【美しくも重みのある恋愛】漫画『僕に花のメランコリー』をネタバレなしで紹介

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キュンキュンする恋愛漫画が大好きです。今回は少し前に完結した漫画『僕に花のメランコリー』を紹介します。

作品の主な登場人物やあらすじ、そして見どころとなるポイントネタバレなしでまとめました。

ドラマ化やアニメ化についても記しています。ぜひ最後まで読んでみてください。




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漫画『僕に花のメランコリー』はどんな漫画?

 

  • 作品名:僕に花のメランコリー
  • 作者:小森 みっこ
  • ジャンル:少女漫画・恋愛漫画
  • 掲載誌:マーガレット
  • コミックス発売巻数:全13巻(完結済み)
  • 出版社:集英社

 

漫画『僕に花のメランコリー』は、雑誌「マーガレット」で2015年から2019年まで連載されていた作品です。

本編は13巻で完結していますが、完結から4年後の2人を描いた番外編が2020年の「マーガレット第5号」に掲載されました。この番外編は小森みっこさんの別作品『センチメンタルキス』の第1巻コミックスに収録されています。

 

作者の小森みっこさんのTwitterでは、『センチメンタルキス』第4巻の宣伝にも『僕に花のメランコリー』のメンバーたちが登場してくれていました。

完結後もこんな風に登場してくれるのはファンとしてはとても嬉しいですね。

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主な登場人物

雨宮 花(あめみや はな)

作品の主人公で高校2年生。弓弦とは幼い頃を一緒に過ごした幼なじみ。

世話好きで誰にでも優しい。ちょっと天然ぽいところもあるかわいらしい女の子。誰にでも敬語で接する。荷物が多い。

 

高槻 弓弦(たかつき ゆづる)

高校2年生の男の子。花の幼なじみ。

イケメンの不良少年だが、花と再び出会ってからはだんだんと生活に落ち着きを取り戻していく。

 

雨宮 光(あめみや ひかる)

花の異母弟。幼稚園に通う男の子。

花によく懐いている。物語の途中からは弓弦にも懐く。

花と同じように敬語を使って会話をする。

 

大島 嵐(おおしま あらし)

別の高校に通う弓弦の友達。女好き。

家はお金持ちで、弓弦も嵐の親が所有するマンションの一室を借りて生活している。

 

長谷川 ルカ(はせがわ るか)

弓弦のもう一人の幼なじみである中学時代の友人。女子高に通う高校2年生。

引っ越しで弓弦とは疎遠になっていたが、高校2年で偶然再会する。

 

あらすじ

小さな頃に母親を亡くした雨宮花はいつも母親のお墓参りで出会う高槻弓弦と遊ぶのが大好き。病院に入院中の弓弦の母親も、花のことを弓弦と同じようにかわいがってくれていた。
しかし2人が小1の時、弓弦の母親は亡くなってしまう。
花は、私がこれからもそばにいると泣き崩れる弓弦に向かって言うが、その後花は父親の仕事の都合で海外に行くことになり、2人が会うことはなかった。

10年後、花は高校2年生。父親も再婚し、新しくできた小さな弟のお世話をしながら日本で生活をしていた。
そんなある日、花は少年の喧嘩に巻き込まれる。
傷だらけで荒々しい様子の少年は、昔仲良く一緒に遊んだ弓弦だった。

漫画『僕に花のメランコリー』見どころポイントは?

面白い漫画は続きが気になってしょうがないですよね。『僕に花のメランコリー』もそんな作品です。

最後まで早く読みたくなる見どころポイントを紹介します。

美的センス抜群の絵

絵がとんでもなくきれいです。

登場人物たちはイケメン&美少女な作りですが、やりすぎ感はありません。高校生のお話なので学校のシーンも出てきますが、制服姿なんかもかわいいです。

そして風景や雑貨のような小物まで丁寧に描かれているところが素敵でした。山の中では木々や葉っぱまで細かく描かれています。花がお弁当を作ってくるシーンがありますが、そのお弁当も美味しそう。実際に夜読んでいたのですがお腹がすきました。

絵というのは漫画でとても重要です。少女漫画自体が好きではない人は別ですが、そうでない人ならきっと美しい絵柄を見て思わず手に取ってみたくなる作品だと思います。

王道のラブストーリー

恋愛漫画ですからもちろんメインの見どころは弓弦と花の恋愛です。ライバルも出てきながらだんだん2人の距離が縮まっていくという王道のラブストーリーですが、美しい絵のおかげで魅力が増しますね。応援したくなるとってもきれいな恋愛です。

それぞれの個性が恋愛の中で生かされているところも素敵です。

大きくなって再開した時の弓弦はまさに不良少年。ケンカしかしてません(でも頭はいいんですよ)。雰囲気は暗め。明るい要素は0%です。

それに対して花は明るくかわいい。ほんわかした天然タイプ。キラキラしてまるで太陽のような印象です。

そんな花と一緒に過ごすことで弓弦はケンカばかりの生活を止め、雰囲気が柔らかくなっていきます。

弓弦の暗さをいい感じに花が中和させていくという感じがとてもよかったと思います。

恋愛だけじゃないしっかりしたストーリー

『僕に花のメランコリー』は恋愛漫画ですが、奥にあるストーリーもしっかりしています。

その内容は弓弦の過去についてのものですが、非常に重く深いものでした。花と弓弦の距離がだんだん縮まってくることに楽しみながらも、弓弦の過去についてがチラチラと気にかかるようなポイントがところどころに含まれています。親目線でも読んでしまうような作品なので、私のような子持ちの方はきっと重たすぎる内容にハマってしまうと思います。

2人にキュンキュンしながらも、何かヤバそうだなぁと心配にもなってしまうという、心の中が忙しいお話です。

漫画『僕に花のメランコリー』はアニメ化・実写化してる?

漫画『僕に花のメランコリー』は、2022年1月現在アニメ化も実写化もしていません

人気作品ですし、恋愛ものとして連続ドラマや映画になっても似合いそうですね。

原作漫画が映像となるのには賛成意見も反対意見もありますが、『僕に花のメランコリー』も両方の意見がたくさんありました。

「自分の好きな俳優さんと重ねてみたい!」という気持ちも理解できますし、「映像になるとイメージがかわってしまうかもしれないから嫌だ!」という気持ちもよくわかります。

どちらにしてもこれだけ話題になるということは、かなり注目された作品であることは間違いないですね。




まとめ

漫画『僕に花のメランコリー』は、雑誌「マーガレット」で連載された小森みっこさんの恋愛漫画です。高校生同士の恋愛が描かれています。

丁寧に描かれた絵柄キャラクターを生かした恋愛模様、そして背景にある恋愛以外の重みのあるストーリーが魅力的な作品です。

2022年1月現在、アニメ化も実写化もされていません

夜寝る前に漫画を読むのが日課になっています。恋愛漫画を寝る前に読むとキュンキュンした気分のまま寝ることができるのでおススメですよ。

漫画『僕に花のメランコリー』は絵もきれいなので癒し効果も倍増します。ぜひあなたも読んでみてくださいね。




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