最終章に向けてワンピースを読み直そうかと思った時、あらたに面白い漫画を手に取ってしまいました。「SPY×FAMILY(スパイファミリー)」です。面白すぎるため、ワンピースの読み直しはまだまだ先になることが決定しました。
ここではそんな漫画「SPY×FAMILY」の書籍情報やあらすじ、そして見どころやアニメ化と実写化についてもまとめています。大きなネタバレはしていません。ぜひ読んでみてください。
漫画「SPY×FAMILY」はどんな漫画?
- 作品名:SPY×FAMILY(スパイファミリー)
- 作者:遠藤達哉
- ジャンル:ホームコメディ、アクション
- 掲載:少年ジャンプ+
- コミックス発売巻数:9巻 ※第10巻は2022年9月2日頃発売予定
- 出版社:集英社
漫画「SPY×FAMILY」は、集英社が運営する漫画アプリおよびウェブサイトである「週刊少年ジャンプ+」で2019年から連載されている作品です。2022年7月現在も連載は続いています。
スパイを主人公として、殺し屋やエスパーなどで作られた家族の物語が面白おかしく、そしてカッコよく描かれたアクション要素を含むホームコメディです。
登場人物
ロイド・フォージャー
物語の主人公。コードネーム・黄昏(たそがれ)という名のスパイ。戦闘力・記憶力が高く、変装が得意。
新たな任務のために精神科医という設定で暮らしている。
アーニャ
ある組織の実験体として生まれた超能力者。他人の心を読むことができる。
組織からは逃げ出し、孤児院で暮らしていたところをロイドに引き取られる。ピーナッツが大好きな女の子。
ヨル・ブライア
物語のヒロイン。市役所の事務員として働く。裏の顔はコードネーム・いばら姫を名乗る殺し屋。かなりの戦闘力と身体能力を持つ。
弟を安心させるために偽装彼氏を探しているところに、偽装妻を探しているロイドと出会い偽装結婚する。
あらすじ
凄腕スパイ・黄昏(たそがれ)は、国の平和を脅かす恐れがある政治家と接触するために子どもを作ることを所属組織から命じられた。さらにその子どもを名門校であるイーデン校へ入学されなければならないという条件まで抱えてしまった。黄昏(たそがれ)は精神科医・ロイド・フォージャーという名を持ち、まずは子どもを手配することから始める。
任務のために子どもは出生がよくわかっていない子どもを手配することを決意。さらに名門校へ入学できそうな読み書きができる子どもを希望していた。そして探しに行った孤児院でかなりの難問を解くアーニャと出会う。この知能なら入学可能だと考えたロイドはアーニャを引き取ることに。
アーニャはロイドにも気づかれないように隠しているが、実は超能力者であった。
なんとか1次試験に合格したアーニャ。ロイドもホッとするが、次の2次試験は親子面接。面接では両親がそろっていることが必須だった。
ロイドは今度は面接のために妻役となる女性を探すことになる。
漫画「SPY×FAMILY」の見どころは?
漫画「SPY×FAMILY」の見どころです。私が読んでみて「こういうところが面白いんだなぁ」「だから人気なんだなぁ」と純粋に感じた部分になります。
ぶっとんだ設定
主人公はスパイ。任務のためにたまたま見つけた子どもは超能力者。そしてやはり任務のためにたまたま見つけた妻は殺し屋です。3人ともなんとも特殊なキャラ設定ですね。
現実的に絶対ないだろうと思ってしまうぶっとんだ設定が漫画らしくてとても面白いと感じました。
なんともクセの強い家族ができあがっています。
ストーリーテンポ
お話がサクサク進みます。1話完結型ではありませんが、イベントだけで見れば一つずつが区切りよくまとまっています。
アクションシーンもグダグダと時間をかけることはなくとてもスマート。カッコいいスパイは何でも素早くこなすのですね。
テンポよく進んでいく物語は、飽きることなく読み続けてしまうというハマり要素にもなります。
テンポが速い分、もう一回読みたくなるという気持ちにもなります。
家族愛
おそらくスパイファミリーの一番の見どころがこの家族愛ですね。
本当の職業(能力)を隠しながら生活する家族3人は、それぞれが自分の利益のために家族になることを選びました。そこにだんだんと愛情が芽生えてくるのがとても魅力となっています。ストーリーのテンポの良さに反して登場人物たちの心情はゆっくりと動いていく感じです。
面白さが多い物語ですが、時々出てくる家族を思う発言や行動に泣きそうになりますよ。
一次試験に受かった時のロイドのホッとした感はスパイではなくただの父親。ワンシーンですが素敵なシーンでした。
「SPY×FAMILY」アニメ情報!実写化はある?
漫画「SPY×FAMILY」はアニメ化しています。大人気アニメとしてすでに大ヒットしていますね。
↓アニメについては別記事で紹介しているのでそちらも合わせてご覧ください。
漫画「SPY×FAMILY」は、2022年7月現在、実写映画やドラマにはなっていません。
しかし2023年にミュージカルとなることが決定しています。アーニャ役は大きなオーディションも行われての厳選だったようですよ。
🔫情報解禁🌹テレビアニメ化でも話題沸騰中の超人気コミック『SPY×FAMILY』が、満を持して2023年3月に帝国劇場でミュージカル化決定❗️🎊アーニャ役の大規模オーディションを実施いたします‼️🥜✨たくさんのご応募をお待ちしております🙏#SPY_FAMILY #スパイファミリーhttps://t.co/TDNJj2DGHq pic.twitter.com/YfNMNzNH8D
— Musical『SPY×FAMILY』Official (@spyfamily_stage) April 30, 2022
※アーニャ役のオーディションの募集はすでに終了しています
ミュージカル「SPY×FAMILY」スケジュール
・2023年3月 帝国劇場
・2023年4~5月 全国ツアー
おそらくアクションシーンなど迫力満点に演出されるのではないでしょうか。
スパイ・ロイドのアクションや殺し屋・ヨルのアクションを生で見てみたいですね。
まとめ
漫画「SPY×FAMILY」は、ジャンプ+で2022年7月現在も連載中の作品です。
主人公のスパイが任務のために偽装家族を持って生活する日々がおもしろおかしく描かれているホームコメディです。
漫画ならではのぶっとんだ設定やストーリーのテンポの良さ、そして家族愛の描かれ方が見どころです。
アニメ化もされていて大ヒットとなっています。2023年にはミュージカルとしても実施される予定です。
また集英社から爆発的なヒットとなる作品が誕生しましたね。1話読めば続きを必ず読みたくなるでしょう。ぜひあなたも読んでみてくださいね。