子どもたちのヒーロー・消防士。そんな消防士との恋愛が描かれている漫画『モエカレはオレンジ色』。少女漫画的なキュンキュン要素はもちろんですが、それ以外にも面白さを感じるポイントがたくさんある作品です。
ここではそんな漫画『モエカレはオレンジ色』をネタバレなしで紹介しています。
作品の基本情報、読みどころとなるポイントなどを記しているのでぜひ最後まで読んでみてください。
漫画『モエカレはオレンジ色』はどんな漫画？
- 作品名：モエカレはオレンジ色
- 作者：玉島ノン
- ジャンル：少女漫画
- 掲載誌：デザート
- コミックス発売巻数：12巻(2022年6月現在) ※第13巻は2022年7月13日に発売予定
- 出版社：講談社
漫画『モエカレはオレンジ色』は、雑誌「デザート」で2016年から連載されている作品です。女子高生と年上の消防士の恋愛が描かれています。
少女漫画ならではのじれキュン系作品で、純粋でかわいい恋愛模様を楽しみたい人におすすめの漫画です。
登場人物
佐々木 萌衣（ささき もえ）
物語の主人公の女子高生。父親を亡くしていて、お母さんと弟と3人暮らし。
蛯原 恭介（えびはら きょうすけ）
明星消防署に所属する救助隊員。仕事は優秀。真面目なイケメン。性格はシャイ。
紗弓(さゆみ)
萌衣の同じ学校の友達。
佐々木 リュウ(ささき りゅう)
萌衣の弟。蛯原を兄のように慕っている。
あらすじ
佐々木萌衣は父親を亡くし、母親の地元町に引っ越してきた。新しい学校では存在にも気づいてもらえないほどのぼっち状態。
ある日萌衣は学校の屋上で慣れないタバコを吸っているのを火災訓練のために来ていた地元消防署の蛯原に見つかってしまう。
火災現場の被災者として全校生徒の前で救助された萌衣。担任からもいないことに気づかなかったと笑われ、恥ずかしい思いをしてしまう結果となった。
しかしそんな担任教師に対して一喝してくれた蛯原が心に残る。
萌衣は、家も近所だった蛯原とその後スーパーで偶然出会ったり弟のリュウを消防署見学に連れていったりなどしてだんだんと仲良くなっていく。
漫画『モエカレはオレンジ色』は女の子のヒーロー漫画！！
ヒーロー漫画といえば少年漫画の定番です。しかし『モエカレはオレンジ色』は、そんな少年漫画の定番であるヒーロー漫画ともいえる作品です。
ヒーローはもちろん蛯原をはじめとする消防士たちです。そして敵は火災を含む災害ですね。消防士たちは普段から真剣に訓練をし、災害現場では人々を全力で助けます。
オレンジ色のヒーローたちが災害と戦う姿は少年漫画に負けないカッコよさがありますよ。
戦闘服はオレンジ色の活動服！
漫画『モエカレはオレンジ色』作品ならではの読みどころは？
漫画『モエカレはオレンジ色』は、消防士という専門的なお仕事から見えてくる読みどころポイントがあります。
救助隊員の仕事がわかる
ヒーロー・蛯原が着ているオレンジ色の服は、消防官の中でも救助隊員が着ているものだそうです。救助隊員は火災だけでなく、その他の災害でも救助活動を行います。
作品の中ではそんな救助隊員たちがどのような災害でどのようなレスキューを行っているのかが描かれています。消防署の中の見学や訓練、救助講習なども登場するので、救助隊員というお仕事についてもよくわかりますよ。
救助隊員というお仕事に興味を持つきっかけになるかもしれません。
消防士さん、たくさん出てきます。みんなイケメン細マッチョ♫
隊員側の命についても考えられる
強くカッコよく救助してくれる救助隊員のみなさま。災害から私たちを守るために一生懸命、その時のベストな方法で被災者を助けてくれます。
しかし救助隊員たちも一人の命ある人間。大切な人がいるし、待ってくれている人がいるのです。
救助隊員は、レスキューのために自分の命を犠牲にして・・というのではなく、自分の命も守りながら救助を行うべき。そんな大切なこともこの漫画は教えてくれます。
災害と言えば被災者に目が行きがちですが、救助してくれる側の人たちの命についても考えることができますよ。
危険な場所へも救助に来てくれるレスキュー隊員。彼らは決して不死身なわけではありません。
漫画『モエカレはオレンジ色』が映画化！！
漫画『モエカレはオレンジ色』は映画化されることが決定しています。
すでに公開間近です。詳細は別記事にまとめているのでぜひそちらもご覧ください。
まとめ
漫画『モエカレはオレンジ色』は、雑誌「デザート」に連載中の作品です。女子高生と年上の消防士との恋愛が描かれています。
恋愛模様を楽しむ以外にも、救助隊員という仕事や隊員たちの命についても考えることができる作品です。
漫画『モエカレはオレンジ色』は、映画化が決定しています。
純粋なじれキュン恋愛がとても楽しい作品です。真剣にお仕事に取り組む明星消防署の面々も素敵ですよ。あなたもぜひ読んでみてください。
