天才の前ではどんなことも隠し通すことなどできません。

〇「残念ながら、この世に人間の命より価値のあるものはありませんよ。」・・season1第6話「死んだ詐欺師と女美術館長の指紋」

全くその通りですね。守りたいものがあるのは理解できますが、人の命を奪ってまで守るのは大間違いです。

〇「どんなに不本意な人生であっても、逃げ出さずに立ち向かうことしか本当の幸せを手に入れることはできません。」・・season4第19話「ついてない女」

人生ではどうしようもなく辛く悲しいことにぶち当たることもあります。どうして私ばかりが・・と思うこともありますが、それを否定し続けて生きていても幸せにはなれないんですよね。ちなみにこの言葉をいただいたついてない女こと月本幸子は罪を償った後、花の里の女将として良い人生を生きています。そしてseason18ではまた新しい道を見つけるために花の里から旅立ちました。

〇「確かに紙一重かもしれません。しかし、その紙一枚を踏み越える人間と超えない人間はまったく違うんですよ！」・・season6第12話「狙われた女」

お前たちも一歩違えば同じだろうと言った犯人に右京さんが放った名言です。最後は声を荒げて怒ったように訴えていました。素晴らしい言葉ですね。

〇「あなたの言っていることは正しい。ですが、あなたのとった方法は間違っています。」・・「相棒-劇場版-絶体絶命！42.195㎞東京ビッグシティマラソン」

息子を殺され誹謗中傷に悩まされ、罪を犯した犯人が気持ちを吐き出したあとに、右京さんが犯人に言った言葉です。どんな場合でも犯罪に手を染めてはいけないという覚悟を持った杉下右京の重みのある言葉でした。相手の気持ちを理解しながら諭すような言い方に心を打たれます。個人的にはこれがナンバーワンです。