10月に始まる秋ドラマ。私が毎年この時期に楽しみにしているドラマは1つ。『相棒』です。
長い間大好きで、Seazon1からずっと見続けているこちらのドラマですが、初代相棒である寺脇康文さんがまた再登場するという発表で連日話題になっていますね。
ここではそんなドラマ『相棒』について紹介します。変わるたびに話題になる歴代の相棒や、これほどまでに長く愛される理由について、ファンの私なりに考えをまとめてみました。ぜひ最後まで読んでみてください。
ドラマ『相棒』はどんなドラマ?
- タイトル名:相棒
- ジャンル:刑事ドラマ
- 主演:水谷豊
- 放送局:テレビ朝日
- 放送時間:毎週水曜日21:00~22:00
- 放送時期:毎年10月~3月(2クール連続)
- 楽曲:池頼広
- 劇場版:『相棒-絶対絶命!42.195㎞東京ビッグシティマラソン-』、『相棒-警視庁占拠!特命係の一番長い夜-』、『相棒-巨大密室!特命係絶海の孤島へ-』、『相棒-首都クライシス人質は50万人!特命係最後の決断-』の計4作品
- スピンオフ作品:『鑑識・米沢守の事件簿』、『X DAY』
ドラマ『相棒』は、2000年に「土曜ワイド劇場」で2時間の単発ドラマとして放送されました。その後2002年に連続ドラマとしてスタートしています。
物語は変人と呼ばれる杉下右京が、持ち前のずば抜けた推理力で相棒の刑事と数々の事件を解き明かしていくお話です。
特命係という窓際部署で、上司からも嫌味を言われながらも独自の目線で事件に勝手に首を突っ込んでいきます。
例外はありますが、基本的には1話完結なので、どこから見ても楽しむことができます。
しかし「あの時出てきた登場人物が再び登場!」なんてこともあるのでより深く楽しむためにはシーズン1から見るのがオススメですよ。
主演は水谷豊さんで、主役である杉下右京を20年続けていることになります。すごいですね。
現在ではテレビ朝日の人気作品の一つであり、再放送をしても高視聴率をとる人気ドラマです。
何回再放送されても、犯人わかってても、ついつい見ちゃうのが相棒。
歴代の相棒たちと次の相棒
主演の水谷豊さん演じる杉下右京は、これまでに何名かの“相棒”とコンビを組んでいました。
相棒の交代は何年かごとに起きており、変わるたびにメディアでも話題になっています。これまでの相棒を紹介します。
役名 | 役者 | 人物 |
亀山 薫(かめやま かおる) | 寺脇康文 | 初代相棒。熱血系の刑事でインテリの右京とは対照的。特命係に配属された当初は右京のやり方に疑問を抱いていたが、だんだんと理解し、良いコンビとなる。ドラマ開始からseazon7の9話まで特命係に在籍。その後は警察をやめて、友人のボランティア活動を引き継ぐためにサロウィンへ行く。 |
神戸 尊(かんべ たける) | 及川光博 | 2代目相棒。当初は右京の監視役として特命係に異動。インテリ系。初めのうちは右京の監視報告書も書いていたが、だんだんと右京を理解して、かけがえのない相棒となる。報告書を作成する場面も見られなくなった。season7の最終話からseazon10の最終話まで特命係に在籍。事件をきっかけに警察庁に異動となる。その後も時々協力者として登場することがある。 |
甲斐 亨(かい とおる) | 成宮寛貴 | 3代目相棒。海外旅行中に右京と知り合い、特命係に異動命令がでる。右京が初めて自分から相棒として指名した人物。若い熱血系。season11からseason13の最終話まで在籍。衝撃的な事件をおこしてしまい、特命係および警察組織から去ることになる。 |
冠城 亘(かぶらぎ わたる) | 反町隆史 | 4代目相棒。クール系だがおちゃめな一面もある男性。初めは法務省からの出向として特命係に入っていた。その後正式に警察官として警視庁に配属される。広報課に在籍したあと、特命係にやってきた。season14から在籍し、現在も継続中。 |
特命係に在籍する相棒たちには、名前が“か”で始まり“る”で終わるという共通点があります。
それぞれの相棒たちはみんな、初めのうちは周りと同じように右京を変わり者だという目で見ていますが、一緒にいることにより杉下右京という人物を理解していくという共通点もあります。
4代目相棒である反町隆史さんは、2022年3月23日の放送回をもって、“相棒”を卒業となりました。新シーズンとなる相棒21では初代相棒である亀山薫(演・寺脇康文)が新相棒となることが発表されています。
◤ ̄ ̄ ̄◥
情報解禁‼️
◣___◢「#相棒 season21」放送決定🎉
次の相棒は……#寺脇康文❗️
約14年ぶりに初代= #亀山薫 がついに『相棒』に帰還🤝
原点を超え、『相棒』が新たなステージへ❗️2022年10月スタート❕【毎週水曜】よる9時〜放送📺@AibouNow#杉下右京 #水谷豊 pic.twitter.com/1uWOGwWPvW
— テレビ朝日宣伝部 (@tv_asahi_PR) June 22, 2022
ドラマ『相棒』が長く愛される理由
ドラマ『相棒』はあらゆる世代から人気を得て、国民的ドラマへとなりました。
刑事ドラマはたくさんありますが、これだけ長く続くというは珍しいですね。
多くの刑事ドラマの中でも『相棒』がひときわ人気が出た理由の一つは、リアリティにあるのだと思います。ドラマなのでもちろんフィクションなのですが、『相棒』は実際に問題になっている事件や時事ネタなどがストーリーの中で使われることが多くあるのです。
「劇場版 相棒-絶対絶命!42.195㎞東京ビッグシティマラソン-」では実際に起こった邦人人質事件をモデルにしていました。
日本にも多くの利用者がいるSNSツール「facebook」をモチーフにした物語も登場しています。(作中では「facegood」という名称)。
ドラマ上でのお話ですが、現実に起きている問題と絡めて作られたお話のときには
「こんなことがあるかもしれないから危険だな」とか
「こういう行動は正しくないな」などと真剣に考えさせられてしまうのです。
ただ単に面白かったとか面白くなかったという感想ではなく、見終わった後にこちらが深く考えさせられるところが相棒の魅力の一つだと思います。
また、俳優陣が徐々に変化していくのも魅力の一つです。
長く続くドラマはそれだけマンネリ化もしやすいものです。しかし相棒は右京の相棒達だけでなく、捜査一課の人間や、右京さんの癒しの空間、「小料理屋 花の里」の女将も交代があります。
自分が好きなキャラクターや俳優さんなどがいなくなってしまうのはさみしいのですが、それが相棒ワールド全体をいつも新鮮なものにしてくれているといっても間違いありません。これからも良い意味で変わり続けていってほしいと思います。
まとめ
ドラマ『相棒』は2002年から連続ドラマとして続いているテレビ朝日の人気ドラマです。水谷豊さん演じる杉下右京とその相棒が多くの難事件を解決していきます。
相棒は徐々に交代をし、2022年3月まで放送されたシーズン20では、反町隆史さん演じる冠城亘が特命係を去ることになりました。
長寿ドラマとなった『相棒』は、俳優陣などの変化を取り入れ、常に新しい形で私たち視聴者を楽しませてくれています。
時事問題なども多く取り入れられており、他のドラマではあまり感じることのできないような重みのある内容が魅力の一つでもあります。
最新作は2022年10月から始まります。5代目相棒には寺脇康文さん演じる亀山薫が帰ってきます。再びめぐり会う最強タッグの右京&亀山に期待しています。
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