自分が子どものころに大好きだった漫画は、大人になっても心に残っているものです。大好きでずっと読んでいたけど、大きくなるにつれて生活習慣の変化もあり、結局途中まで読んだ状態でストップしてしまっている作品もあるのではないでしょうか?
現在アラフォーの私にもそんな作品がいくつかあります。
ここではそんな作品の中から漫画『ママレード・ボーイ』を紹介します。
アニメや映画にもなった名作で、アラフォー世代ならほとんどの女性が「知ってる!」と答えてくれそうな作品です。
ここではそんな『ママレード・ボーイ』の基本的な情報に加えて、大人になってから読むと面白かったポイントを紹介します。
物語内容が詳しく分かるほどではありませんが、ネタバレが含まれるのでご注意ください。
また、現在完全無料で完結まで読める漫画アプリがあるのでそちらも合わせて紹介しています。ぜひ最後まで読んでみてください。
漫画『ママレードボーイ』はどんな漫画?
- 作品名:ママレード・ボーイ
- 作者:吉住 渉
- ジャンル:少女漫画
- 掲載誌:りぼん
- コミックス発売巻数:全8巻(完結済み)
- 出版社:集英社
漫画『ママレード・ボーイ』は、1994年から1995年に雑誌「りぼん」で連載されていた作品です。
義兄弟の恋愛物語がメインで描かれています。アニメ化や映画化もされている人気作品です。
2013年から2018年には雑誌「Cocohana」で続編となる『ママレード・ボーイ little』も連載されました。
大人になって読むとここがおもしろい
1994年という、なんと27年前に連載が開始された『ママレード・ボーイ』。今ではすっかり年をとってしまった私は当初小学生でした。
そのころもかなり楽しく読んでいたのですが、大人になってから読むとまたひとあじ違った楽しみ方ができました。
大人になってから読むとおもしろかったポイントを紹介します。
ブルマ
ブルマって知っていますか?ドラゴンボールの方ではなくて、体育で女子が履いていたアレです。
形を一言で表すと“パンツ”ですね。ちょっと恥ずかしいと感じてしまう見た目です。
そんな女子の体育着“ブルマ”を「ママレード・ボーイ」では当たり前のように履いています。
現在は性的な目で見られるという意見もありブルマはほぼ消滅。女子の体操服も短パンに変わり、ブルマは見かけなくなりましたが、なんだか懐かしい気持ちにもなってしまいました。
ブルマ世代には「ブルマ嫌だったなぁ」という気持ちと「そういえばあったなぁ」なんていう懐かしい気持ちの両方が味わえますよ。
ソバージュ
若者はおそらく初めて聞く言葉“ソバージュ”。女性の髪型で、毛先までウェーブがかかったパーマのことを意味しています。
現在ではソバージュという言葉は使わず、“パーマ”というのが一般的ですね。
懐かしいこの言葉をイケメン生徒会長が発していました。若者も普通に使う言葉だったのですね。
ちなみに現在でもソバージュという言葉は完全に消えたわけではないようで、ネオソバージュなんて言われる髪型もあるみたいですよ。
また一般的な言葉として復活するかもしれませんね。
他作品キャラ登場
漫画を読んでいて好きなのが他作品キャラの登場です。ドラマでいう特別出演のような感覚があります。
『ママレード・ボーイ』では、そんな特別出演的に萩原未央が登場しました。
萩原未央は、作者の吉住渉さんの別作品『ハンサムな彼女』の主人公です。こちらも大好きで読んでいた作品なので興奮してしまいました。
そしてもう一人、『天使なんかじゃない』の須藤晃もちらっと話の流れの中に出てきています。
一コマしか出てこないのですが、こういうチラ見せ的な登場は思わずテンションがあがってしまいます。
BL要素
男性側主人公・遊とイケメン生徒会長・三輪悟史に恋愛疑惑が浮上するというエピソードがありました。
美少年×美少年の恋愛はまさに現在人気のBLです。
主人公・光希の親友である文学少女・茗子はそんな二人にドキドキしており、昔から腐女子はいたんだなと確認できてなんだかおもしろかったです。
※腐女子・・男性同士の恋愛(BL)を好む女性のこと
サザエさん要素
「お魚くわえたドラ猫~、おーおっつかけて~♪」
サザエさんですね。
観光名所をサザエさんが周るオープニングは有名です。
ママレード・ボーイでも旅行に出かけるエピソードがあるのですが、この旅行がちょっとサザエさんを想像させるものでした。
オランダ坂、大浦天主堂、グラバー園・・。
長崎の定番観光名所なので別におかしくはないのですが、やはり観光名所が一コマずつ登場するのはサザエさんが頭によぎります。
少女漫画の中でサザエさん要素を感じるとは思っていなかったので、ちょっとクスッとしてしまいました。
漫画『ママレード・ボーイ』が無料で読める漫画アプリ
漫画『ママレード・ボーイ』は、現在全巻無料読みが可能です。しかも一気に。
漫画『ママレード・ボーイ』を最後まで一気読みできる漫画アプリは「マンガMee」です。
「マンガMee」は、集英社が運営している漫画アプリです。女性向けの作品が多く、集英社が出している恋愛系漫画がたくさん配信されています。
通常無料読みは、23時間に1度配布されるチケットを使ってゆっくり読み進めていくのですが、『ママレード・ボーイ』は現在チケットなしの完全フリーで公開されているのです。
公開期間は2021年12月30日(木)までとなっています。年末休みを使ってぜひ読んでみてくださいね。
アプリインストールも無料で行えますよ。
漫画『ママレード・ボーイ』電子書籍サービスでも配信中
漫画『ママレード・ボーイ』は、各電子書籍サービスでも配信中です。
電子書籍サービスは2021年12月現在、全巻有料となっていますがポイントがたまるなどの特典があるので嬉しいですよね。
アプリで無料期間中に読めなかった分だけ買うのもいいですね。
まとめ
漫画『ママレード・ボーイ』は、1994年から1995年に雑誌「りぼん」で連載された作品です。大人になってから読むとまた違った面白さがあります。
2021年12月26日現在、漫画アプリ「マンガMee」で全巻無料一気読みができます。期間は2021年12月30日(木)までとなっています。
今でも多く扱われる義兄弟恋愛を描いた作品『ママレード・ボーイ』。大人になってから読んでも十分楽しめる作品でした。
お休みを利用してぜひあなたも読んでみてくださいね。