漫画が大好きでよく読んでいます。
読むだけでは物足りなくなって、読んだ感想やあらすじなどを誰かに聞いてほしくてブログを使って勝手に伝えさせてもらっています。
今回は『宇宙兄弟』です。漫画ですがちょっと大人向けのコミックかなと思っています。
アニメかや実写化についての紹介もしているのでぜひ最後まで読んでみてください。
『宇宙兄弟』はどんな漫画?
- 作品名:宇宙兄弟
- 作者:小山宙哉
- ジャンル:青年漫画
- 掲載誌:モーニング
- 巻数:38巻(2020年9月現在)
- 出版社:講談社
- 関連作品:『We are 宇宙兄弟』『宇宙兄弟心のノート「メモしたくなる言葉たち」』『宇宙兄弟コミックガイド』『TVアニメ宇宙兄弟オフィシャルファンブック』
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『宇宙兄弟』は2007年から週刊誌モーニングで連載されている青年向けの漫画です。
小さなころから宇宙飛行士になりたいという夢を持った二人の兄弟が、数々の挫折や困難を乗り越えながら夢に向かっていく物語です。
完結はまだしていません。
連載開始時は毎週連載の作品でしたが、現在は隔週で連載が続いています。関連作品も多く発売されている人気作です。
2011年には「第56回小学館漫画賞 一般向け部門」「第35回講談社漫画賞 一般部門」を受賞しています。
『宇宙兄弟』の登場人物とあらすじ
<登場人物>
・南波六太
日々人の兄。もじゃもじゃ頭が特徴的な男性。几帳面な性格。先に宇宙飛行士になった日々人にコンプレックスを持っているが、日々人の悪口を言った上司に頭突きをするなど弟思いの良いお兄ちゃん。
・南波日々人
六太の弟。つんつん頭が特徴的な男性。兄の六太とは違い、細かいことはあまり気にしない。兄より先に宇宙飛行士になっており、NASAでの訓練のため、物語開始時はすでにアメリカに住んでいる。「サムライ・ボーイ」や「ヒビット」などの愛称も付けられる人気者。兄思いな良い弟。
・金子 シャロン
有名な天文学者で天体観測所の職員。同じく有名な天文学者だった夫とは死別している。幼いころから天体観測所によく来る南波兄弟は息子のような存在。2人に宇宙のことや楽器を教えた人物でもある。南波兄弟にとってとても大切な存在。
ーあらすじー
南波六太は“ドーハの悲劇”の日に生まれました。そのため自分には運がないと思って生きてきました。
宇宙飛行士になりたいという夢はいつからか遠ざかり、上司に頭突きしたことが原因で仕事もなくなってしまいます。
気分が晴れない毎日を送っていた六太のところに宇宙飛行士選抜の書類審査に通過したという通知が送られてきます。
応募したのはすでに宇宙飛行士となっている弟・日々人です。
幼いころから一緒に宇宙飛行士へなることを目指していた日々人は、兄・六太にもう一度宇宙飛行士を目指してほしいと願っていたのです。
忘れかけていた夢を叶えるために、六太は宇宙を目指して選抜試験に挑みます。
『宇宙兄弟』を読んだ感想
『宇宙兄弟』は大人の男性が夢を追う物語です。
旦那が「すごく面白い!」と言いながらAmazonで大人買いしたため、我が家の本棚にそろっています。
主人公は30歳を過ぎた大人なので、少年漫画や少女漫画のように絵だけ見てキラキラ感を感じることはありません。漫画を読むときは絵から入る私は、すぐに読んでみようと思わなかったのですが、なんとなく1巻を読んでみると思いっきりハマってしまいました。
序盤のメインは六太の宇宙飛行士選抜試験がテーマですが、それだけでもかなりのボリュームと感動があります。のちのちの大切な仲間となる人たちもたくさん出てくるので目が離せません。
最初から現在までずっと続く見どころはやはり六太の行動ですね。
携帯をトイレに落としてしまったり、面接でとんでもないことを言ってしまったりする六太は本当に面白いので笑いもたくさんあります。
しかしそんなギャグのような六太もやるときはやる男です。後半も行動力は素晴らしいものがあり、かっこいい名言もどんどん飛び出します。深イイ言葉がとても胸に刺さりますよ。
笑うところはすごく笑う、感動するところはすごく感動するという名作といえる作品だと思います。
『宇宙兄弟』のアニメ化と実写化について
『宇宙兄弟』はアニメ化も映画化もされています。さすが人気作ですね。
原作はまだ続いているので実写映画では最終回はオリジナルの設定となっていました。私も実際に見ましたがファンを裏切らない良い終わり方だったと思います。
アニメはきりがいいところで終了しています。物語的には途中なのでまた第2期が登場する可能性は高いですね。
映画版とアニメ版については別記事にしているのでそちらもぜひ読んでみてください。
まとめ
『宇宙兄弟』は夢に向かって努力していく大人の男性を主人公にした感動物語です。人気作品で現在も週刊モーニングで連載が続いています。
関連作品もたくさん発売されており、アニメや映画にもなりました。
読んでいて胸にささる言葉が多く、こちらも頑張ろうと思わせてくれるような漫画でもあります。
夢に向かって頑張ることって素敵だなと改めて思わされる作品です。
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