漫画が好きでよく読んでいます。今回は『夫を捨てたい。』という衝撃的な題名の漫画を紹介します。夫に対してのひどい暴言だと少し炎上してしまった作品でもあります。
確かに夫という人間に対して“捨てる”という表現は賛成できない部分があります。
しかし私的には「あーこれ、うちもあったわ。。」と思い出しながら読めた作品でした。
ここではそんな漫画『夫を捨てたい。』の基本的な情報や、あらすじをネタバレなしでまとめています。
そして賛否を巻き起こしたこの作品を読んで、私が考えたことも記しています。
現在作品を読むことができる漫画サイトや電子書籍サービス、そしてアニメ化や実写化についても確認しています。ぜひ最後まで読んでみてください。
漫画『夫を捨てたい。』はどんな漫画?
- 作品名:夫を捨てたい。
- 作者:いくた はな
- ジャンル:コミックエッセイ・育児漫画
- コミックス発売巻数:1巻(完結済み)
- 出版社:祥伝社
漫画『夫を捨てたい。』は、作者であるいくたはなさん自身の体験が描かれたコミックエッセイです。
元々はいくたさんのインスタグラムで公開され、リアルなワンオペ育児の実態が多くの人の目に留まり、600万PVという大きな反響を呼びました。
他作品である『夫を捨てたい。』のその後を描いた漫画『夫にキレる私をとめられない』もコミック化されています。
漫画『夫を捨てたい。』の内容・あらすじは?
漫画『夫を捨てたい。』はワンオペ育児にストレスを抱える奥さんのお話です。
優しい夫とデキ婚で結婚し無事に出産。しかし家事に育児に仕事に追われる毎日は想像以上に大変なものでした。
そんな生活を送る妻ですが、夫の生活環境は出産前と変わりません。
飲み会で遅くなるのは当たり前。
家事も育児もしていませんが、奥さんに対してダメ出しはしっかりする。
家では何もしないのに外に出るとなぜかイクメンに変身する。
さらには元カノまで登場したり・・。
メンタルボロボロになった奥さんは「そんな夫、私に必要?」と考え始めます。
漫画『夫を捨てたい。』を読んで考えること
賛否が巻き起こった漫画『夫を捨てたい。』ですが、子育て経験者の中にはきっと「うちもそうだったよ」「今のうちの状態」なんて思う人もいるでしょう。
私の勝手な思いですが、きっとこちらの作品名は言葉そのまま“夫を捨てたい”というのではなく、「それぐらい大変な事態になってしまうんだよ」という意味なのではないかと思います。そうならないために夫も妻も考てみてという作者なりのメッセージなのではないでしょうか?
私は経験者ですが、すでに一番大変だった産後の子育てはかなり前に終了しています。それでも辛さは詳しく説明できるほど鮮明に覚えています。こちらの作品を読んでまた色々と思い出し、さらに客観的に見ることで「こうすればよかったなぁ」と考えることもありました。
私なりに漫画『夫を捨てたい。』を読んで考えたことを紹介します。
子育ては夫婦で協力が必要
子どもの世話はママに任せきりにするのではなくパパの協力が必要です。
おむつ替えやミルクの準備だけが子どもの世話ではありません。おしりふきをとってきてくれたりゴミを片付けてくれることだって、花形仕事ではないけれど立派な子どものお世話です。なんならそばにいてくれるだけでも嬉しいもの。
ごはんを作ってくれたり掃除をしてくれたりする家事も欲をいえばかなりお願いしたいですが、普段していない人がいきなりするのはハードルが高い作業でもありますよね。
その場合は一人で子どもを見てあげるのがオススメです。
奥さんに一人でゆっくりとできる自由時間を作ってあげるのはかなり嬉しい協力ですよ。
子育てママにとって一人時間は1時間でも2時間でもありがたいです。
ママは神ではない
ママは子どもを産んだからといって神になるわけではありません。
ですから全てが完璧にできるわけではないのです。
旦那さんが仕事から帰ってくれば子どものおもちゃが散らかっていたり、ごはんの後片付けができていないこともあるでしょう。
お腹がすいていたのにおかずが少ない日もあるかもしれません。
母親といえど子どもがなぜ泣いているのか理由がわからないことだってあるのです。
そんなママに「なんでできないの?」という言葉をかけてはいけません。
旦那さん的にはそんなつもりはなくても、ママからすると責められていると感じてしまいます。
「できなくても構わないから心配しなくても大丈夫」というぐらいのどっしりとした心をもって声をかけてあげてください。
ママは気にしていないように見えても、心が傷つきまくってます。
夫も神ではない
夫も父親になったからといって神になるわけではありません。
ですから嫌なこと、こうしてほしいと思っていることは伝えなければ気づきません。
基本的に男の人というのは“察する”というのは苦手だとされています。ママが「このぐらい気づいてよ」と思っても旦那は気づかないのです。
何が嫌で何をやめてほしいのか丁寧に伝えましょう。ヒステリックに怒りながら言うと聞く耳を持たなくなってしまうので、できるだけ冷静に話せるうちに伝えましょう。
そしてしてほしいことはきちんと指示しましょう。仕事ができる旦那さんも、子育てや家事については新入社員です。最初からできるわけではありません。何か月かたてば自分から動けるようになります。
頼んだことをしてくれたら「ありがとう。」と言うのも忘れずに。
漫画『夫を捨てたい。』が読める漫画サイトは?無料読みと全話読み
漫画『夫を捨てたい。』は各漫画サイトで読むことができます。無料読みができるサイトもたくさんあり、全話ではないですが多くのページ数が読めるようになっています。(2021年9月現在)
また、完結まで読みたい人には電子書籍でも発売されています。
途中まででいいので無料で読みたい場合はこちら
漫画『夫を捨てたい。』はお金をかけずに読むこともできます。かなりの話数を読むことができるのでおススメです。
レタスクラブ(第10回まで無料)→https://www.lettuceclub.net/news/serial/11808/
ピッコマ(11話まで無料)→https://piccoma.com/web/product/44158?etype=episode
LINEマンガ→(アプリのみ11話まで無料)
途中までではなく最後まで全部読みたい人はこちら
無料でも多くの話数が読めますが、いいところで終わっちゃいます。そのためもしも最後まで読みたいならば有料電子書籍サービスをオススメします。
全て試し読みがついています。
電子書籍で購入すれば時間があるときにゆっくり読めるので嬉しいですね。
漫画『夫を捨てたい。』はアニメ化・実写化してる?
漫画『夫を捨てたい。』は、2021年9月現在アニメ化・実写化はしていません。
話題作ではありますが、映像化の情報はありませんでした。
漫画だけでかなりのインパクトを与えた作品ですので、映像化するとなると賛否を含めてかなり話題になることは間違いないでしょう。
もしもアニメや実写となる情報があれば、またこちらに追記していきます。
まとめ
漫画『夫を捨てたい。』はいくたはなさんのコミックエッセイです。
ワンオペ育児の辛さがリアルに描かれています。
産後の子育てについて思い出しながら、色々なことを考えさせられる作品でした。
途中まで無料で読めるサイトもありますが、最後まで読める有料電子書籍配信サービスもたくさんあります。
2021年9月現在、アニメ化も実写化もされていません。
産後の育児を一人ぼっちで行うのは本当につらいもの。身も心もズタズタボロボロになってしまいます。
経験者ママさんたちはもちろん、現在進行形でワンオペ育児真っ最中のママさん、そして旦那さんたちにはぜひ読んでほしいと思います。
ママが壊れる前に何とかしてあげてください。