【実写化大成功!!】映画『はたらく細胞』感想・レビュー・見どころ

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人間の体の中で働く細胞たちが主人公となる、清水茜さんによる人気漫画『はたらく細胞』。アニメ版も大ヒットし、2024年12月には、実写映画も公開されました。大好きな漫画の実写化ということで、私も先日、映画館で映画『はたらく細胞』を見てきたところです。

ここでは、映画『はたらく細胞』を見た感想・レビュー・見どころをまとめています。

ストーリーのネタバレはしていないので、これから見に行くという方も、安心してご覧ください。

 

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映画『はたらく細胞』感想・レビュー

映画『はたらく細胞』は、感動と笑い、そして生物知識に包まれる作品でした。

映画『はたらく細胞』は、漫画『はたらく細胞』と、そのスピンオフ作品である『はたらく細胞BLACK』を原作としています。女子高生・漆崎日胡の体の中は、『はたらく細胞』を原作に、そして父親である漆崎茂の体内は『はたらく細胞BLACK』が原作となっているようでした。

健康志向の日胡の体の中は、キレイで美しい体内、そして茂の体内は、たばこやお酒のせいで不摂生な状態になっているというのが、原作と同じように表現されていて、その対比が面白かったです。

ストーリーが進んでいくにつれ、2人の体内の細胞が協力することにもなっていきます。そんな原作にはないオリジナルのストーリーもとても面白く、感動につながりました。

『はたらく細胞』では、体の中のそれぞれの細胞の働きがわかりやすく表現されますが、実写映画でもそれは同じです。赤血球が酸素を運ぶ様子や場所、白血球や血小板たちの働きなど、わかりやすく、面白さも加えられながら表現されていると感じました。

また、放射線の恐ろしさを感じるシーンもあります。

普段は、病名や治療法を、説明を聞くことで理解しようとしますが、実際に体の中でどんなことが起こっているのか、目で見て理解することができます。映像で見ると、かなりわかりやすくなるんだなと実感もできました。

「勉強のために」という目的で見に行ける映画でもあると思います。

生物知識は、エンドロールまで楽しめます。エンドロールでは、豪華なキャストの名前を見ながら、横に流れるかわいくまとめられた細胞メモを見ることができますよ。

映画見て、感動して笑って勉強になるって嬉しいですね。

 

映画『はたらく細胞』見どころ

映画『はたらく細胞』の見どころを紹介します。

 

文句なしの細胞ワールド

壮大に表現された「人間の体の中」という世界が、見どころです。

漫画『はたらく細胞』が実写映画化するという発表があった時、「あの世界観を、実写でどうやって表すのだろう?」と思いましたが、完全に文句なしの細胞ワールドができあがってました。

人間の体はすごいです。すりむいて血が出れば血を止めようとするし、異物は外に出そうとします。
少々の風邪を自力で回復できるのは、白血球ががんばってくれているのでしょう。
そして、それができるのは、大量の赤血球が体中に酸素を送ってくれているからなのでしょう。

自然治癒力なんて言いますが、体の中で、とにかくたくさんの細胞たちががんばってくれているからこそ、ある力なんですね。

映画『はたらく細胞』では、そのとにかくたくさんの細胞たちで埋め尽くされている体内が、とても壮大に描かれています。「人間の体の中ってすごいんだな」と、改めて思える世界です。見たことはないですが、きっとこんな感じなんだろうと思えるぐらい納得できる仕上がりでした。

とんでもないエキストラの数や、かわいらしさや美しさを感じるロケ地が使われていたからだと思います。

隅から隅まで完璧に表現された体の中という世界を、楽しむことができますよ。

エキストラは約7500人も動員されたと言われています。

 

とにかくかっこいい戦闘シーン

戦闘系細胞たちの戦闘シーンのかっこよさが、見どころです。

佐藤健さん演じる白血球、仲里依紗さん演じるNK細胞、山本耕史さん演じるキラーT細胞など、体内には病原菌を退治するために働く細胞たちがいます。

人間ではなく、細胞という設定ですが、バトルシーンはアクション映画と同じように派手で、映えるものでした。

特に、サーベルを持って戦うNK細胞は、単独で動く一匹狼的でクールな要素と、仲里依紗さんの抜群のプロポーション効果もあり、とにかく誰が見ても見惚れるカッコよさがありました。

そして、松本若菜さん演じるマクロファージも戦います。

ふわふわのエプロンドレスに、武器はナタというミスマッチ感は、カッコよさと強さを感じます。

圧巻の戦闘シーンを楽しめますよ。

ロリ系の服にごつい武器。

あの組み合わせが大好きです。

 

阿部サダヲ&芦田愛菜からの加藤清史郎

豪華すぎるキャストが見どころですが、中でも阿部サダヲさん&芦田愛菜さんの親子、そして加藤清史郎さんのキャスティングが見どころです。

阿部サダヲ&芦田愛菜といえば、マルマルモリモリでも親子を演じた2人組です。あの頃の芦田愛菜さんは、まだ日本中から”愛菜ちゃん”と呼ばれるほどちびっこでした。

それがあんなに大きくなって・・

娘役である芦田愛菜さんが父親役の阿部サダヲさんを「パパー!」と呼ぶ時点で感動してしまいます。まだこの時点では何にも起こっていないんですけどね。

ちなみに、私は現在44歳。この感動は年齢によるかもしれませんが、この感動を見せるためにこのキャスティングだったのでは?と考えてしまいました。

そして、さらに44歳の感動は続きます。

阿部サダヲ&芦田愛菜親子の登場の後に出てくるのが、加藤清史郎さんです。

加藤清史郎さんといえば、2009年にトヨタのCMで出演した「こども店長」でしょう。やはりまだちびっこで、日本中からかわいいと呼ばれる子役でした。

それがあんなに大きくなって・・。

この3人は、佐藤健さんや永野芽郁さんがいる体内ではなく、「体外」で登場する人間です。3人とも、演技はもちろん申し分ない実力者。中でも特に阿部サダヲさんのセリフや演技は、親ならではな感じが出ていて、涙が止まりませんでした。

親世代の方は、ハンカチ準備して挑んでくださいね。

親世代には「笑い<涙」かもしれません。

年とったら涙腺弱くなりますよね。

 

まとめ

【実写化大成功!!】映画『はたらく細胞』感想・レビュー・見どころについてまとめました。

  • 映画『はたらく細胞』は、感動・笑い・生物知識に包まれる作品
  • 映画『はたらく細胞』は、文句なしの細胞ワールド・とにかくかっこいい戦闘シーン・阿部サダヲ&芦田愛菜からの加藤清史郎が見どころ

見に行って損はない作品でした。

映画館でみると、迫力があるのも魅力ですね。

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