漫画はすべて大好きでジャンルにこだわりはありませんが、最近はその中でも特に恋愛系の少女漫画を読むのにハマっています。かわいい恋愛ものを見ているとなんだか癒されてますよね。
今回はそんな癒される漫画の一つ、『ココロボタン』を紹介します。
私は恋愛漫画の中でも特に高校生の学園ものが好きなのですが、今回の『ココロボタン』も高校生の恋愛物語です。
ネタバレはせずにあらすじや感想などを紹介するのでぜひ最後まで読んでみてください。
漫画『ココロボタン』はどんな漫画?
- 作品名:ココロボタン
- 作者:宇佐美真紀
- 掲載誌:ベツコミ
- 単行本発売巻数:12巻(完結済み)
- 出版社:小学館
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漫画『ココロボタン』は宇佐美真紀さんの作品で、雑誌「ベツコミ」で2009年~2013年に連載されていました。
物語は完結しており、コミックスも番外編を含めた最終話が収録された12巻まで発売されています。
漫画『ココロボタン』の主要登場人物とあらすじ
<主要登場人物>
・春日 新奈(かすが にいな)
主人公の女の子。成績も良いほうではなく、いたって普通な女の子。イメージはふわふわのかわいい系女子。古閑のことが大好きで、まるで犬のように忠実になついている(良い意味で)。
・古閑 衛人(こが えいと)
特進クラスの優秀男子。入学式に新入生挨拶を任せられるほどの秀才でモテる。真面目で見た目はやわらかい雰囲気だが、中身はなかなかのドS。
・速水 学(はやみ まなぶ)
古閑の親友。高校生だがすでに小説家デビューしているイケメン。猫が好き。
・春日 葵(かすが あおい)
新奈の妹。姉の新奈よりもかなりしっかりしている。口調はきついが実はかなりの姉想いな女の子。新奈がかわいい系なのに対して葵はクールな美人系。
ーあらすじー
春日新奈は高校の入学式直前に熱を出し、廊下でうずくまってしまいます。そんな新奈を保健室まで連れて行ってくれたのが、その時はまだ名前も知らなかった古閑君でした。
古閑君のことを好きになった新奈は、まずはお試しで付き合ってくれないかと告白します。そしてOKをもらったのですが、古閑君は見た目の印象からは想像できないほどドS男子だったのです。
漫画『ココロボタン』を読んだ感想
女の子が大好きな男の子を一生懸命振り向かせようとする姿がとてもかわいいお話です。
頭の中はとにかく古閑君のことでいっぱいで、電話がかかってくれば大喜びし、かかってこなければ廃人のように倒れてしまうというわかりやすい気持ちの表し方がとても面白くて笑ってしまいました。
呼び方も一人でつぶやくときはいつのまにか
“古閑キュン♡”
というのが当たり前になっていて、駆け引きが下手でいつもまっすぐに突っ走ってしまう新奈の恋愛を祈るような気持ちで読んでしまいました。
それに対する古閑君のSっぷりも見た目とのギャップがあってよかったです。
イメージ的に真面目で頭の良い男子は、女の子慣れしていないか優しさオーラで包んでくれるような印象なのですが、古閑君は女の子にも慣れており、にこにこした顔でなかなかの意地悪をしてきます。それに振り回される新奈を見て楽しんでいるのですからけっこうなドSですよね。
しかしやりすぎるときちんと誤ってくれる優しい男の子でもあるのです。
そんな古閑くんと新奈の付き合い方がとても楽しくて応援したくなりますよ。
物語は高校生らしく試験や修学旅行などのイベントも絡んできます。
そして最終的には卒業の先まで描かれているので、本当に「終わったー!」という安心感のようなものを味わうことができる作品でした。
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漫画『ココロボタン』は実写化やアニメ化している?
漫画『ココロボタン』は、2020年10月現在アニメ化も実写化もされていません。
しかしムービーコミックにはなっているようで、2016年に音声を加えたコミックがdTVで配信されました。
CV.は新奈役を青山吉能さん、古閑君役を土岐隼一さん、速水役を寺島惇太さんが担当されています。
まとめ
漫画『ココロボタン』は、過去に雑誌「ベツコミ」に連載されていた作品です。すでに完結済みで単行本は12巻まで発売されています。
実写化やアニメ化はしていませんが、ムービーコミックにはなっており、2016年からdTVで配信が行われていました。
女の子の主人公を主体とした高校生同士のかわいい恋愛物語です。
ギャップある男の子の言動や行動に振り回されながらもどんどん二人の気持ちが向き合っていく姿が面白くてキュンキュンもし、さらに癒されもするといった作品になっています。ぜひあなたも読んでみてください。
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