【さすが福山雅治!】映画『沈黙のパレード』視聴レビュー ネタバレあり

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先日、映画『沈黙のパレード』を見てきました。あまりに素晴らしかったので視聴レビューを書きたいと思います。

原作小説も完読した私が、映画『沈黙のパレード』を実際に見て思ったことを記しています。

そして、「映画に加えて原作を読むと楽しめること」「原作に加えて映画を見ると楽しめること」をそれぞれ紹介しています

同じように『沈黙のパレード』を見た人や、興味のある人の目に留まると嬉しいです。

物語のネタバレが含まれているのでご注意ください。




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映画『沈黙のパレード』視聴レビュー

映画『沈黙のパレード』は、一言で言うと大変すばらしかったです。お金を出して見に行くだけの値うちがあったと思える作品でした。

特にここがよかったと思える箇所を2つ詳しく紹介します。

 

キャスト陣の圧巻の演技

主演の福山雅治さんをはじめとする、全てのキャストの方々の演技が素晴らしかったです。

若手俳優の新鮮さではなく、キャリア組の演技力の高さを実感することができます。

『沈黙のパレード』は、福山雅治さんに加えて北村一輝さんと柴咲コウさんというスリートップ。相変わらずの湯川の変人ぷり演技と、内海薫の絶妙な相棒的ポジションの表現力。そして今回のもう一人の主役ともいえそうな草薙刑事。過去の事件に苦しむ姿がさすがだなと思う演技でした。

これだけでもおそらく満足できるメンバーですが、『沈黙のパレード』は、その他にも吉田羊さん、檀れいさん、椎名桔平さんといった大物俳優がそろっています。メンバーは全員佐織を可愛がっていた人物。そのことがひしひしと伝わってくる演技でした。

↓キャストは別記事で詳しく紹介しているのでそちらも合わせてご覧ください。

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私のイチオシは被害者・佐織の両親役である飯尾和樹さんと戸田菜穂さん。
蓮沼に会った時の表情や、お店で湯川と話をするシーンは見入ってしまいました。

 

主題歌「ヒトツボシ」が泣ける

映画『沈黙のパレード』の主題歌は、福山雅治さんと柴咲コウさんのユニット・KOH⁺が歌う「ヒトツボシ」です。この歌は、福山雅治さんが登場人物への鎮魂歌として書き下ろした楽曲だそうです。

当たり前かもしれませんが、物語によく合っていてエンドロールで聞いた時にかなり心に響くものがありました。

殺された佐織が死んだ後に歌っているような感じの歌詞になっています。見た後は歌を聞くだけで泣けてきますよ。

 

福山雅治さんと柴咲コウさんは演技&音楽の両方の才能があってすごい!

 

『沈黙のパレード』は映画視聴&原作読みの両方がおすすめ

映画『沈黙のパレード』は、映画と原作の両方をおすすめします。

映画だけでは『沈黙のパレード』の全てを感じることはできず、原作だけでは細かい描写をリアルに想像することが難しいからです。

ここでは映画だけ見た人が原作をプラスして楽しめること、そして原作だけ読んだ人が映画をプラスして楽しめることをそれぞれ紹介します。

 

プラス原作で楽しめること

映画を見るだけでなく、原作をプラスして読めば、物語をより深く知ることができます。

『沈黙のパレード』では、並木佐織が殺された事件から蓮沼が殺された事件を追っていくというのがメインとなっていますが、その背景には23年前の本橋優奈ちゃん殺害事件があります。

そしてその事件に深く関わってくるのが増村栄治です。

映画でもこのことはもちろん出てくるのですが、上映時間というしばりがあるせいか、少し増村栄治についてのお話は薄い気がしました

私個人の意見ですが、やはりこの増村栄治について詳しく知ることで、蓮沼がいかにひどい人物だったのか、そして23年前の草薙の悲痛な思いをより一層感じることができると思います。

映画の前でも後でもいいのでぜひ原作も読んでみてください。

 

小説を読むのは苦手だという人は、映画の後に読めばわかりやすいと思います。

 

プラス映画で楽しめること

原作を読むだけでなく、映画をプラスして見れば、殺人トリックをわかりやすく理解することができます。

ミステリー殺人事件で出てくるのが犯人がどのように被害者を殺したかというトリックです。このトリックが難解なものだと、絵がない小説では想像しにくいものもあります。

人によりますが、私にとっては『沈黙のパレード』の蓮沼殺害トリックも、原作小説だけでは想像するのが少し難しいものでした。

しかし、映画を見ればそのトリックが実際に目で見れるわけですからとてもわかりやすいのです。

原作でいまいちピンとこなかった部分を「なるほど!」と理解することができました。

 

新倉家の豪華なお庭なども映画では目で見て楽しめます。映像ならではという感じですよ。

 

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まとめ

【さすが福山雅治!】映画『沈黙のパレード』視聴レビューネタバレありについてまとめました。

 

  • 映画『沈黙のパレード』はキャスト陣の圧巻の演技が魅力
  • 映画『沈黙のパレード』は主題歌「ヒトツボシ」が泣ける
  • 映画に原作をプラスすれば物語をより深く知ることができる
  • 原作に映画をプラスすれば殺人トリックをわかりやすく理解することができる

 

映画『沈黙のパレード』は、公開から12日間で観客動員数111万人を突破したということです。私も平日に見に聞きましたが、平日なのにたくさんの人が見に来ていました。

ヒットする理由がわかる作品です。ぜひあなたも『沈黙のパレード』を楽しんでください。




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