テレ朝の人気ドラマ『相棒23』。若者からお年寄りまで、幅広い世代に人気のある刑事ドラマです。
ここでは、2024年12月18日に放送された『相棒23』第8話「瞳の中のあなた」のネタバレあらすじをまとめています。
見どころも紹介しています。ぜひ読んでみてください。
『相棒23』 第8話「瞳の中のあなた」ネタバレあらすじ
\\📣今夜9️⃣時放送 // #相棒23 第8話『瞳の中のあなた』✨
視覚障害のある女性・藍里(#森マリア)
の伴走者を務めていた薫(#寺脇康文)が
ランニング中に刺される事件が発生💥女性が“目撃”した犯人の正体とは…!?
右京(#水谷豊)の推理が隠された真相に光を当てる!#相棒 #aibou— 相棒 (@AibouNow) December 18, 2024
『相棒23』 第8話「瞳の中のあなた」のネタバレあらすじをまとめました。
亀山は、目が見えない人にランニングを楽しんでもらうために、伴走して走る伴走者のボランティアに参加していた。
亀山が一緒に走っていたのは、不運な事故で失明してしまった三郷藍里という女性。
2人は順調に走っていたが、突然何者かに襲われ、亀山はナイフで刺されてしまう。
角田課長から知らせを聞いた杉下は、病院へ向かう。
幸い、亀山の傷は、それほどひどいものではなさそう。
杉下は、亀山と藍里から襲われた時の状況について話を聞く。
藍里は、犯人から除光液の匂いがしたと教えてくれた。
亀山は、左手にナイフを持っていたことから犯人は左利きだろうと言う。
また、犯人が藍里ではなく自分にナイフを向けてきたため、自分が狙われたのだろうと言った。
しかし、藍里は、「本当にそうだったのか」と不安そうにつぶやく。
そこへ、藍里の同僚である野瀬匠がやってきた。
藍里と野瀬は、同じ花屋で働いている。
野瀬は、いつも藍里の伴走者もしているという。
杉下と亀山は、藍里と野瀬が働く花屋を訪れる。
そこで、店長から、藍里が失明した原因となった事件について話を聞く。
その事件とは、2年前に起きた「墨川区専業主婦撲殺強盗被疑事件」。
藍里は、たまたま強盗の現場に遭遇し、強盗犯の顔を見てしまい、その時に犯人に腕をつかまれた。
そして、その腕をふりほどこうとしたところ、目に傷を負い、失明してしまったのだ。
藍里は気を失っていたが、騒ぎを聞きつけた隣の住人に保護されている。
現場には、犯人のものだと思われるコンタクトレズが落ちていたが、まだ犯人は捕まっていない。
次に、杉下と亀山は、藍里に話を聞きに行く。
藍里は、あさって手術を受けるらしく、成功すれば目が見えるようになるという。
犯人の顔を見たのは自分だけなので、そのせいで自分が命を狙われたのではないかと考えたのだった。
手術をすることを伝えたのは、職場の人間と、伴走ボランティアのメンバーだという。
また、藍里の部屋には、服部道彦という人物からの現金書留の封筒があった。
藍里によると、服部は「命の恩人」らしい。
失明した後、藍里は、死ぬつもりで線路に飛び込もうとしていたが、服部によって助けられた。
服部は、その後、お金を送ってくれるようになったという。
杉下と亀山は、強盗に入られた尾澤勝臣に話を聞きに行く。
尾澤によると、事件の日は、妻と旅行に行く予定だったが、勤務先の区役所の課長が自殺し、旅行はキャンセルすることに。
尾澤が対応に追われている時に、家にいた妻が被害にあったという。
その頃、区役所では、横領事件が起きていたが、自殺した課長の犯行だということも確認されていた。
しかし、横領された2億8000万円のうち、5000万円の行方はわかっていない。
また、事件の前には、「税金泥棒」などと、家の壁に落書きされる被害にもあったという。
隣の家の壁も落書きされたので、塗り直しの費用は、小澤が負担したということだった。
帰り道、杉下は亀山に、塗装に使われる塗料の成分には、除光液に使われている成分の匂いと似ているものがあると話す。
塗装を手配したのは、小澤が代金を負担した隣の家の坪倉という男性だった。
杉下と亀山は、坪倉から聞いた塗装業者を訪ねる。
そこで話を聞いてみると、塗り直しを担当したのは、木浪という男性だということがわかった。
杉下と亀山は、木浪の家に向かう。
呼び鈴に応答がなく、ドアのカギは開いている。
中に入ってみると、木浪はすでに死んでいた。
室内からは、亀山を刺したナイフが見つかった。
木浪は、練炭自殺をしたように見えたが、首の後ろにスタンガンの跡があることから、殺人の疑いがあると杉下は指摘した。
犯人のものだとされるコンタクトレンズと、木浪のDNAが一致した。
さらに、木浪の部屋で見つかったナイフからは、亀山の血痕も確認された。
また、木浪の部屋から押収したカバンの中には、札の帯封が見つかり、そこからは尾澤の指紋が検出された。
尾澤を取り調べると、課長の仕業に見せかけて5000万を横領したことを認める。
しかし、木浪は殺していないと主張した。
藍里の伴走はいつも野瀬が行っていた。
しかし、亀山が刺された日は、たまたま仕事で野瀬の都合が悪く、亀山が伴走を務めていた。
ランニングの伴走者は、みんな同じTシャツにキャップ、さらにサングラスまでかけている。
杉下は、木浪は亀山を野瀬だと思って襲ったのでは?と考える。
杉下と亀山は、花屋に行き、野瀬に木浪の写真を見せる。
しかし、野瀬は木浪のことは知らないという。
藍里は、野瀬が疑われていることを心配し、野瀬はきっと「命の恩人」である服部だから、悪い人ではないはずだと特命係に訴える。
藍里は、声や腕の感触などから、「野瀬=服部」だと思っているらしい。
杉下も、野瀬がお店で書いていた伝票と、藍里の部屋で見た書留の筆跡から藍里の考えと同感だった。
杉下は、野瀬に藍里の自殺を助けた理由を尋ねる。
野瀬は病気で妹を亡くしており、妹は生きたくても生きられなかったのに、自殺をしようとするのが許せず、その後はなんとなく支え続けるようになったと答えた。
亡くなった妹は、聖洋病院に入院していたという。
野瀬の妹が入院している頃、木浪が聖洋病院で仕事をしていたことが判明する。
野瀬の妹は、海外での移植手術のため、高額な治療費が必要だったことがわかった。
さらに、藍里が犯人に捕まれた腕の傷は、右手で付けられたものであり、左利きの木浪がつけるのには不自然だと考えられた。
杉下は、野瀬が木浪の共犯者であったと推理。
野瀬にそのことを指摘すると、妹のためにお金が必要で強盗に加担したことを認めた。
そして、事件後に藍里のことが気になり、調べたら失明したことを知り、支えようと思ったと答えた。
尾澤の隣の家に住む坪倉が、スタンガンと練炭コンロを購入したことが確認される。
坪倉は、木浪殺害の犯行を認めた。
藍里の手術は無事に成功。
視力は戻り、目は見えるようになった。
杉下と亀山の顔も確認できて、うれしそうな藍里。
そこへ野瀬が現れる。
野瀬を見た藍里は、驚きと恐怖の表情で、「この人が犯人だ」と証言した。
しかし、目が見えるようになった藍里を見た野瀬が「よかった」とつぶやくと、苦しそうに「なんで?」と何度も繰り返した。
後日、藍里は、伴走者としてボランティアに参加していた。
藍里は、「野瀬のことを憎もうとしたけどできない」と言う
そんな藍里に、亀山は「無理に憎む必要はない」と言い、杉下は「野瀬から受け取ったものを、全部否定しなくてもいい」と声をかけた。
藍里は、「ありがとうございます」とお礼を言い、笑顔で立ち去った。
『相棒23』 第8話「瞳の中のあなた」見どころ
【本編切り出し動画 第8話】
相棒の危機に駆けつけると…🐢💥#相棒 #相棒23 #aibou pic.twitter.com/mTpC2bied6— 相棒 (@AibouNow) December 20, 2024
『相棒23』 第8話「瞳の中のあなた」の見どころは、ラストシーンです。
もう少し詳しく言えば、藍里が目が見えるようになり、野瀬と対面することとなったシーンですね。
辛くて悲しい現実が待っていたけど、奥にある愛情は消えないという素敵なシーンだったと思います。
憎しみ<愛情の藍里
目が見えるようになった藍里は、自分を失明させる原因を作った強盗犯が目の前にいることに驚き、さらにその犯人が自分をずっと支え続けてくれた大切な人物・野瀬だったことに気づきます。
目が見えるようになって嬉しい気持ちでいっぱいの藍里には、とんでもない悲しい現実が待っていたことになります。
犯人が大好きな野瀬であるとわかった時に、「なんで?」と何度も繰り返すシーンでは涙が出てしまいました。
そして、その後、「全てを憎み切れない」という藍里に、右京さんと亀ちゃんが「無理に憎んだり否定する必要なない」と声を掛けます。それに納得して笑顔を見せる藍里もよかったです。
絶望の中でも希望につながるハッピーエンドは、相棒でよく描かれます。個人的には、一番大好きな種類のラストでした。
藍里を演じれてくれたのは、森マリアさんです。
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- 名前:森 マリア
- 生年月日:2000年3月16日(現24歳)
- 出身:兵庫県神戸市
- 身長:163㎝
- 所属事務所:インセント
森マリアさんは、『神戸美少女図鑑』に掲載されたことで、イノセントからスカウトされました。
2018年に『咲-Saki-阿智賀編episode of side-A』で映画デビューをし、その後、ドラマやCMなどでも活躍されています。
目が見えない藍里を、上手く表現されていましたね。透明感があって純粋なイメージも、森マリアさんにぴったりでした。
これからの活躍も期待しています。
恐怖<喜びの野瀬
藍里を一番近くて見守り、大切にしてきた野瀬は、藍里を失明させた張本人でもありました。申し訳ない気持ちから始まった藍里のサポートですが、こてまりでも話していたように、藍里に対して、それ以上の愛情が芽生えていたことは事実でしょう。
それがしっかりと伝わったのがラストシーンです。
藍里の目が見えるようになり、自分が強盗犯だときつい口調で言われても、第一声に出てきた言葉は「よかった」でした。自分の身のことではなく、藍里を誰よりも気にかけ、誰よりも視力が戻ったことを喜んだのが野瀬なのでしょう。
感動的なシーンでした。
そんな野瀬を演じてくれたのは、レイニさんです。
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- 名前:レイニ
- 生年月日:1998年8月24日(現26歳)
- しゅっしん:東京都
- 身長:180㎝
- 血液型:AB型
- 所属事務所:トライストーン・エンタテイメント
レイニさんは、ミュージシャンとしても活躍されている俳優さんです。
16歳からアメリカで4年間を過ごし、そこでの高校生活の中、音楽の道を志すことになりました。
俳優としては、 2023年に『レジェンド&バタフライ』などに出演されています。
犯人なのか違うのか・・。『相棒23』 第8話「瞳の中のあなた」では、そんなミステリアスな感じがする演技が素晴らしかったですね。
これからの活躍も期待しています。
まとめ
【全てを否定する必要はない】『相棒23』 第8話「瞳の中のあなた」ネタバレあらすじ 見どころについてまとめました。
- 『相棒23』 第8話「瞳の中のあなた」のネタバレあらすじを紹介
- 『相棒23』 第8話「瞳の中のあなた」の見どころはラストシーン
次は、いよいよ元旦スペシャルです。
なんだか月日が経つのが早いですね。放送を楽しみに待ちましょう。