満月をみると狼に変身してしまう変身人間が出てくるストーリーは、フィクション作品の中で昔からある定番ネタです。
今回紹介する漫画『恋するMOON DOG』はそんな変身人間が出てくる物語です。
ただし変身するのは狼ではなく“犬”。犬種はドーベルマンです。
カッコよさでダントツのワンちゃんですが、人間バージョンももちろんカッコいいイケメンです。
ここではそんな漫画『恋するMOON DOG』の基本的な情報や主な登場人物とあらすじ、面白いポイントを紹介します。
そしてアニメ化や実写化についても、Twitterでの声を紹介しながらまとめました。ぜひ最後まで読んでみてください。
漫画『恋するMOON DOG』はどんな漫画?
- 作品名:恋するMOON DOG
- 作者:山田南平
- ジャンル:恋愛漫画、ラブコメ
- 掲載誌:花ゆめAi
- コミックス巻数:8巻 ※第9巻は2022年9月19日発売予定
- 出版社: 白泉社
漫画『恋するMOON DOG』は山田南平さんの作品です。2018年からWeb雑誌「花ゆめAi」で連載が始まり、現在も連載が続いています。
犬化する人間とトリマーの女性の恋愛を描いたラブストーリーとなっています。
作者の山田南平さんは主に白泉社の雑誌で活躍されている漫画家さんで、他の作品には『オトナになる方法』や『紅茶王子』などのヒット作があります。
主な登場人物
佐々木 律歌(ささき りっか)
25歳の女性。職業はトリマー。
なぜか大型犬から懐かれるという体質。
狛山 アキラ(こまやま あきら)
犬(ドーベルマン)に変身する人間。年齢は二十歳。
無職で生活は女に頼るヒモ生活をしている。
梅ケ谷 咲(うめがや さき)
律歌の職場の先輩トリマー。桃次郎の飼い主。
桃次郎(ももじろう)
犬(オス)。咲のペット。犬種はトイプードル。
武士のようなしゃべり方で、アキラのことは”兄貴”と呼んで慕っている。
あらすじ
佐々木律歌はトリマーとして働く25歳。大型犬によく懐かれることから、職場でも大型犬キラーと呼ばれている。
ある日仕事の帰り道にリードを付けていないドーベルマンを見つける。
その犬のものと思われる首輪はあるが、飼い主がすぐに見つかりそうにないのでとりあえず自分の家で保護することにした。
家に連れて帰ったドーベルマンはなぜかイケメンに変身。
しかも「俺と番(つがい)になってくれくれないか?」と律歌にせまってきた。
漫画『恋するMOON DOG』はここが面白い!
繊細なキレイな絵柄で描かれた漫画『恋するMOON DOG』ですが、内容もとってもよくできていて面白いポイントがたくさんあります。
律歌のアキラに対する対応
動物×人間の漫画はよくありますが、ちょっと面白いなと思ったのが律歌のアキラに対する対応です。犬バージョンのアキラと人間バージョンのアキラへの対応が全く違うんです。
トリマーとして働く律歌はもちろん犬が大好きです。しかし男性に対してはあまり経験豊富ではないようです。
そのため自由に犬と人間に変身できるアキラに対しても、犬の姿の時なら平気でキスもするし唇もなめちゃいますが、イケメンの姿となると同じようにできなくなっちゃうんです。
この対応、確かにちょっとわかる気がします。イケメンの破壊力は半端ないですからね。
中身は同じなのに姿だけで対応が変わってしまう律歌がすごくかわいいですよ。
トリマーの仕事
私はトリマーのお仕事はどんなものなのかは知っていますが、お店でワンちゃんたちのケアをしているのを見るぐらいしか知識としてはありません。
かわいいワンちゃんたちにシャンプーをしたりブローしたりしている姿はカッコよく、「素敵だなぁ」と思いながらペットショップで眺めていますが、きっと目に見えないところで大変なこともたくさんあるでしょう。
この作品は主人公である律歌のお仕事がトリマーなので、トリマーの仕事に関することがよく登場します。
お店につれてこられるペットは人懐っこい子たちだけでなく、人見知りをする子もいます。
怖がって威嚇する子は噛みついたり引っかいたりする子だっているんですよね。
そんな部分も描かれており、動物を相手にするお仕事の大変さがよくわかりました。
もしも自分の飼い犬をトリマーの方にお世話してもらう機会があれば、しっかりと感謝の気持ちをもってお願いしたい。そんなことを考えてしまいますよ。
犬たちの会話
犬になれちゃうアキラは犬の姿の時は犬と会話ができます。
お店にやってくる他のオス犬と律歌をめぐってちょっと言い合いになったり、美人なメス犬からは「あら、イケメン」「どうも」なんて会話もしています。会話ができることを羨ましがる律歌もかわいいです。
人間には決してわかることのない犬同士の会話がとても面白いですよ。
漫画『恋するMOON DOG』はアニメ化・実写化してる?
2021年9月現在、漫画『恋するMOON DOG』はアニメ化も実写化もされていません。
しかしまだ連載中ですし、人気作品なのでこれから先に映像となる可能性も十分ありますね。
やーーーーーーーっと恋するMOON DOG を読み始めたんだが好きですね~~~
— お芋🥔 (@oimo_puyu) August 28, 2021
恋するMOON DOG を読んで
頬をつたう涙を何回も流してしまった 良い休日だ
愛犬もうちの事こんな風に思ってくれてた気がする愛犬と暮らすための部屋
愛犬愛猫と幸せな時間だった生きてきてはじめて
犬と猫の居ない生活をしている
セイくんが側にいるから
大丈夫なんだろぅな— (U •́ .̫ •̀♡ˊฮ̴ .̫ ฮ̴ˋू)メロン (@sei_melon) August 25, 2021
昨日試し読みした、山田南平先生の「恋する MOON DOG」っていう漫画が個人的面白かったので気になっている。ドーベルマンのアキラが古川さんの声だったらいいな~で読んでる🐶ヒロインの律歌は早見さんかな~💭高校生くらいにきいた、ドラマCD「I LOVE PET!!」の小野くんコリーを思い出す😌😌
— おみみ📚♠️🌹 (@_talesofomi) August 15, 2020
自分が好きな作品は、アニメやドラマになったらどんな感じだろうと想像してしまいますよね。
私も好きな作品の登場人物たちを演じてくれる声優さんや俳優さんを色々と考えるのが大好きです。
まとめ
漫画『恋するMOON DOG』は、Web雑誌「花ゆめAi」に掲載されている作品です。現在も連載は続いており、単行本は6巻まで発売されています。(2021年9月)
犬に変身する男の子と、トリマーして働く女の子のラブコメ系恋愛漫画となっています。
主人公・律歌のかわいい態度やトリマーとしての仕事、作中で出てくる犬たちの会話などの面白いポイントがたくさんあります。
2021年9月現在、アニメ化や実写化はされていません。
面白いしかわいいしキュンキュンできるし涙も出るし・・。
とにかくいろんな“読みたくなるポイント”が満載の作品です。ぜひあなたも読んでみてください。